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【全編無料】Goryoクラガン完全ガイドブック【流行れ】

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全国のクラガンウィッカーに向けて。 『Goryoクラガン』を1000戦以上回した筆者が『Goryoクラガン』について語れることを全て書きました。 クラガン初心者も、モダンの現状を…
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#モダン

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~デッキ紹介~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~デッキ紹介~

はじめに私には十分な時間があった。

そんな私の前に突如現れた『Goryoクラガン』。
それは、今までのクラガンの爽快感を失わないままに新たな快感(=御霊グル谷orエムラ)という気持ちよさまで手に入れたクラガンだった。
ひたすらMOを回すという日々を繰り返し、私は恐らく、世界で一番このデッキを回すことになった。
この記事を皮切りに、MTGの中で最も面白いデッキの一つである『Goryoクラガン』につ

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs赤黒想起~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs赤黒想起~

ここからは1000戦の対戦結果をまとめていく。ざっくり記しておくと、指輪環境前が350~400戦、指輪環境後が600~650戦のデータである。ここでは、指輪環境後を中心に語っていくことにする。

対戦結果

1000戦中、最も対戦したデッキである。指輪物語前から一番対戦数が多かったデッキだが、指輪物語で《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を獲得したことでデッキ数がさらに増加した。

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青赤猿~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青赤猿~

対戦結果

指輪物語の影響でトップメタから陥落したが、まだまだ対戦することが多いデッキである。
白をタッチしたものや《死の国からの脱出/Underworld Breach》を採用している型も対戦成績にまとめているが、ほとんどは純正のいわゆる『イゼットマークタイド』である。
※白が入っているものは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》に関しての記事をお待ちください。

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs独創力~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs独創力~

対戦結果

前回の青赤猿に続き、こちらもトップメタから陥落したアーキタイプである。
《頑強/Persist》を搭載したものや《異形化/Transmogrify》の枚数等、細かい違いは結構ある印象だが、ここではジェスカイカラーを基調としたtレン6の形をイメージして書いていく。

さて、対戦成績は47回で32勝15敗(勝率74.2%)、指輪物語後だけに絞ると19回で13勝6敗(勝率68.4%)となって

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsレン&オムナス~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsレン&オムナス~

対戦結果

プロツアーでは勝ち組になれなかったようだが、指輪物語で《一つの指輪/The One Ring》を得て強化されたデッキ。

また、《喜ぶハーフリング/Delighted Halfling》により《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》や《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》が1t早く出てくる可能性がある。

さて、対戦成績は

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsバーン~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsバーン~

対戦結果

時間効率よく回せるため、特にMOリーグには多いのだろうか。ただし、愛好家も多そうでガチ大会でもたまに結果を残したりするため、常に意識をしておく必要があるアーキタイプである。
昔ながらの《大歓楽の幻霊》や、最近は《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》や《乱動する渦/Roiling Vortex》を入れている形など、微妙に違いはあるが戦い方は総じて変わらない。

さて、対戦

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs緑トロン~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs緑トロン~

対戦結果

バーンに続き、愛好家が多いデッキである。バーン同様、昔から環境の波を泳いでいることは本当に尊敬する。クラガンもそうありたいものだ。

さて、バーンと大きく違うのは、指輪物語で大きな強化を受けたことである。《一つの指輪/The One Ring》により、軽いフィニッシャーが増えたのだ。その強化は、プロツアーでいくつもの緑トロンが好成績を残すほどだった。

対戦成績は41回で27勝14敗(

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsヨーグモス医院~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsヨーグモス医院~

対戦結果

名前が面白いデッキ。やばい病院であることは間違いない。
実際、"医院" と名乗るのはおこがましいような動きをする。そもそも、病院なのにメインの患者が "不死" って…。

そして、指輪物語で強化を得たデッキの一つでもある。

さて、対戦成績は36回で24勝12敗(勝率66.7%)、指輪物語後だけに絞ると22回で14勝8敗(勝率63.6%)となっている。

相性

結果からは「やや有利~

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs続唱サイ~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs続唱サイ~

対戦結果

最初はネタデッキかと思われたが、どんどん頭角を現してきたデッキ。
《断片無き工作員/Shardless Agent》《暴力的な突発/Violent Outburst》の2種8枚の続唱呪文から《衝撃の足音/Crashing Footfalls》をスピーディーに唱えるデッキである。

また、デッキに制約が掛かっているにも関わらず妨害手段に長けており、《暴力的な突発/Violent Outb

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsハンマータイム~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsハンマータイム~

対戦結果

続唱サイと同様、ネタカードと思われていたものがメタに食い込んできたデッキである。

《巨像の鎚/Colossus Hammer》を《シガルダの助け/Sigarda's Aid》や《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》または《再鍛造/Forge Anew》によってタダで装備させるデッキとなる。

《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でのサーチもあり、想像以

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs死せる生~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs死せる生~

対戦結果

続唱サイと同じく、《断片無き工作員/Shardless Agent》《暴力的な突発/Violent Outburst》をフル搭載したデッキである。続唱呪文から唱えるのは《生ける屍/Living Death》を待機呪文にリメイクした《死せる生/Living End》である。

《死せる生/Living End》を唱える前にサイクリング付きのクリーチャー達を墓地に送り込むのだが、その部分で

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsアミュレット~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsアミュレット~

対戦結果

トロンと肩を並べる代表的な土地コンボ。《精力の護符/Amulet of Vigor》を出した状態で《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》のような "おかえりランド" を出すことでマナ加速するデッキである。
護符×1の状態でおかえりランドをセットすると2マナ、護符×2の状態ならランドセットだけでなんと4マナも出すことが可能になる。

さらに、《イリーシア木立のドラ

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青黒指輪コントロール~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青黒指輪コントロール~

対戦結果

指輪物語後、新たに現れたアーキタイプその1である。
《否定の力/Force of Negation》と《緻密/Subtlety》のピッチスペルを多めに搭載し、失ったアドバンテージを《一つの指輪/The One Ring》で回復するコントロールデッキである。指輪を探すカード+アドバンテージを稼ぐカードとして、こちらも指輪物語から《サウロンの交換条件/Sauron's Ransom》が採用

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsフードコンボ~

Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsフードコンボ~

対戦結果

指輪物語後、新たに現れたアーキタイプその2。到達点は《サムワイズ・ギャムジー/Samwise Gamgee》と《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》+サクリ台(例えば《臓物の予見者/Viscera Seer》)での無限ドレインだ。

大量のマナクリーチャーから、フル搭載している《集合した中隊/Collected Company》と《召喚の調べ/Chord of Calli

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