るるげりをん

Magic: The Gathering ≪クラガンウィックの死体焼却者/Cragga…

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Magic: The Gathering ≪クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator≫を使ったデッキを回す人。 #梅澤キャリクス哲子

マガジン

  • 【全編無料】Goryoクラガン完全ガイドブック【流行れ】

    全国のクラガンウィッカーに向けて。 『Goryoクラガン』を1000戦以上回した筆者が『Goryoクラガン』について語れることを全て書きました。 クラガン初心者も、モダンの現状を確認しながら読める記事となっています。

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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~デッキ紹介~

はじめに私には十分な時間があった。 そんな私の前に突如現れた『Goryoクラガン』。 それは、今までのクラガンの爽快感を失わないままに新たな快感(=御霊グル谷orエムラ)という気持ちよさまで手に入れたクラガンだった。 ひたすらMOを回すという日々を繰り返し、私は恐らく、世界で一番このデッキを回すことになった。 この記事を皮切りに、MTGの中で最も面白いデッキの一つである『Goryoクラガン』について、これでもかというくらい語り尽していこうと思う。 私事ではあるが、現在は諸

    • Goryoクラガンの完全ガイドブック ~マリガン基準~

      今回はマリガン基準について。サイド後は対戦相手にもよるので、ここではメインボードの「対戦相手不明」状態でのマリガン基準を考えていく。 はじめに 私はかなり感覚でデッキを回してしまう人間なので、デッキを魔改造している最中、マリガン基準というものをきちんと言語化せずにいた。ふわふわリーグを回していると、どうにも安定感のない動きだった記憶がある。 そんなとき、私の前に《大祖始、けみこ氏/Mr. Chemiko, the master of the Craggan cult.》

      • Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsフードコンボ~

        対戦結果 指輪物語後、新たに現れたアーキタイプその2。到達点は《サムワイズ・ギャムジー/Samwise Gamgee》と《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》+サクリ台(例えば《臓物の予見者/Viscera Seer》)での無限ドレインだ。 大量のマナクリーチャーから、フル搭載している《集合した中隊/Collected Company》と《召喚の調べ/Chord of Calling》によって全力でコンボを揃えてくる。 また、採用カードはデッキによって微妙

        • Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青黒指輪コントロール~

          対戦結果 指輪物語後、新たに現れたアーキタイプその1である。 《否定の力/Force of Negation》と《緻密/Subtlety》のピッチスペルを多めに搭載し、失ったアドバンテージを《一つの指輪/The One Ring》で回復するコントロールデッキである。指輪を探すカード+アドバンテージを稼ぐカードとして、こちらも指輪物語から《サウロンの交換条件/Sauron's Ransom》が採用されている。 さて、対戦成績は19回で13勝6敗(勝率68.4%)となっている

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        Goryoクラガンの完全ガイドブック ~デッキ紹介~

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        • 【全編無料】Goryoクラガン完全ガイドブック【流行れ】
          15本

        記事

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsアミュレット~

          対戦結果 トロンと肩を並べる代表的な土地コンボ。《精力の護符/Amulet of Vigor》を出した状態で《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》のような "おかえりランド" を出すことでマナ加速するデッキである。 護符×1の状態でおかえりランドをセットすると2マナ、護符×2の状態ならランドセットだけでなんと4マナも出すことが可能になる。 さらに、《イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove》や《迷える探求者、

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsアミュレット~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs死せる生~

          対戦結果 続唱サイと同じく、《断片無き工作員/Shardless Agent》《暴力的な突発/Violent Outburst》をフル搭載したデッキである。続唱呪文から唱えるのは《生ける屍/Living Death》を待機呪文にリメイクした《死せる生/Living End》である。 《死せる生/Living End》を唱える前にサイクリング付きのクリーチャー達を墓地に送り込むのだが、その部分で指輪物語で強化を得たデッキである。 さて、対戦成績は45回で30勝15敗(勝率

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs死せる生~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsハンマータイム~

          対戦結果 続唱サイと同様、ネタカードと思われていたものがメタに食い込んできたデッキである。 《巨像の鎚/Colossus Hammer》を《シガルダの助け/Sigarda's Aid》や《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》または《再鍛造/Forge Anew》によってタダで装備させるデッキとなる。 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》でのサーチもあり、想像以上に安定した動きを見せるデッキである。 さて、対戦成績は36回で16勝20敗(

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsハンマータイム~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs続唱サイ~

          対戦結果 最初はネタデッキかと思われたが、どんどん頭角を現してきたデッキ。 《断片無き工作員/Shardless Agent》《暴力的な突発/Violent Outburst》の2種8枚の続唱呪文から《衝撃の足音/Crashing Footfalls》をスピーディーに唱えるデッキである。 また、デッキに制約が掛かっているにも関わらず妨害手段に長けており、《暴力的な突発/Violent Outburst》がインスタントであることも相まってクロックパーミッションのように振る舞

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs続唱サイ~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsヨーグモス医院~

          対戦結果 名前が面白いデッキ。やばい病院であることは間違いない。 実際、"医院" と名乗るのはおこがましいような動きをする。そもそも、病院なのにメインの患者が "不死" って…。 そして、指輪物語で強化を得たデッキの一つでもある。 さて、対戦成績は36回で24勝12敗(勝率66.7%)、指輪物語後だけに絞ると22回で14勝8敗(勝率63.6%)となっている。 相性 結果からは「やや有利~有利」に見えるが、体感だと「やや有利」くらいか。 初期ライフが高いことが多いのと

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsヨーグモス医院~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs緑トロン~

          対戦結果 バーンに続き、愛好家が多いデッキである。バーン同様、昔から環境の波を泳いでいることは本当に尊敬する。クラガンもそうありたいものだ。 さて、バーンと大きく違うのは、指輪物語で大きな強化を受けたことである。《一つの指輪/The One Ring》により、軽いフィニッシャーが増えたのだ。その強化は、プロツアーでいくつもの緑トロンが好成績を残すほどだった。 対戦成績は41回で27勝14敗(勝率65.9%)、指輪物語後だけに絞ると22回で16勝6敗(勝率72.7%)とな

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs緑トロン~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsバーン~

          対戦結果 時間効率よく回せるため、特にMOリーグには多いのだろうか。ただし、愛好家も多そうでガチ大会でもたまに結果を残したりするため、常に意識をしておく必要があるアーキタイプである。 昔ながらの《大歓楽の幻霊》や、最近は《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》や《乱動する渦/Roiling Vortex》を入れている形など、微妙に違いはあるが戦い方は総じて変わらない。 さて、対戦成績は73回で52勝21敗(勝率71.2%)、指輪物語後だけに絞ると48回で35

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsバーン~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsレン&オムナス~

          対戦結果 プロツアーでは勝ち組になれなかったようだが、指輪物語で《一つの指輪/The One Ring》を得て強化されたデッキ。 また、《喜ぶハーフリング/Delighted Halfling》により《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》や《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》が1t早く出てくる可能性がある。 さて、対戦成績は56回で33勝23敗(勝率58.9%)、指輪物語後だけに絞ると34回で17勝17

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsレン&オムナス~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs独創力~

          対戦結果 前回の青赤猿に続き、こちらもトップメタから陥落したアーキタイプである。 《頑強/Persist》を搭載したものや《異形化/Transmogrify》の枚数等、細かい違いは結構ある印象だが、ここではジェスカイカラーを基調としたtレン6の形をイメージして書いていく。 さて、対戦成績は47回で32勝15敗(勝率74.2%)、指輪物語後だけに絞ると19回で13勝6敗(勝率68.4%)となっている。指輪物語後の対戦回数を見ても露骨に数が減っていることは間違いないだろう。

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs独創力~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青赤猿~

          対戦結果 指輪物語の影響でトップメタから陥落したが、まだまだ対戦することが多いデッキである。 白をタッチしたものや《死の国からの脱出/Underworld Breach》を採用している型も対戦成績にまとめているが、ほとんどは純正のいわゆる『イゼットマークタイド』である。 ※白が入っているものは《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》に関しての記事をお待ちください。 さて、対戦成績は88回で61勝27敗(勝率69.3%)、指輪物語後だけに絞ると5

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs青赤猿~

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs赤黒想起~

          ここからは1000戦の対戦結果をまとめていく。ざっくり記しておくと、指輪環境前が350~400戦、指輪環境後が600~650戦のデータである。ここでは、指輪環境後を中心に語っていくことにする。 対戦結果 1000戦中、最も対戦したデッキである。指輪物語前から一番対戦数が多かったデッキだが、指輪物語で《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を獲得したことでデッキ数がさらに増加した。プロツアーも制したことから、しばらくは避けて通れないデッキとなるだろう。 さて

          Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vs赤黒想起~

          Goryoクラガンサイドボード論 第7.5回

          ~お知らせ~この記事を書き始めたころに、モダン環境は大きな変化があった。 つきましては、『Goryoクラガンサイドボード論』を第7回で終了することをお知らせします。 次回からは、指輪環境に合わせた記事『Goryoクラガンパーフェクト(?)ガイド ~指輪環境に負けるな~』を掲載予定です。 内容に関しては、 ・現在のGoryoクラガンの構築、カード紹介 ・『Goryoクラガンサイドボード論』第1~7回の再構成 ・まだ書けていないデッキの紹介 を考えています。 少し期間が空い

          Goryoクラガンサイドボード論 第7.5回