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高校生のなりたい職業トップは、やっぱりあれ。大事なのは「何になるか」より「何をするか」

結果は、予想どおりでしたね。

LINEヤフー株式会社が、
全国の中学生、高校生の男女を対象に、
なりたい職業やその理由、
「大人になること」のイメージについて調査しました。

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女
実施時期:2023年11月13日~2023年11月15日
有効回収数:1047サンプル

高校生のなりたい職業は
男女とも「国家公務員・地方公務員」。
男子は全体の10%が、女子は6.9%が選びました。

中学生でも傾向は似ていて、
男子は6.5%で1位、女子は4.2%で3位でした。


他の選択肢に、
「教師・教員・大学教授」や
「警察官・消防官・自衛官」があるので、
「国家公務員・地方公務員」は、
主にオフィスワーカーである公務員を
イメージしたものだと思われます。

なりたい理由として、
「収入が安定している(中3男子)」
「親が公務員だし、
給料が安定していると思ったから(中1女子)」
「安定しているイメージがあるから(高3女子)」
という回答がありました。

一方で、
「都市、街づくりを志しているから(中2男子)」
「国のために働きたいから(中1男子)」
「地方に関わりたいから(高2男子)」
「人々の暮らしと生活をその縁の下から支えたい(高3女子)」
という回答もありました。


ぼくが就職した2003年は、就職超氷河期。
同級生の中には、
100社エントリーして
1社も試験に呼ばれなかった人もいました。

そんな不況下では、
就職先として公務員の人気が高まるのが常道で、
県職員の採用試験会場で
高校の同級生に何人も再開しました。

「おー、お前も受けるんや?」
「親が受けとけって言うからな」

幸運にもぼくは試験に合格し、
県職員として働き始めることができました。

ぼくが県職員になりたいと思ったのは、
教育委員会の仕事をしたかったからです。

当時は日本の教育の大きな転換期と言われていて、
学校での少人数指導や少人数学級編成といった仕組みが
導入され始めていました。

そんな時期に、
法学部で学んだことも生かして
教育行政に携わりたい。
日本の数少ない資源である「人」が育つプロセスを
よりよいものにしていきたい。
そんな思いを志望理由書にぶつけました。

そして、幸いにも、
最初の配属先として
教育委員会で働くことができました。
(希望者がいなかったため、というのは噂です)

その後、私立学校に関する仕事にも携わり、
プライベートでは
子ども会やPTAの役員を務めることになり、
「教育」や「子ども」に関わることが
ぼくの人生において
大きな部分を占めるようになりました。

「人」の育ちを応援したい。
これが、ぼくのライフテーマのひとつです。

大事なのは「何になるか」より「何をするか」。
子どもたちには、既存の枠にとらわれず、
自分のしたいことを
制約なく考えてほしいです。

ぼくは、
それを受け止め、共感し、
全力で応援していこうと思います。
「それ、めっちゃええやん!」って。

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