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学び≒遊び。

実験内容

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家の近くに公園がある。小さな公園だ。あるのはすべり台のみ。他はベンチが3つあるだけの小さな小さな公園。少し離れたところに大きな公園がありそちらのほうが大人気である。ここで、一つの取り組みを実施してみた。土の上に絵を書いてみた。公園の入り口付近に、アンパンマン・ドラえもん・ピカチュウ・ミッキーなどなどである。そしてそのさきに大きな四角を書き、「おえかきコーナー」と記入してみた。

起きたこと

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少し時間が経つと、若いお父さんと3歳くらいの子どもがやってきた。小さな自転車に乗って、お父さんとやってきた。公園に入ったが、気づいた様子はなく、唯一の遊具、すべり台に向かっていく。あれ?気づかなかったか・・・と落胆していたそのとき!!!お父さんが「アンパンマンいるよ」と子どもに見せながら、子どもが喜んでいる。その後、お父さんが新たなアンパンマンを描きながら、子どもも横から書き始めた!やったーと思い、一度部屋に戻り、数時間後同じ公園の様子を観察に戻ってみると。。。なんと四角の枠に入っているか入っていないかのところに、アンパンマンが描かれていた。

感じたこと

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みていて感じたことは、遊んでもらいたい人≒子どもに気づいてもらうために、「父親」という最も信頼のある人物から誘ってもらうことが大切だということ。

いくつか絵を描いているものの一つをマネし、アンパンマンを描いたこと。

これは、大人になっても同じなのでは?と感じている。前者は、憧れの人をマネするように新しい挑戦を重ねながら経験を増やしていくこと。後者は、いくつかの事例を元に、本人の好むやり方を実践してみるということ。に他ならない。年を重ねるうちに、良くも悪くも自分のやり方が生まれ、新たな方法を模索する必然性は低くなる。そんなときに、ふと子どものまねる姿勢を重ねつつ、果たして自分は、子どものようなあくなき探究心と好奇心で世の中を捉えているだろうか・・・その気持ちがなくなったときに、成長が見えにくくなるのかもしれない。大人になるって果たしてなんだろうと思う「公園のお絵かき」でした。笑

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