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わたしが素直になれるひと


無邪気に大口開けて笑っていたと思えば

嫉妬して拗ねちゃったり

辛くて悲しくて泣いてると思えば

ちょっとしたことで不貞腐れてぷんすかしちゃう

最近のわたしは
喜怒哀楽が激しい

ただし、恋人の前限定で

……

実はこうして感情を露わにできるひとは初めてだ

どんなに仲良い友人だろうが恋人だろうが
泣き顔や怒ってそっぽ向くみたいな
マイナス要素が大きいであろう感情は
今までひた隠しに生きてきたつもりだ

そんなわたしをみせたら
嫌われるんじゃないかと思って。

なのに彼の隣にいると
こんなに感情を態度や顔に出ちゃうのが不思議で
自分のことなのに動揺しちゃう

だから彼に対しては
振り回しちゃって申し訳なくなるけど
素直に生きさせてくれていることに感謝してる


一緒になって隣で笑ってくれること
拗ねてたら どうしたの って向き合ってくれること
辛い時に抱きしめて涙を拭ってくれること

どんなわたしのことも(きっと)受け止めてくれる

そんな安心感があるから
わたしはわたしでいられる


時々、涙が溢れちゃうことがある

でもそんなとき
なんで泣いてるのか、何が辛いのか
自分でもよくわからなくて

自分で自分のことがわからない
そんな自分にイライラして
一層涙がとまらなくなる

そんなとき、どうしたのって
放り出さずに問い続けてくれた

自分でもわかんないんだからほっといて、とか
しつこいなあってちょっと思うこともあったけど

改めてよくよく考えてみると
こうやって真正面から向き合ってくれるなんて
なんて素敵な人なんだろうなって思う


どんなご飯を作って出しても
美味しいって食べてくれる
最近では料理に目覚めたようで
一緒に作ってくれるし
洗い物も分担して手伝ってくれる


先日の休日は、ベランダ改造を目論んで
観葉植物とハーブたちをお招きした
ベランダですくすく日光浴している
どんどん大きくなるんだぞ


来月末、旅行行こ〜!って話が出て
もう今からわくわくしちゃってる
そんな心踊ってる自分がかわいい

お友達から電話がかかってきたら
気を遣って内容がわかるようスピーカーにして
隣でお話しててくれるし、
たまに唐突に「ねっ、さくらちゃん」とかって
話を振ってくる
そしてわたしはわたわた勝手に慌てふためく

不安にさせないように
拗ねて悲しまないようにって
彼なりのやさしさがみえるのがうれしい

恋人特製 麻婆豆腐
筍が主役だった夜
鰹が最っ高に美味しかった夜


お付き合いをはじめて4ヶ月が経った

一緒にいればいるほど
たくさんの彼がみえてきた

いいところも、あれ?ってところも。

きっとそれは彼も同じのはずで。

似てるな〜ってとこもあれば
合わないな〜ってとこもある

これが所謂、価値観の相違なのかな
とも思ったり。

でもそんなの当たり前の話で
生まれ育った環境も
これまで出逢ってきたひとたちも
ぜんぶぜんぶ違うんだから
価値観を成形してきた因子も
もちろん異なる

違って当然、違っていいんだ

でも、だからといって
合わないからもういいやとか、
無理に自分に合わせようとするんじゃなくて

互いに妥協点をみつけて
譲れるところは譲り合って
でも自分軸もちゃんともって
心地よいポイントを探していきたい

そして新たな価値観や
共通点を模索して増やしていくことができたら
それはそれはしあわせだなあと思う


わたしは前まで、
「愛する」とはどういうことかと聞かれれば
その人のために命をも惜しまないこと
だと思っていた

だけど最近はちょっと違って
何があってもその人と一緒に
乗り越えて生きていきたいと思うこと
だと考えるようになった

彼を救うためなら命をすてれるんじゃなくて、
それもそうなのかもしれないけれど
わたしは何があっても張ってでも
彼と生きていきたい、
それも、
なるべく笑顔で、小さな幸せを手にして。


…………

わたしは今、彼のお家でお留守番をしてる
会社の方々と飲み会みたい
だからわたしも
食べたいもの食べたいままに作って
お酒をのみながらnoteを書いてる

食べたいものを食べたいままに作ったら
朝ごはんみたいになっちゃって笑っちゃった

朝ごはんみたいな、夜ごはん

酔ってるから、文章もいつもより
ふわふわしてたらごめんなさい
そしていつもよりちょっぴり
文章も素直になってるかもしれない

外は暴風、びゅんびゅん言ってる
無事笑顔で帰ってきますように


たらたら長々とお話しちゃったけど、
どんなわたしのことも受け入れてくれて
笑顔にさせてくれる、そんな彼が愛おしいし
逆に彼の笑顔も守っていきたい

これからもたくさんの時を隣で過ごして
心地よい距離感で歩んでいきたいなあ

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