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私の音楽ヒーロー③ Pet Shop Boys
理屈とか抜きで好きなもの、ハマってしまうものがあります。
ジャズやクラシックは理屈込みで深い愛着が湧く音楽ですが、ポップ音楽、取り分けダンス系のシンセポップに理屈は要らないわけです。
私にとってペットショップボーイズはそういった存在であり、ずっと脇にいて時に掘り起こしたくなる作品が多くあります。
ニール・テナントのボーカル、哀感あるメロディー、レトロフューチャーなシンセなど、分解すれば長く解説で
フェイウォンを再発見したという話
音楽ストリーミングでザッピングしている中で、つい昨日、クランベリーズというバンドに出会いました。
アイリッシュフォークの影響がみられるオルタナバンドですが、「Dreams」という曲に差し掛かった時、強い既視感(既聴感)があったため記憶を探ってみました。
そーだ、確か「恋する惑星」の劇中歌だったと思い起こし、確認するとドンピシャでした。
フェイウォン、或いは90年代のマンドポップ(広東語のポップス
私の音楽ヒーロー② David Bowie
かつてはロック界のカメレオン、現在ではロック界のマイルス・デイヴィスと称されているようです。
彼の音楽的貢献を考えれば後者がより妥当と思います。
未だに日本では大いに誤解されていますが、「Blackstar」リリースによる文字通り最期の功績を通じて世界的な再評価が進みました。
どうしてもシアトリカルなライブパフォーマンスや70年代の中性的な出立ちにフォーカスされますが、天性のメロディーセンス、常
追悼:Wayne Shorter
Wayne Shorterが逝去しました。
2010年代になっても精力的な活動を続けていたことから、何というべきか、心の準備ができておらず、ショックです。
ジャズメッセンジャーズ、マイルスバンド、ウェザーリポート、何よりソロ活動において、音楽史に名を刻んできた偉大なミュージシャンでした。
好きな作品は数あれど、つい手が伸びるのは70年代のブラジル音楽期です。
Native Dancer、Odys
2022年よく聴いた曲① Luna Li
Luna Li「What You're Thinking」
1stアルバムからの1曲。
アルバム全体ではドリームポップ寄りのインディーロックの色合いが強いですが、こちらのみダンス寄りのアプローチとなっています。
シンプルなメロディーの繰り返しなのですが、Liのボーカルが控えめなことから口説くなく、寧ろ気持ちよく聞き流せる仕上がりです。
何度も聞いてしまうし、思わず口ずさんでしまう素敵なトラック
2022年よく聴いたアルバム⑦ Weyes Blood
Weyes Blood「And In The Darkness, Hearts Aglow」
前作よりニューウェーブ感を増した作品。
時にカーペンターズのように朗らかなメロディも見られますが、どこか仄暗く、寧ろ全編を通して一種の毒々しさが潜みます。
音楽的なルーツ、アーティスト当人が表現したいサウンドが明確であるため、スタイルは変われど音楽的なブレはありません。
冒頭で触れたように80年代ライク
2022年よく聴いたアルバム⑤ Thee Sacred Souls
Thee Sacred Souls「Thee Sacred Souls」
3人組のソウル音楽ユニットのデビュー作。
完全にオールドフィーリングな音作りで、系統としてはDurand Jonesに近いです。
彼のバンドよりもメローで、いい意味で力んでいないところがチャームポイントかなと。
聴き手も身構えることなく、コンフォタブルなホーンセクションやボーカルに身を委ねることができます。
こちらはアル
2022年よく聴いたアルバム④ Sharon Van Etten
Sharon Van Etten「We've Been Going About This All Wrong」。
インディーフォーク畑のミュージシャンですが、徐々にヘヴィな音像へと変化しており、本作ではインダストリアルや面も見せています。
完全に趣味の問題で、SEが少し過剰なモヤっとしたアレンジにアンニュイなボーカルが被さるような音楽が好みなんですね。
という事で、本作の音像は完全にフィット。愛
2022年よく聴いたアルバム③ Asian Glow & Weatherday
連投です。お気に入り3枚目はインディーロックです。
Asian Glow & Weatherdayによる「Weatherglow」。
エモというかシューゲイズというか、ローファイで轟音なギターサウンドを求めている人にピッタリです。
最近、シューゲイズやドリームポップは食傷気味だったんですが、妙に青臭いところが聴きやすかったのかな。
個人的おすすめは「Center」。
マイナームードのヘヴィなリ