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教育の仕事で何かを提案するときに直面する難しさ

どうもレモンタイム🍋です。

教育業界で何かを提案するときに直面する難しさについて書きます。


本来、1人1人の違いを認めていく教育には、競争は生まれないはず。だってみんな違ってみんないい、から出発するはずだから。徒競走など競争を楽しむ場面以外に、競争が生まれるとすれば、自分の中に「あの人みたいになりたい!(なりたくない!)」がある時に、「あの人」と比べる場合なんだと思う。

それはつまり、「あの人」の価値に比べて、自分の価値が近づいたり遠ざかったりすることである。

そのときに、競争に打ち勝つ手段として、自分の価値を高めると答えるのが優等生なんだろうけど、現実は違いますね。

相手の貶めて価値を下げることでも、競争に打ち勝てます。そしてこっちの方が楽です。砂のお城を造るのには時間がかかるけど、壊すのは一瞬ですよね。

いじめの構造の一端。

その人が一生懸命育ててきた価値を、自分の価値のためにはるかに楽な手間で台無しにする。


なんでこんなことを書いたかというと、教育業界で働く大人にとっても、どうやったら

競争に打ち勝つ手段として、自分の価値を高める

方向にいくんだろうって考えてるからです。

教育業界で教育を考える人たちは、みんな自分なりのいい教育への考えを持っているはず。ときに、それを戦わせてしまったり、論破合戦になったり、ひどいときは対立して貶め合ったりする。

特に授業研究などで外に向かって提案する場合には、どうしても「どうです、いいでしょう?」という姿勢での提案になるので、提案する方も、される方も競争心がわきやすい。これどうにかなればいいのに。


冒頭にも書いたように、本来、1人1人の違いを認めていく教育には、競争は生まれないはず。そして、これこそがいい教育だ!という唯一絶対の答えがない業界なので、人に自分の基準を強制できないはず

強制でなく「それよさそうだなぁ」と思ってもらう確率を高めるために、人の提案の価値を下げるのではなく、自分の提案の価値を高める方向に何ができるのかだと思う。


提案して、楽しそう面白そうといったポジティブな印象が与えられるようになったら最高なんだけどなぁ!🍋


ではでは。

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