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即戦力でない私がGAFAに入れた理由

即戦力採用でないと転職は厳しいと思う人もおられるかもしれないが、正直私は即戦力ではない。

業界は一緒とは言え、今でも分厚い法令集や基準書を読み漁り、新しい資格も取った。まだAddしなければいけない知識が山の様にある。もともと建築系出身なので、もちろんその業界の知識は備えている。だけど、なぜ、今の会社は即戦力にならない私を採用したのだろうか。振り返ってみる。

理由1.新しい事に対する受容性があった

入社前に想像していたよりもはるかに会社のスピードがどこを切り取っても早い。Ideaが浮かんだらすぐにresearchし、良い提案だったらすぐに採用される。(その分、撤退や変更も早い)

極めて新しい事をやる事に対するハードルが低く、恐らく成長目まぐるしいTech企業はどこもそうだと思う。

一方私は日系の老舗メーカーに勤めていながら、毎年1つ以上資格をとり、社外活動の役員もしていた。自分自信をupdateする事になんら抵抗がなく、会社のスピード以上に成長する意欲があった。会社の変化に負けじと、それ以上に自分の変化を受け入れられる受容性があったと思う。

理由2.仕事を作る楽しさを知っていた

与えられる仕事だけでは満足できず(飽きる)、自ら仕事を作り出す楽しみを知っていた。所詮、いちサラリーマンが”自ら仕事を作り出す”なんて、何のRiskも負わない甘っちょろい戯言だと思うけど、自分で行動して楽しそうに仕事していた要素が評価されたと思う。

少なくとも身の回りの仕事には改善点が落ちていて、それを無視するも改善するもあなた次第。社内Projectがあって真っ先に手を上げるのも、あげないのもあなた次第。適当に仕事しても積極的に仕事をつくっても、同じ給料。

でも、数年後得ている経験は大きく違う。

理由3.会社の求める知識を偶然持っていた

変化のスピードが速い会社だからこそ、その時々で必要な知識、経験は異なるものだ。そんな中、偶然にも会社が求めている知識、経験を、私は少しばかり多めに持っていた。

再現性のない話をしたい訳ではない。これは私が興味に忠実になって経験を積み重ねた結果だと思っている。

前職の仕事とは直接的に関係はしなかったけれども、私自信その興味を社外で学ぶ事ができた。業界団体に入り、その業務で活躍する社外の先輩から学んだ。新し知識を得る事を楽しんでいた。そして、その知識が偶然、今の会社のNeedsにMatchした。

理由4.自分を売り込む気持ちで臨めた

ここからは転職のノウハウ的な話にはなるが、初めての転職活動で勝手がわからず、随分と色々な本を読んでイメージを掴んだ。今となってはこの転職術を知っているか知っていないかで結果が変わったと思っている。私が実際に使ってお勧めする本やネットの記事をご紹介しよう。

正直、基本的な転職のノウハウはこの本1冊で十分。上っ面のTipsではなく思考力が身に着くので、自分の経験に落とし込みやすい。加えてmotoさんの履歴書(DLできる)、これは実践的でふんふんうなずきながら読んだ。↓

そして、自分のweak pointにあった本も読んだ。私の場合は口頭で話す、伝える事が苦手だった。時間が限られる就職面接では、いかに短時間で自分を売り出す事ができるかが大切。要点を相違なく伝える技術はどのビジネスマンにとっても必要だと思う。

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転職は運やめぐり合わせかもしれない

目まぐるしく変化する世の中で転職するという事は、ある種の運やめぐり合わせかもしれない。

20年前だったらウォークマンを作る会社に入りたかったかもしれないし、10年前だったら安定の公務員を目指したかもしれない。

ただ、どんな時代でも仕事はあるし作る事ができる。そんな思いで思いのまま我武者羅に仕事をしてみれば、その時々の社会、人生、生き方を受容しながら、自らの変化を恐れずに仕事をつかみ取れると思っている。

#これからの仕事術

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