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人は便利には勝てない

道具より使う人が問題

Chat GPTがこれだけ広まっていることもあり、仕事で使うのはダメだとか、教育で使うのはダメだとか、賛否の声があると思います。

しかし、結果として、AI(Chat GPT)は、仕事に使われるようになり、教育でも使われるようになると思います。

この議論をすると、
「ナイフは凶器にもなるけど、なぜ家においてよいのか?」
という問題になります。

なぜなら、「便利な道具だから」です。道具は悪くなく、使う人が問題だということです。

ITが道具になる時代

現代では、当たり前に使われているものも、かつては理解されませんでした。GAFAを例に挙げてみると

Googleの場合、1997年 検索サービスが開始されました。現代では「ググる」という言葉があるように当たり前に使われています。かつては、Googleに個人情報を取られるといわれていましたが、今は、仕事でももちろん検索していますし、教育現場ではChromeBookを使っています。

AppleのiPhoneの場合、2007年6月29日にリリースされ、爆発的に普及しました。現代では、教育現場でも使われたり、仕事でも使われるようになっていると思います。

FaceBookの場合、創業は2004年。2022年1月時点の登録者数は、29億1,000万人。当時はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は怪しいと言われていましたが、使用していない人のほうが少ない時代になっております。もちろん、社内SNSも広まっています。

Amazonの場合、創業は1994年。本のインターネット販売からスタートしています。かつて、オンラインショッピングは怪しいという時代はありましたが、今では、会社で物を買うための承認を回るより、Amazonからの納品が早くなっております。

この傾向を見ると、ナイフのような実際の「モノ」よりも、ソフトウェアやサービスが道具となり、ITはコンシューマからエンタープライズへ流れ、10年から20年かけて成長し、気が付いたら生活には欠かせないものになると思います。

AIも同じで、人に脅威を与えるのではないか?という疑問はあるかもしれませんが、確実に広まりますので、使いこなすことが重要です。

合わせて、「ITはコンシューマからエンタープライズ」も読んでいただければと思います。

人は便利には勝てない

AIが人の仕事を奪うのではないかという話も聞かれると思います。これだけ便利なテクノロジーが出ることで、「現在のビジネスが10年後も続くだろうか?」と考えると不安になる人もいると思います。

ただ、10年前と現在で世の中は確実に便利になっており、
「10年後は便利になっていますか?」
ということを考えると確実に「便利になる」と思われます。

検索も、ECも、SNSも、考え方によっては、「情報を見つけやすくなった」、「オンラインで物を買いやすくなった」、「人とつながりやすくなった」ということで、情報を得る、物を買う、人とつながることが、あたりまえのことが便利になったということです。

結果として、AIも確実に世の中を便利にするものですので、普及していきます。人は便利には勝てませんので、道具を使いこなしていきましょう!!

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