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2024年7月23日 目の前の仕事を大切に

 新人理容師のTさんは、今年の春に理容専門学校を卒業し、働き始めました。主な業務は、お客様のカット前後にシャンプーや髭剃りを行ない、フロアに落ちた髪の毛を掃除し、タオルやカミソリなどの道具を準備することでした。
 当初は緊張しながらも目の前の仕事に精一杯取り組んでいましたが、慣れてくるとカットやパーマなどの施術をしたいと思うようになり、自身の担当業務に対して、集中力を欠いた勤務態度になっていました。
 そんなTさんを見かねた店長が、営業終了後にTさんに声をかけ、Tさんの頭を洗髪しながら、シャンプーのポイントを教えてくれました。店長の行なうシャンプーは心地良く、Tさんは学ぶどころか不覚にも寝てしまったのです。
 店長からは「シャンプーだけでお金をいただけるぐらい努力してごらん」と言われ、Tさんは「雑用」と思っていた自身の業務の奥深さを体感したのです。
 与えられた目の前の業務に一生懸命に取り組めば、次の課題が見えてくるものです。日々研究と改良を重ね、レベルアップを目指しましょう。

今日の心がけ◆謙虚に努力を重ねましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年7月号より引用


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【1】 著者の個人的な感想

私も入社当初はひたすら草むしりをしていたものです。草むしり検定5級が取れるんじゃないかってくらい毎日やってましたね。

業務とぜんぜん関係ないし、業者さんのほうがきれいにしてくれますし、「なんでサービス業のオレが…?」って思っていましたが、「掃除は気づき」という言葉を先輩に聞いてからは”それなり”に真剣に取り組むようになりました笑

「小さな草に如何に気づけるか、これができればお客様の見えない希望や願望にも気づけるようになるぞ」

掃除を通して美点探しならぬ『汚点探し』をすることで気づきのアンテナが伸びるんだとか。確かそんな教えでした。ノリで言えば掃除をすると運気がUPするって感じでしょうかね。

というわけで。
一見関係ないと思える仕事でも本業に通じているというお話でした。きっと皆さんの仕事にも同じようなことがあるかもなので、雑用だと思える作業に遭遇したら、謙虚な姿勢で受け止めてみましょう。

さて朝礼では。

皆さんもTさんと同じ経験を一度はしたことがあるはずです。中小企業は人手が不足しやすいので、役職が上がっても雑用と思える仕事をしている人もいるでしょう。そんな自分を反省しつつ、努力していく気持ちをスピーチしてみましょう。


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【2】 意見を述べてみよう

今日は、Tさんのエピソードを通じて、改めて謙虚な姿勢が大切であることに…

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