二の腕から肩にかけてだるくてたまらない

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、13年前に転倒してヒビが入った二の腕がだるくてたまらないという方の治療例です。

【幸恵さん    80歳】

定期的に来院されてる幸恵さん。

1．幸恵さんの訴え

幸恵さん：この頃、左首から肩にかけてギューッとひっぱられるんです。
左肩から二の腕にかけてだるくてだるくて。
この肩に鍼だけでなくお灸もしてもらえませんか？

⒉幸恵さんの腕のだるさの原因

ばぁば：肩にお灸もしてみましょう。
ただ、その肩や首のだるさ、痛みは以前に転倒してヒビが入った左の二の腕に原因があると思うんです。

⒊だるい二の腕に優しいお灸の治療

さあ、肩にお灸をしますよ。熱いけれどガマンしてください。

幸恵さん：あーー気持ちいいー。熱いけれど、辛いところに熱さがすーと入ってきてすごく気持ちいいです。

ー1週間後ー

⒋二の腕に優しいお灸をした結果

幸恵さん：この間、肩にお灸してもらってその時は楽になったんですけど。
やっぱり二の腕から肩にかけて、だるくてたまりません。

5．骨折した二の腕には熱いお灸が必要

ばぁば：13年前に転倒して、その二の腕にヒビが入ったことがあったでしょ。
今までその二の腕に【知熱灸】を何回もしてきたけれど、やっぱり【透熱灸】がいると思いますよ。

【知熱灸】皮膚上に1センチ大のもぐさをのせて火を付け、熱さを感じたら取り除くお灸

【透熱灸】皮膚上に米粒大やゴマ粒大のもぐさをのせて火を付け、熱さを体の深部に浸透させるお灸

ヒビが入ってから13年も経ってるし、傷ついた骨は筋肉よりまだ奥でしょ。
そこにお灸の効果を届かせようとしたら、やっぱり熱いお灸が必要だと思います。
めっちゃ熱いけれど。

幸恵さん：じっとしていても、何をしていてもだるいんです。
ウーン、覚悟してやってみます。

うわっー熱いー、

⒍昔骨折した二の腕に熱いお灸をした結果

―1週間後―

幸恵さん：熱かったけれど、ウソみたいに腕のだるさが取れました。
けど、うしろの方にまだ違和感が残ってるので、そこも見てもらえますか？

ばぁば：ヒビが入った高さで二の腕をぐるっと探ってみて反応点にお灸をしますよ。

ー1週間後ー

幸恵さん：あれから、腕のだるさも肩のだるさもすっかり無くなりましたよ。
お灸は熱かったけれど一瞬だけ我慢すればいいもんね。

ばぁば：覚悟してもらえて良かったです。
骨折や捻挫には、していいと言ってくれた人にはいつも熱いお灸をしてるんです。
良くなるんですもの。
だるさが取れて良かったです。

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