もじフェチな私が旅先で撮ったもの
なぜだかわかりませんが、
物心ついたときから文字が好きです。
達筆な手書きの文字にも憧れますし、
ちょっと癖のあるフォントも素敵だなと思います。
意識して撮り溜めているわけではないのですが、
旅先で心惹かれる看板文字などに出会うと
ついつい写真に残してきました。
「ちょっと変わった蒐集エピソード」を募る
#私のコレクション企画に便乗しまして、
文字にまつわる旅の写真たちを集めてみました。
①「脱帽」
高野山のお寺で。
たった2文字の放つ存在感で、
ここから先が厳格な場所なのだと分かります。
「脱帽する」ということばは現在でも
「感服する」という意味で使われますが、
仏教由来の言葉って身近なところにいろいろあり
その意味を考えるとなかなか面白いです。
同じく高野山にて。
標識に添えられたイラストがかわいいです。
②「草津ホテル」
「ホテル」の「ホ」の字が
平仮名の「 こ (古の変体仮名) 」に似ていて
かわいいなあ、と思いながら撮りました。
↓まさに「こ(古)」が使われた看板。
大学のときに文学部で変体仮名を学びましたが
ぜんぜん読めるようになりませんでした。
③「←東福寺駅」
早朝、京都を街歩きしていて見つけたもの。
壁に映った影と相まってなんだかいい感じでした。
こちらも矢印で方向を示した「出口」。
おなじく京都市より、京セラ美術館の一画です。
シンプルにまとまったかわいいデザイン。
文字だけでなく、こういった案内表示?や
マンホールなんかも気になってしまいます。
京セラ美術館のすぐ近くには
漢字で書かれた看板がおしゃれな「蔦屋書店」も。
④「六波羅蜜寺」
空也上人立像で有名な六波羅蜜寺。
字の達筆さと、堂々と書かれた様が素敵。
⑤「善光寺」
長野、善光寺。
特徴的なフォントだなと思っていたら、
「善」の字にある動物が隠されているんですね。
⑥「六甲山ジンギスカンパレス」
神戸、六甲山。
文字が踊っているかのようなフォントが
夜に光るネオンにとてもマッチしています。
番外編「坊っちゃん」
愛媛、子規堂。
看板文字とはまた違いますが
作家の直筆の原稿なども見ていて楽しいです。
愛媛は「文学のまち」とも言われるとおり
夏目漱石や正岡子規ゆかりのものが多く
一緒に行った姉(高校の国語教師)が
とっても楽しそうでした。
以上、もじフェチの私が旅先で出会った
素敵なもじたちでした(誰得な内容ですみません)
かわいい看板や文字をご存知の方は
ぜひ教えてください ˎˊ˗
読んでいただきありがとうございました 𖧷
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