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研究室の研究内容を特定のテーマや個別に紹介していきます。
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記事一覧

【博士論文】インタラクティブシミュレーションのための3次元デジタルヒューマンモーションを活用したバーチャルセンサと実世界アプリケーション

【博士論文】インタラクティブシミュレーションのための3次元デジタルヒューマンモーションを活用したバーチャルセンサと実世界アプリケーション

はじめにこんにちは、杉浦裕太研究室 渡辺です。こちらの記事で私の博士課程の研究を紹介していますが、今回は杉浦研 XIA君の研究内容を紹介します。XIA君は私と同じく今年の9月に博士課程を修了して、現在は特任研究員として研究に取り組んでいます。

研究内容XIA君は「Virtual Sensors with 3D Digital Human Motion for Interactive Simula

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【博士論文】モバイルデバイス操作時の手指運動を利用した手根管症候群スクリーニングシステム

【博士論文】モバイルデバイス操作時の手指運動を利用した手根管症候群スクリーニングシステム

はじめにこんにちは、杉浦裕太研究室 渡辺です。私はこの9月に博士課程を修了して、現在は研究室の特任研究員として研究に従事しています。このnoteでは私が博士課程(3年間)で取り組んだ研究を紹介して、学部生(とりわけ学部3年生)の博士課程に対するイメージを明確にできればうれしいです。

研究内容私は「モバイルデバイス操作時の手指運動を利用した手根管症候群スクリーニングシステム」という研究テーマに取り

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【フィールドワーク】高齢者スマホ相談会

【フィールドワーク】高齢者スマホ相談会

私たちの研究分野であるヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)は、人間がコンピュータをより快適に利用する方法を研究するものです。研究テーマの発案において、ユーザがコンピュータをどのように操作し、どこに問題を抱えているかを発見することは重要です。ユーザのニーズを抽出するための手法の一つとしてフィールドワークがあります。フィールドワークは実際にユーザがコンピュータを操作している場面に立ち合

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生活に溶け込む病気発見技術

生活に溶け込む病気発見技術

杉浦裕太研究室の杉浦です。この記事では東京医科歯科大学の藤田浩二講師たちと取り組んでいる整形外科の疾患スクリーニングシステムに関連した研究内容を紹介します。

関節、神経の変性が主体の整形外科疾患整形外科と聞くと骨折などの外傷をイメージすることが多いですが、関節、神経の変性が主体の整形外科疾患があります。これらの疾患は、非常に緩徐に症状が進行するために患者自身が症状を自覚が困難です。自覚した時点で

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2019年度の研究内容

2019年度の研究内容

こんにちは.杉浦です.本記事は,現在杉浦研でどのような研究テーマに取り組んでいるか,その内容をまとめたものとなっています.
当研究室への配属に少しでも興味がある方は,合わせて研究室の運営方針や学生生活についての記事をご覧ください.

概要杉浦研究室は2018年4月に発足し,現在後期博士課程:2名,修士課程2年:3名,修士課程1年:4名,学部4年:4名で,スタッフ(専任講師:1名,特任助教:1名,研

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