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Goryoクラガンの完全ガイドブック ~vsフードコンボ~
対戦結果
指輪物語後、新たに現れたアーキタイプその2。到達点は《サムワイズ・ギャムジー/Samwise Gamgee》と《大釜の使い魔/Cauldron Familiar》+サクリ台(例えば《臓物の予見者/Viscera Seer》)での無限ドレインだ。
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大量のマナクリーチャーから、フル搭載している《集合した中隊/Collected Company》と《召喚の調べ/Chord of Calling》によって全力でコンボを揃えてくる。
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また、採用カードはデッキによって微妙に異なり、少し読みにくい相手でもある。特に3マナ圏はいろいろいる。
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MO壊れちゃう
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さて、対戦成績は18回で12勝6敗(勝率66.7%)となっている。(指輪物語後のみ対戦アリ)
たまに当たる程度だが、意外と勝ち越しているなという印象だ。
相性
対戦回数が少ないため体感によるところも大きいが「やや有利」くらいの相性ではないかと考えている。
例のごとく、チューターを妨害する手段がないデッキに対しては、『Goryoクラガン』は十分安定した動きを見せる。また、こちらは《稲妻/Lightning Bolt》と《思考囲い/Thoughtseize》での妨害が可能だ。
メイン戦の考え方
稲妻があるとはいえ、あちらは生物コンボだけあって次々とクリーチャーが出てくる。当てどころは考えものだ。マナクリーチャーに当てたとしても、《サムワイズ・ギャムジー/Samwise Gamgee》をはじめ、主要クリーチャーは1~2マナだし…。
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私の考え方は、どちらのマナクリーチャーも焼く方が良いと思う。やはり、4マナ+α 圏の中隊・調べのコンビが相当プレッシャーである。コンボを完璧に止めるのは難しいので、とにかく相手の減速を第一に考えよう。減速させた上でコンボを決められなかったら仕方ない。これは、コンボデッキの対決なのだ。
また、思考囲いでも即コンボ成立が見えない限りは中隊・調べを狙っていこう。これは、『Goryoクラガン』使用時にチューターを抜かれるのが一番イヤであることから間違いないプレイだと思っている。
さらに、相手は当たり前のように食物・トークンを出してくるため、プレイングが上手な相手はうまいことライフをケアしてくる。《オークの弓使い/Orcish Bowmasters》を引いている場合、可能な限りダメージを与えておくことは重要なプレイングになる。特に、2枚目のオークをちらつかせてのチャンプアタックは相手が考える以上に重要な打点となるので、「どうやったら1点でも多く削れるか」を考えてプレイしよう。
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オークまで殴るかは賛否両論かもしれないが、2マナ立たせておけばブロックしづらいはずである
【メイン戦のつよさ】
クラガン+グル谷ルート…☆☆☆☆
クラガン+エムラルート…☆☆☆
御霊+グル谷ルート…☆(通るタイミングがない)
御霊+エムラルート…☆☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆☆
サイドボード論
除去を増やす。また、墓地を利用するコンボになるので《虚空の力線/Leyline of the Void》もサイドインしておこう。
サイドアウトは以下の6枚か。金太郎飴デッキではあるので、ハンデスはそこまで大きな効果がない。また、オークはタフネス1のクリーチャーにしか当たらないため、軍団の最期や四肢切断と入れ替える。除去を増やした分、稲妻を顔面に打ちやすくなったと思おう。
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ダニはサイドからの置物対策・サーガ対策
相手のサイドボードは非常に読みづらいデッキである。シルバーバレット戦略を取っていることもあり、メタに応じて細かくサイドボードを変えやすい特徴がある。
緑のサイドボードの定番である《忍耐/Endurance》《活性の力/Force of Vigor》は枚数こそ不明だが入ってくるとは思おう。また、《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》は結構危険なカードなので存在は意識しておこう。
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さらに、《塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower》《ドラニスの判事/Drannith Magistrate》《アゾリウスの造反者、ラヴィニア/Lavinia, Azorius Renegade》等の続唱対策がチューターに刺さるため、チューターの信頼度はやや落ちると思っておこう。
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ただし、あくまで生物は除去で落とせる。過度に意識する必要はないだろう。強いて言えば、チューター頼りの手札の場合はインスタントの除去をなるべく温存しておくことか。チューターが明ける前のターンに三銃士を出されるのが一番マズイからだ。
(テフェリーはそれすら許さないからバグってるんだよなぁ…)
【サイド後のつよさ】
クラガン+グル谷ルート…☆☆☆☆
クラガン+エムラルート…☆☆☆
御霊+グル谷ルート…☆
御霊+エムラルート…☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆
おわりに
書いていて気がついたのだが、実はモダホラ+指輪産のカードばかりのデッキである。
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クラガンや御霊でシャドウムーアや神河の怖さを教えてあげよう。
お知らせ
モダンは懐が深いので、紹介しきれていないデッキもありますが、ひとまずアーキタイプ毎の記事はここで終了予定です。
今後は未定ですが、完全ガイドブックと謳っている以上、マリガン基準くらいは記事にできたらいいのかなと思っています。
その他、記事にしてほしいことがありましたら、コメント欄やTwitter(@lelougelion09)にて受け付けておりますので、遠慮なくお知らせ頂ければと思います。
次回予告
![](https://assets.st-note.com/img/1691829828585-1mljKORYEE.png?width=800)
次→(https://note.com/lelougelion09/n/n97789b9f2992?magazine_key=macf33d4cb93f)
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