「もう一度、同じ場所で:出戻り者が語る再挑戦の理由」
今回、インタビューをさせていただいた鈴木さんは、2017年に入社し、賃貸営業を約3年間行い、2020年に退職しましたが、その後、2024年に再びLDCに戻ってきました。不動産業界では、出戻りのケースが多くない中、なぜ再びこの会社に戻ってきたのか、その背景や心境についてお話を聞いてみました。
Q1: LDCに入社した経緯を聞いてもいいですか?
私は、LDCに入社する前から不動産業界で働いていました。なぜLDCに転職したかといいますと、役員の方と地元が同じでご縁があったのがきっかけですね。ちょうどゼロをイチにするフェーズで即戦力を求めていたため、お声がけいただきました。
入社したころは、会社の知名度が低く、管理物件も少なかったため、売り上げ目標を達成するのにとても苦労した思い出があります(笑)。
Q2: 約4年間勤めたLDCですが、退職された理由は?
色々理由はありますが、親の介護などの家庭事情により、なかなか集中して営業に向き合うことができなくなったことが大きいです。あとは、私の子供がサッカーをしているのですが、よく土日に試合が開催されるのですよね。でも不動産業界は土日がお休みでないため、ほとんど見に行くことができなかったのも少しは理由としてあるかもしれません。
ただ、誤解を招かないようにお伝えしておきますが、LDCは家族の行事のために休みを取ることに関してはかなり寛容ですので、お子様の運動会や参観日などは皆さん休暇をとっています!そのあたりはご安心ください!!
ただ、さすがに毎週サッカーの試合のためにお休みをいただくのは心苦しく、そのようなことも積み重なって環境を変えたいと思い転職に踏み切りました。
Q3: 次の転職先はどのようなことをされていたのですか?また入社して感じたギャップを教えて下さい!
何かしたいことがあっての転職ではなく、地元から通えて、かつ土日お休みで子供のサッカーも見に行くことができる環境で仕事を探したところ、バイクや車の部品、雑貨などの塗装をする工場にて、ライン業務や塗料を作る仕事を見つけ、転職しました。転職して叶えたかった希望通りの環境にはなりましたが、不動産業界とはまったく違う職場環境や業務なので、入社したころは慣れるのにとても時間がかかりましたね。
一番大変だと感じたのは業務時間です。朝早くから夜遅くまで業務が続く日もあり、夜勤とかはなかったのですが、残業がとても多い職場でした。当然、残業手当が多くなるので所得は前職のインセンティブ並みにいただけたのですが、このような環境というのは長く働き続けることが難しいですよね。
転職した当初は「なんとかなるかな・・」と安易に考えていたのですが、やはり事前に自分に適した職場環境や自分自身のやりたいこと、合っている仕事をきちんと整理してから転職するべきでした。4年間働いたのですが、再度転職活動を始めました。
Q4: LDCに戻ろうと思ったきっかけなどをお伺いしてもいいですか?
実はLDCを辞めてからも接点は少なからずありました。例えば、友人から家を探しているという話があったら、LDCの店舗に連れて行ったりするなどお客様を紹介したりしており、ご縁は続いていたのですよね。出戻ろうと思ったのは、少し前職で転職を考えていたタイミングで、義理の父が貸していた家の新規入居者募集をしたく、その仲介の斡旋の依頼で、LDCの役員に連絡させていただいたのがきっかけです。
その相談の話の中でLDCの役員より近況を聞かれ、ちょうど転職活動をしていることを伝えると、「管理課で働かないか?土日は休みとれるぞ!」というお誘いを頂きました!そのようなお話をいただけるとは1mmも思っていなかったので、とても驚きましたね!
実は、以前退職するときにも管理課への異動のお話はいただいていたのですがお断りしたことがあるのですよね。当時の管理課はまだまだ成長しはじめたフェーズでしたので、土日にお休みをいただいたりするのも難しく、また家庭事情もあったことが理由です。そのようなことがあったにもかかわらず、再度お誘いいただけるなんて、とても嬉しかったですね。
実はこの時、転職は考えていましたが特に行く先もなかったし、仕事や環境に慣れているLDCに戻れたらなぁ・・と少しは気持ちもありました。前職の工場のときに経験した、慣れない環境や業務で働く難しさや厳しさを痛感しているので、再度LDCにお世話になることを決めました!
Q5: 今の仕事を教えて下さい
LDCの物件の管理業務を行っています。賃貸の営業から管理課へ変わりましたので、以前とは全く違いますね。でも、不動産での仕事という部分は変わらないので、それほど慣れるのには難しさは感じないです。
1日の大半は入居者様やオーナー様からの相談事への対応ですね。電話で1日終わることもありますよ。そのほかにも管理物件の退去立ち合いや他社仲介店から届いた契約書の作成なども担当します。このような一人一人のオーナー様と向き合い、信頼関係を築き、成功に向けた支援をする仕事はとても自分に合っている感じがします。
給与の点では、賃貸営業のときはインセンティブがありましたが、その分がなくなったため、当然影響は出ていますが、それよりも、慣れた環境で自分らしく仕事ができることのほうが大事ですね!
職場環境は、とてもわきあいあいとしています!残業も今のところはほぼないため、家庭ともうまくバランスとれていますね。まったくストレスがないといえば言い過ぎかもしれませんが、それぐらいリラックスして業務に取り組めています!
Q6: 退職したからこそ見えたLDCの良いところを教えて下さい
取締役も含め、社員1人1人を気にかけ、その都度お話をして頂ける距離感はLDCならではのカルチャーだと思います。こちらから話すことは多いかもしれませんが、逆に話しかけてくれたりもします。仕事の話だけでなく、冗談も言い合ったりしますし、懐に入りやすい空気を周りの皆さんが作ってくれますね。
また社内の距離だけでなく、お客様との距離が近いのも当社らしさです。一般的にお客様に対して自分に売り上げがつく物件を紹介するのがよく考えられる行動かと思いますが、自分の売上がつかなくても顧客に最適な物件を紹介するという顧客目線の徹底も文化の1つかと思います。当然、営業メンバーは個の成績を最重視はしていますが、何かあったら助け合う風土がありますね。目先の利益を追うのではなく、中長期的に物事を考えることができる社員が多い印象です。
あとは、学歴ではなく能力に応じての評価されるところは、新しく入社した社員にとっても励みになると思います。
Q7: 逆に改善した方が良いところを教えて下さい
そうですね・・・業務のマニュアル等の整備ですかね。現状、業務の手順が標準化できていないケースがいくつかあります。つまり属人化しているため、未経験で入社した方への教育工数などがとてもかかっております。
このあたりを改善することで、誰でも対応できるような環境を作り、効率化を図り、一人一人の生産性もあげることで業務時間の短縮にも繋がりますので、ぜひ自分をできるところから改善をしていきたいと考えています!
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