【日記】海に、答え合わせ

日記〜☆

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お昼寝をしたら、久しぶりに夢をみた。わたしは自転車を漕いでいて、前方の上り坂の向こうに大きな客船がとまっている。わたしは船に乗りたくて、ペダルをつよく踏む。坂の頂上を越えたら今度は下って、フジツボがところどころ着いている桟橋があった。わたしは桟橋の板をカタカタいわせながら自転車をおそるおそる漕ぐ。海のにおいがどんどん濃くなっていく。渡り切った先には砂浜の島があって、客船は沖合20mほどのところに停泊していた。な〜んだ、船には乗れないのか...と思って本島へ引き返そうとすると、渡ってきた桟橋が水面の下に沈んでいる。ほんの2~3分ほどで潮が満ちてしまったみたい。どうしよう...と思ったけれど、帰るしかない。水面下15cmほどにある桟橋の上を、自転車をギーギーいわせながら渡る。コンバースのスニーカーとデニムのパンツが水を含んで動きづらかった。渡り終えたときには、自転車の車輪が半分ほど海に浸かってしまっていて、黄色い自転車、重くなった体、速い鼓動。息を切らしながら後ろを振り返ると、海は恐ろしいほど青く、美しくて、この海になら呑まれてもよかったな、と、そう思った。

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特に何もなかった。働きはした。
無印良品のキャラメルポップコーンを食べ終えて少ししたあと、口のなかに酸味があるのはなぜか考えていたら、日が傾いていた。
スマホの検索履歴には「ハゲ アナウンサー クビ」「アナウンサー はげたらどうなる」「キリバス 観光」。アナウンサーははげたら報道の全然から退くのだろうか。災害の中継はヘルメットを被るから大丈夫か。気になっても眠れはするけれど、気になっても答えが手に入らないことはたくさんあって、どうやら人間はいろんな答えが手に入らないまま死ぬらしい。せめて天国で教えてほしい。
明日から旅。天気はみてない。準備は今から。That's all. わるくないね。