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『諦めるんですか!?』小学生が愛を叫ぶ!!


こんにちは。みなさん。ハールですえーーーーとこの記事で、、、8枚目かな・・・
まあ数なんてどうでも良いのです。続けてさえすれば!
さて今回選んだハッシュタグは『#子供に教えられたことです』とはいったものの私には自分の子供なんていません。年齢が年齢ですし。このお話にはある小学生の男の子が出てきます。その男の子と話したことをこの記事に綴ろうと思います。

・高校卒業式駅で男の子に話しかけられた

私がその男の子に話しかけられたのは高校の卒業式が終わり私が帰りの電車を座って待っている時のことでした。その男の子は私を見つけると、『こんにちは』と挨拶してくれました。私も挨拶を返しました。ちょうどその子も学校から帰る途中だったのでしょう、そしてちょっと間を置いた後にその男の子が『卒業式だったんですか?』と聞いてきました。まだ私の胸ポケットには綺麗な花が刺さっていたのでそれを見たのでしょう。『そうだよ。お兄さんはそこの高校から卒業したんだよ。』と言いました。少年『悲しかったですか?』私『そうだねーちょっとね』
ここまでは当たり障りのない会話が続きました。しかし次の瞬間それは破られるのです。

・好きな人とかいますか?

上の見出しの通り私はそう言われたのです!紛れもなく!!呆気に取られた私は狼狽えながらこう答えました。『そうだねえ。高校生の時はいなかったけど、僕が中学生の時にはいたよ。君はそうゆう子いるの?』こう聞くと少年は少し照れながら『うーん。いるけど、、、最近バラされちゃったの・・・』私『バラされたの?誰に?』少年『〇〇くんと〇〇くんに盗み聞きされて本人に言われたの・・・』
名前は忘れているので〇〇とします。なんとその子は自分の好きな子を他者にバラされたと言うのです!!子供怖いな・・・ともかくその好きなことの今の関係を聞くとそんなに悪ないですが『ちょっと恥ずかしい・・・』と頬を赤らめて言うのですよ。その少年。

・諦めるんですか!?

少年にこう聞かれました。『中学校の子とはどうなったんですか?』
私『うーん。そうだな。高校生になってそれぞれ別の場所に行って。やりたいことのために頑張っていると思うよ。』
少年『諦めるんですか!?』
私『!?!?!?!?!?!?』
その少年の口から出た純粋な言葉はそれでした。
そう。彼にとっては今その小さな小学校という世界が全て。その好きな子と離れて忘れてしまうかもしれないこともまだ知らない、その恋が彼の世界そのものだったのです。私はびっくりしました。こんなにもキラキラした目で恋を語る彼の目に。
その後彼は彼の好きな子とコミュニケーションを取りたいといってきました。小学生はまだスマホも持っていないので。私は彼に交換日記を提案しました。それなら小学生でもできるだろうと。
そして最後に『その子のことを君が大きくなっても忘れないであげてね。時間が経ってまたその子と会えたらもうそれは運命だよ!!』と。
さよならをして少年とは別れました。それぞれが道を選ぶ卒業式の日に・・・

#子どもに教えられたこと

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