『恩恵／Grace』 note神話部6月のお題企画作品集
6月は「恩恵／Grace」をテーマに作品を募集しました。
5名もの方々にご参加頂き、たいへん嬉しく感じております！ 本企画が様々な世界の神話・個人の神話の扉を開き、また参加者同士の交流にお役立て頂けましたらまことに幸いです。
作品紹介の後には翌月のお題発表もありますので、最後までゆっくりとお楽しみください！
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吉田翠さん／風の民
農夫と牧師のシニカルな対話が「神のお恵み」を浮き彫りにする。カンザスの地の歴史、迫害を受けた風の民の言い伝え。掌編1000字とは思えない奥深い物語です。
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悠凛さん／今、そこに在るものに
恵みとは何か？と問われ、地場くんの秀逸な回答にぐうの音も出ない一同。恵みを求めて祈るのか？ 神話があるから祈るのか？ 否、今そこにあるものに感謝するのです。
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笹塚心琴さん／Drum 'n' Bass
鮮烈なモノローグ。発話者はDrum 'n' Bassのリズムに乗って「痛み」の意味について畳み掛けてくる。ミラーボールの輝きとダンスホールの熱狂に飲み込まれるように、読めば誰もが恩恵を知る。
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矢口れんと／サロルンカムイ
タンチョウ、アイヌの言葉でサロルンカムイ。恵みをもたらす湿原の神。もし番の片割れを失ったら、どんな声で啼くのだろうか。民族の神話から生まれた恋愛詩。
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すーさん／一番の恩恵
一番の恩恵とは何か？ 富を得ること、運が巡ってくること、正直であること。どれも一番ではない気がする。「金のものですか、銀のものですか」と聞かれたとき、あなたはどう答えますか？
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【2022年7月のお題発表】
2022年7月のお題は「合成獣／CHIMERA」です。
神話ならではのお題が来ました。竜の顔に獣畜の体を持つ麒麟、獅子の顔に蛇の尾を持つキマイラ。世界各地に伝承があり、瑞祥の徴にもなれば悪魔の使いにもなる合成獣。ファンタジーに留まらず、さまざまな発想・手法で書かれた作品を期待しています！
締め切り：2022年6月26日（日）厳守
作品発表：2022年7月4日（月）予定
使用タグ：#mymyth202207
参加時の注意点を記事末のリンク先に記してありますので、必ずいちどはお読みください。
それでは今月も奮ってご参加ください！！
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【常時作品募集】
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【note神話部リンク集】
note神話部目次が《部活動記録》と《個人活動記録》に分かれて一新しました。悠凛さん、ありがとうございます！
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ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います！