実りある留学にするための行動

以前の記事で、私は留学生活でとても辛い経験を
したと話しました。

多額のお金を失い、ついでに彼女も失い
とても辛い5か月間を過ごしました。

もともと、英語が得意ではなかったので、
英語を話せないことで、ストレスを感じ、
英語が話せない自分に自己嫌悪の感情を抱いていました。

こんな、辛いことオンパレードのなか、
私は、「絶対に英語ができるようになる!」と
自分に言い聞かせ、留学中での行動を考え、実践しました。

この記事で実際に、自分のためになった行動について話していきます。

まず、自分がいる環境を英語が話せる人と共に過ごすようにしたことです

具体的に説明すると、英語が得意な人で、
母国語が日本語ではない人と一緒に過ごすようにしました。

私は、ホームステイをしていたので、当然他の学生と同じ家で暮らしていました。

私の住んでいた、韓国人の生徒とサウジアラビア人の生徒がいたのですが、
その二人はとても優秀でした。

私は、運がよかったのかもしれません。
なぜなら、一緒に暮らしているのだから、当然仲良くなりますし、
家事の手伝いなどで話をする機会もありました。

留学を始めた時は、正直何を話しているか、
全く分かりませんでしたが、次第に耳が慣れ、聞き取れるようになりました。

二人はたばこを吸うの習慣だったので、よく食後にたばこ吸いながら
世間話をしていました。

私は普段たばこは吸わないのですが、この二人と会話がしたいかったので、
二人が話をしている時のみ、たばこ吸って会話の練習をしました。

(アメリカでは18歳からたばこが吸えます。日本に帰国したあとには禁煙しています(笑))

たばこは身体にはよくありませんが、この二人と会話をするおかげで
リスニング力だけでなく、スピーキングの力も向上しました。

僕には、他の人と一緒にする趣味はしていないのですが、
スポーツなどのアクティビティなど
共通の趣味で仲良くなり、会話の練習をするのも良いかもしれません。

もしあなたがお酒を飲める年齢なら、
ハードルは高いかもしれませんが、
英語ができる人を誘ってみるのもありでしょう。

二つ目に実践したのは、諦めずに英語を聞き続けたことです。

留学当初は、ほんとになに言っているのかわからずに、
暗号のようなものを聞いている状態でした。

ですが、私は諦めずに英語を聞き続けました。

たとえば、話している人が、12単語で構成された文を
話したとしましょう。

最初は、12単語のうち、3単語しか聞き取れないかもしれません。

もしあなたが英語が得意ですべての単語が聞き取れたとしても、
文の内容を理解するには、至らないかもしれません。

私は、英語に苦手意識があり、長い文をいきなり
言われたら、軽いパニックに陥ってしまいます(笑)

もし、わからなかったとしても、私は適当に相槌を打ったり、
聞き直したりして、英語を聞くことを諦めませんでした、

最初は、わからなくても少しずつ、単語が聞き取れるようになり、
会話についていけるような理解力が育まれます。

英語が聞きなれないうちは、英語を聞いて、日本語に直してしまいがちです。

英語を話す時も、まず日本語で考えて、英語の文を作ってから、
話を始める傾向が強いと思います。

英語に慣れることによって、日本語でまず理解するという、
無駄なプロセスがなくなり、自然と英語がスラスラ話せたり、
聞き取れるようになってくると思います。

これらの行動を意識するとともに、私はTOEICの参考書や、
会話のフレーズ集を勉強し、
覚えた英語を使うことも意識してました。

僕自身アウトプットはものすごく大事だと感じています。
日本人は、恥ずかしがり屋なので、失敗を恐れて、
英語を話さないことが多い気がします。

ですが、英語を使わなければ、一生英語が使えるようにはなりません。

ピアノの楽譜を、完璧に覚えても、
ピアノが弾けるようにはならないのと同じです。

もしあなたが留学にいくことが決定したのでしたら、
アウトプットとインプットを大事にしてください。

インプットしたことを、会話やLINEなどのSNSで
アウトプットするようしましょう。

インプットばかりでも、アウトプットでも英語は上達しません。
バランスよく英語を学習するよい心がけましょう。

私も、最初は英語が苦手で自信はありませんでしたが、
自分の行動次第では、必ず英語が上達すると確信しています。  

はっきり申し上げると、留学に行っただけでは、
英語は上達しません。

私の行動は少し荒削りな点もありますが、
英語を使う環境を自分で作ることにより
実りのある留学生活にすることができたと感じています。

この記事が、留学に行く人や、英語を学習する人の
助けになれば幸いです。




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