働く大人を見て思ったこと3 〜初日イベント運営〜
こんにちは!れごです。
一昨日から続けている経験談です。良ければ前作からお読みください。
それではいきましょう!
聴覚過敏で大きな音が苦手なのだ。勝手に体力を音に吸い取られる感じ。
でもやるしかないと私は気合を入れた。
任務は小学生8人グループのリーダーとして先生1人と学生2人でサポートすること。
子どもたちは簡単な3DCGソフトで作ったカラフルな世界で宝探しをするゲームをプレイする。
そしてもう一つはゲームをプレイして更に面白くするアイデアを紙に書いてもらおうというというものだ。
つまり私はお喋りしながら側で見守れば良いのだが、イベントにはアクシデントが付きものだ。私はそれを身を持って体感することとなる。
イベント開始。早速100人ぐらいの子どもたち全員に1人1台のiPadを渡したところ、Wi-Fiルーターが機能しなくなり行き詰まる。
だから友達と私は私物のiPadを子どもたちに貸して別の回線で入ろうと試みたがそれも出来なかった。
そこで台数を半分に減らしたところ機能したため、グループの半分はゲームをプレイし、半分はアイデア出しに変更した。
私は流石にiPadが多すぎないかと思っていたためルーターがクラッシュしたのは案の定だったが、
いつの間にか仲良くなっている子どもたちはiPadを共同で使っていたため、ゲームをプレイしながらアイデアを出す同時進行型で進めたことは結果的に良かったと思う。
面白いことにゲームはフィールド上にライフルなどの武器も落ちている。
そしてゲームの仕様は、1つ宝を見つけると移動速度とジャンプの高さが上がる。上昇したジャンプ力でより高い位置(天空とか)にある宝を取りに行けるというものだ。
ところが子どもたちは始めの3つぐらいは宝を探すものの、それからはライフルで戦ったり鬼ごっこを始めた。
それもそのはず宝を1つ見つける度に速度とジャンプ力が倍になるのだ。宝を3つ見つけた頃にはアバターは制御不能の身体能力を手に入れ、
ジャンプをすれば宙を舞い、歩けばテレポート並に移動した。そりゃあ宝より身体能力とバトルを取るよな。
ちなみに頑張っていて宝を8個くらい取った子の世界は処理落ちしてクラッシュした。(宝10個あるのにコンプ出来ないじゃん)
一方その頃、アイデア出し。
ゲームに則って
1自分が操作したいアバター
2使いたい武器
3その他ゲームにほしい要素
をイラストで書いてくれた。
さあ、何が出てきたと思いますか?
どうやら小学生はみんな鬼滅の刃が好きらしい(怖くないの‥?)。
禰豆子と炭治郎人気がすごい。次にキティちゃんや創作キャラクター。そしてお絵かき大会の開幕。
使いたい武器については前作で紹介したゲストのプロゲーマーさんの影響もあってバズーカやチャージャーなど、完全に某ゲームに染まっていた(そこが子どもたちのかわいいところ)。
ここで午前の部が終了。2時間格闘した。午後は大学生のボランティアが担当していた別のアプリで遊んだグループと入れ替えだ。
お昼休み。大変なことに30分しかなかった。体調を崩しやすい私は結構限界を迎えていた。
余談ですが、私は体調が悪いと真っ先にご飯が食べられなくなります。
お昼休みはなんとかお菓子とサンドイッチを胃に入れ、残りの時間は落ち着く音楽を聴きながら机に突っ伏した(友達よ、心配かけてすまない)。
またまた余談。意外かもしれないが私は大のEDM好きだ。苦手な音でなければそこそこ大きい音で聴ける(むしろ周りの音を打ち消すために大きくする)。
お昼休みでは私たちボランティアはお昼ご飯を食べたが、社員たちは椅子に座りもしなかった。30分間ずっと誰かがせわしなく打ち合わせを続け、止まっている社員はいなかった。
疲労困憊の私は「大人ってすごいな。」とだけ思った。
そして午後の部。
やることは午前と同じだったのだが、既に午前とお昼を過ごした子どもたちだ。午後2時になればへとへとなのだ。
宝探しに夢中になるものの、徐々に眠くなる子どもたち。。。
ポツポツと寝始めた。
集中が切れる子も増えてきて私たちはじゃんけんや指スマで遊んだり、いつの間にか楽しいお喋りを始めていた(身につけた手袋が気になって聞いてきた子がいた。紙が苦手なんだよと伝えると驚いていた。聞いてくれてありがとう☺️)。
次第にふにゃふにゃになる会場が再び盛り上がったのは、ゲストのプロゲーマーが姿を現した時だった。
『〇〇さあ〜ん!写真撮って〜!×∞』。大人気。
充電切れの子どもたち以外の8割はプロゲーマーさんの元に集まり、私たちの仕事がなくなった。
その頃は私たちも疲れていた笑。
そして同じ学校の友達と地元の中学生と共に遊んでいた(私たちも子どもです)。
最後はグループの垣根を越えて全ての子ども(ボランティア含む)が遊んでいた笑笑。
それで良かったんだろうね。
予想外の出来事だらけな上、賑やかな場所で一日中動いた私は体調は限界だったものの楽しくて清々しい気持ちになっていた。
子供たちが帰り、iPadや装飾、机と椅子をしまって私たちは解散した。私もプロゲーマーさんと記念写真を撮った。
(車で1時間半かけて家に帰りました。倒れるように寝た記憶がある。)
しかし職業体験はまだ終わらない。
2日後、私は来年の企画書を作るために市内の会社へ向かった。
〜明日へ続く〜
職業体験一日目、いかがだったでしょうか?
終始へとへとな私目線で書いたので客観的に見るともっと落ち着いていたのかもしれませんね。全力で挑んできました。
明日は職業体験後半、初めての企画書作成&プレゼン準備です。これも目まぐるしく大変だったのでぜひ読んでください!
じゃあまたね!
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