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夏の色使い。

新潟の夏は、花火が有名だと思う。

長岡の花火。
重さ300kg、直径90cmの花火玉が、上空600mまで打ち上げられるそうだ。その花火の直径は650mにもなる。

長岡の道の駅に花火館という場所があったと思うので、どんなものか見れたと思う。

子供の頃、この花火大会で光が速いということを現実に知った。
夜空に大きく花火が咲いたあとに、「ドン」と音が遅れてする。それも、ハッキリと遅れるから分かり易い。

雷でもわかると思うだろうが、あれは待ち構えて見れるものではない。
花火は来るとわかっていて、その現象を目視できる。そんな意味では、花火大会に行くだけで、夏の自由研究になるだろう。
音が遅れるという、漫画の世界ではよく使われる表現を実際に体験できるのは子供ながらに新鮮な不思議。でも、知っている不思議だった。

興味は、体験してはじめて好きかどうか分かる。その単純な構造が、なぜだか億劫になる。
せめてLIVE映像が見やすい昨今なら、大きな画面と良いステレオで体験したいところだ。綺麗なディスプレイも、すこし性能の良いヘッドホンも手に入るのだから。

こんなふうに書きながら、花火のような極彩色のなかに自分の「億劫」の首根っこを押さえて突っ込むことで、夏の過ごし方を思い出している。

長岡の花火大会に興味がある方は、調べてみて下さい。


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