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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsハンマータイム~
対戦結果
続唱サイと同様、ネタカードと思われていたものがメタに食い込んできたデッキである。
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《巨像の鎚/Colossus Hammer》を《シガルダの助け/Sigarda's Aid》や《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》または《再鍛造/Forge Anew》によってタダで装備させるデッキとなる。
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《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でのサーチもあり、想像以上に安定した動きを見せるデッキである。
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さて、対戦成績は36回で16勝20敗(勝率44.4%)、指輪物語後だけに絞ると18回で9勝9敗(勝率50.0%)となっている。
続唱サイと同じく、こちらも苦手なデッキの一つとなっている。
相性
結果の通り「やや不利」と言える。こちらは《稲妻/Lightning Bolt》や《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》があるが、それ以上に相手の攻め手が多く、対処しきれないことが多い。(そもそも弓使いは《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》にしかキレイに当たらず、そこまで強いとは言えない。)
自傷がほとんどなく、通常のデッキよりも大量のパーマネントを置いてくることはクラガン・御霊どちらのルートにも妨げとなっている。
メイン戦の考え方
スピード勝負になる。相手が完璧な回りをしたら、2~3tに御霊エムラ以外は負けると思ってよい。特に、後手の場合はGoryoクラガンが得意とする4t目が間に合わないことも多く、稲妻を持っていない場合は厳しい戦いを強いられる。
運よく、御霊ルートが手札に揃っている場合は《呪文貫き/Spell Pierce》を恐れずに攻めるのが基本だ。《呪文貫き/Spell Pierce》をケアできるころにはゲームが終わっているか、御霊ルートだけでは捲り切れないことが多い。
その他プレイング面では、稲妻の打ち所が難しい。本体に当てないと詰め切れないことも多いが、何よりも盤面を捌かないといけないことも多い。状況に応じて選択するしかないが、最序盤は盤面を整理するために使う方が有効だと感じている。例えば、相手先手1tの《エスパーの歩哨/Esper Sentinel》は1ドローされても後手番でサッサと除去することをおススメする。放っておけば2tに何をされるかわからないし、最速の動きでなくともどうせ1ドロー以上はされてしまうからだ。
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11マナ要求されることも
【メイン戦のつよさ】
クラガン+グル谷ルート…☆☆☆
クラガン+エムラルート…☆☆
御霊+グル谷ルート…☆☆
御霊+エムラルート…☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆
サイドボード論
苦手意識があるので、それなりにサイドボードの枠を割いている。特に、《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》はX=1で置いておくだけで相手の動きを牽制できるカードだ。また、《四肢切断/Dismember》は相手の意表を突けることがあるため有効な除去手段である。敢えて、サーガや魂の洞窟だけ立たしておき、「除去はない」と思わせることで、ハンマーを空振りさせたり《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》を除去することができる可能性がある。
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《カルドラの完成体/Kaldra Compleat》を除去できるカードでもある
…とまあ、それなりにサイドボードを取れて五分くらいに持っていけそうではあるが、相手のサイドボードで忘れてはいけない存在がある。
そう、「クラガンウィッカー殺し」の異名を持つ《救済の波濤/Surge of Salvation》だ。(なんならメインから入っている可能性もある。)
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このカード、クラガンのキャストスタックで打たれるとETBの対象が自分しかいなくなるのだ。
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美しくすらある
たった1マナで全てがひっくり返ってしまうため、このマッチアップでは例外的にクラガン達を減らすことにしている。
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思考囲いと寓話はどちらも後手でそこまで強くない。お好みで。
【サイド後のつよさ】
クラガン+グル谷ルート…☆☆
クラガン+エムラルート…☆☆
御霊+グル谷ルート…☆
御霊+エムラルート…☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆
おわりに
ブン回られるとどうしようもないマッチの一つであるため、相手がブン回らないことを祈ろう。もしくは、2tか3tにエムラを走らせて塵にしてしまおう。
次回予告
![](https://assets.st-note.com/img/1691459889900-hIHGOe9hoV.png?width=800)
次→(https://note.com/lelougelion09/n/n4037f5318962?magazine_key=macf33d4cb93f)
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