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ごちゃごちゃした日々をシンプルに生きる Jターンに当てはまるらしい?美馬牛から世界へ

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2020年振り返り | 好きと嫌いとわがままと

すでに1月が四日も過ぎようとしている。 年末年始感ないわ〜とか言いつつ、自分のマインドをリセットする意味合いで非常に有意義な時間だ。世間も一年のねぎらいモードになっており、外の寒さも相まって人からはより温かみを感じる。 さて、ここらで一度気持ちを切り替えるためにもnoteにまとめておこうか。 - 2020年を一言で表すなら「好きがブレない年」好きなものが好きじゃなくなるのはどうしようもなく苦しくなってしまう。 飽き性の自分には毎年つきまとう悩みであった。 が、自分の中の飽き

    • 脱徒然 10話「東京」

      高校時代の教師の訃報の情報が目に入った。 実際に授業を受けた方では無かったもの言葉は交わしたことがあっただけに驚きが隠せない。69という年齢だった。 何があるかわからない。 言葉以上に今は重くのしかかる。 コロナによって脱東京の雰囲気は今もなお漂い続けている。 東京に行けないのは非常に辛い。東京の悪友たちや大学時代を共にした戦友たちに会いに行きたいのが本音である。 大学時代は学生団体に入ってこともあり、3ヶ月に1回のペースで東京に行っていた。そんな時にいつも泊めてくれてい

      • 脱徒然 9話 「思い立ったがグリーンカレー日」

        毎日投稿すると息巻いたのはいいがひさびさにアップする。 もはや脱徒然を書いていた日が懐かしさすら感じている。懐かしいといえば、Facebookの○○年前の今日みたいな過去の思い出機能が僕は好きだ。 3年前の今日、僕は東南アジアをバックパッカーとして歩いていた。 深夜バイトで稼いだお金を握りしめ、10㌔以上するカバンを背負い歩いていた。 目的はフィリピンで知り合ったタイの友達に会いに行くことだった。 当時、ただ会いに行くだけではつまらないとマレーシアからバンコク、チェンマイ

        • 脱徒然 8話「竹馬の「友」と酒を飲む」

          J〇CAで海外に行っていた友人が返ってきたのは今年の3月のことであった。 慰めや同情などよりも先言ったことは「飲むぞ」であった。 昔から趣味も好みも全く合わなかったが保育園から高校まで同じ且つ家が徒歩1分の距離であったため、気心の知れた間柄である。遠慮も躊躇もなく誘ってしまった。 このご時世どこも開いてなんかいないので、家の離れで自家製焼き鳥を作った。 ただ「肉」を串に刺すだけと思うことなかれ。 くくられた「肉」はネギま、豚バラ、つくね、砂肝。 どれも味付けが違うので刺す

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          脱徒然 7話「ぽつり釜飯」

          「閉まってる。」 車で待つ彼女に伝えた言葉でよりおなかが減る。 去年の3月の春休みに彼女と九州旅行に行った2日目 午後8時、どこもかしも閉まっている。 昼間は湯布院から高千穂、黒川温泉を巡っての運転三昧であった。 二人の空腹はピークに達していた。 コンビニは確かに空いているが、せっかく九州まで来たのにそれはかなりもったいないと思いグーグルマップで探して4件目。 閉店と同時に到着。無念。 コンビニ飯かと残念がっていた矢先にぽつんと小さな釜飯屋を発見。 やっているのかやっ

          脱徒然 7話「ぽつり釜飯」

          脱徒然 6話「モンスタードリンク」

          どうもハマるという行為がある度合いを超えるとそれはもう中毒と呼ぶらしい。 きっかけは些細なものであった。 高校時代、ほぼ一夜漬けに近いテスト勉強を乗り越えるため、黒光りした緑色の爪痕マークがトレンドマークの飲み物を近くのコンビニで購入したことが始まりだった。 別に美味しくもないが、不味くもない。ただ、眠気という眠気が吹き飛ぶ。一日が長くなると当時は阿保丸出しで喜んでいた。 そうすると今度はテスト以外でも飲み始めようになってしまった。 幸いにも高校生のお小遣いでは到底何十本も

          脱徒然 6話「モンスタードリンク」

          脱徒然 5話「できそこないの料理たち」

          自炊の写真を最近は良く撮るようになった。自分の食べているもののチェックをする意味で始めたのだが、ライブラリに食べ物の写真でうまっていくのは気分が良い。 しかし、毎度毎度うまく料理ができるわけではない。 破裂した春巻き、辛すぎたカレー、焦げた肉、生焼け肉、味のしないスープ。 どれほどできそこないの料理を生み出してしまったことか。 それでも、うまくできた料理よりも印象に残りやすいのはおもしろい。 できそこないからもたくさんのアイデアが得られる。 弱火で炒めるということ、塩加減

          脱徒然 5話「できそこないの料理たち」

          脱徒然 4話「山盛りのレタスと油淋鶏」

          実家が北海道のど真ん中にある。大学時代は、滋賀で過ごしたこともあり、片道で12時間かかる。そのため一年に一回ほど帰省できたら上々であった。その結果、僕の帰省もちょっとしたイベントのようなものになってしまう。 地元の友達(中学まで同級生10人であった。)もみんな散り散りになって帰省の目的も家族との時間を過ごすことと、一人でのんびりすることのみである。 「何食べたい?」 帰省が近づくとかならず母からこのメッセージが届く。 この質問に対して即答レベルでリクエストするメニューがある

          脱徒然 4話「山盛りのレタスと油淋鶏」

          脱徒然 3話「卒業式に一本のごぼう」

          某ウイルスによって大学の卒業式は中止となった。 大学の卒業式にはもともと参加するつもりがなかったの。中止自体はまったくもってどうでも良いというのが本音である。しかし、晴れ着をキャンセルした話をしていた友達の悲しげな表情やどこにぶつけたらよいかわからない怒りと悲しみが充満したSNSのタイムラインを見るとやるせない気持ちになる。 いや、僕はごぼうの話がしたいのだ。 そう、あれは高校の卒業式。式を終えて懇親会のようなものに向かうために友達を待っていた僕は、後輩からごぼうを渡され

          脱徒然 3話「卒業式に一本のごぼう」

          脱徒然 2話「深夜炒飯」

          〇月✖日 土曜日 PM22:00 僕は炒飯をふっていた。二人上司がいるのだが、仲が悪いのか全く逆のアドバイスをして僕がどっちの肩をもつのか試してくる。 〇月✖日 日曜日 PM22:00 僕は炒飯をふっていた。店じまいした居酒屋の店長が炒飯をほめてくれる。悪い気はしない。 〇月✖日 水曜日 PM22:00 僕は炒飯をふっていた。美人で器量のある先輩が辞めてしまって悲しい。 〇月✖日 木曜日 PM22:00 僕は炒飯をふっていた。昼ドラみたいな男女の泥沼劇を目の当

          脱徒然 2話「深夜炒飯」

          脱徒然 1話「それは、つるむらさき」

          「夏はつるむらさきだけ食べるんよ」 はじめて、つるむらさきという言葉を聞いて全くもって想像ができなかった。 芋の一種?キャベツ?茄子? 気になってそれについて聞いてみた。 ねばねばしている、夏に食べる、納豆嫌いでも食べられる ?が増えると同時にそれに対して、俄然興味がわいてきた。 オクラじゃだめなのかそれだけ食べてもおいしいのか。 大学の帰り道のスーパーでそれを探した。 だけど、それは見つからなかった。 どうしても買いたかった僕は、自転車でスーパーマーケットにまわれるだけ

          脱徒然 1話「それは、つるむらさき」

          エッセイをはじめます

          「そうだエッセイを書こう」 自分の思っていることをつらつらと書き留めておきたいという気が最近強くなった。 理由はそう、感化されたのである。 「とりあえずウミガメのスープを仕込もう。」 食べ物にや料理に関して作者が思うこと、それにまつわるエピソードをまとめたエッセイ集であるが、これが僕を虜にした。 自分の考えを何度も何度も書き直し洗練していくような文章も、その場の感情で一筆書きのごとく勢いで書く文章も最近は残しておきたいと思えない。 「一つのことにまつわるエピソードを色あ

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