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【日記】餞別、出張、孤独の運命

日記。

1/31
6連休を経て、久々の労働。一昨日のバッティングセンターと昨日のボウリングで痛めつけられた筋肉たちが悲痛な叫びをあげていた。
細い雨に降られながら自転車で退勤。むかしから雨はすきだ。サーーーッという雨音は落ち着くし、部活動は屋内練習になるし、本を読むのがはかどるから。低気圧で偏頭痛がくるのが残念だけれど。
お昼ごはんは卵かけごはんとおでんをたべた。卵かけごはんには、白だしを少々としょうゆをかけた。白だしは白くないよね、黒くはないけども。

毛布にくるまって、午後の紅茶の工場は麗しい紅茶の香りがするのだろうか、とか、食材を切っていれたら料理ができる最新家電はわたしの生活に合うか、とか、友だちの餞別に何の本を贈ろうか、とか考えていたら、夜。とりあえず千早茜『わるい食べもの』と『さんかく』はAmazonで注文した。吉本ばなな『キッチン』も読んで欲しいし、わたしが今読んでいる平野紗季子『生まれた時からアルデンテ』も友はすきだと思う。
今日はすべきことをできなかった。反省。



2/1
愛すべき2024年の1/12が終わったのに気がついて、ウソだウソだと目を泳がせながら出勤。もう少し良い返しがあったな...とバイト先のパートさんとの会話を省みながら労働。自転車をチャリチャリ漕いで退勤。家に帰ったら、いぬがいた。いつもの、祖父母宅在住のいぬが、わたしの家にかわいさを届けにきた。ご苦労様です、ありがとう!!!
いぬは、今日はなぜか服を着ていなかった。まぁ、かわいいからよし!少し遊んだあと、からだを丸めたいぬがわたしのよこですやすやと眠っていた。


2/2
0時を回った頃に平野紗季子『生まれた時からアルデンテ』を読み終えた。強くて、豊かで、孤独な本だと思った。もちろんいい意味で。何かに対して深く向き合ったり、深く追い求めたりするとき、ひとは孤独になる運命なのだと思う。カラーの文庫本というだけでワクワクしたな。平野さんの文章に、感性に惚れた。Twitter(Xなのはわかってる)もInstagramもフォローした。彼女によって書かれたまだ見ぬ文章も読んでみたい。また1冊、棺桶にいれてわたしの抜け殻と一緒に天国に連れて行ってほしい本。


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