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【読了】それはきっとメモじゃなくて「メモの魔力」

今回は、SHOWROOMの社長である前田裕二さんの著書を読了しました。前田裕二さんはテレビのコメンテーターで何度か拝見したことがあります。確かに、ものすごくメモとってましたね。

前田さんのメモの特徴は、「事実」を記録するだけではなく、
・ポイントを「抽象化」
・「転用」するアイデア
ところまで考えるところが1セット。一般の人が考える「メモ」と言うよりは、「ノート」と言ったほうが近い感じですね。一般の人がいう「アイデアノート」が前田さんにとっての「メモ」というわけです。

さて、こちらの本、堀江貴文さんの「多動力」と同じ方が編集を担当しています。

その影響なのか、同じようなくだりが登場します。「カルピスの原液を薄める」とか、「君の名は。」の魅力を伝える方法、とか。いくら同じ編集者のかたが担当したとはいえ、もうちょっと違う話題はなかったんでしょうかね...。「多動力」と「メモの魔力」は読者層が結構重なると思うんです。それなのに、そのまんま重複している話題は、はさすがにアカンと思いました。

そう思っていたら、編集者の方も色々アカンことになっているようなので、まあ、そうなのかなあ、と思ってしまうわけです。

堀江貴文さんも前田祐二さんも、秋元康さんが「天才」と認めた人物。しかし、考え方はなかなか両極で、堀江さんが「睡眠は十分取るべき」というのに対して、前田さんは「3時間くらい寝ている」というショートスリーパー。その二人が同じ編集者にかかると、このようにアレンジされるのか、という点では2冊読んで比較してみると面白いかなと思いました。


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