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Vol.45 【🎥映画コレクション】死ぬ時に生きたと感じる生き方


『ウェアド・ユー・ゴー、バーナデット』🇺🇸
  2019年
  監督: リチャード・リンクレイター

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心に明かりが照らされるような映画。
映画の内容をざっくりいうと、アーティストとして活動していた主人公。しかし家庭を持ってから、主婦という自分に同化していったのです。


そしていつしか自分が誰かわからなくなり、情熱が感じられなくなります。
そして彼女は本来の自分を取り戻す為に、自分を破壊して再生していくのです。


映画の色合いなどがすごくお洒落で、ストーリーは割とスローで徐々に映画の世界に飲み込まれていきます。

いい映画というのは常に私達に大切な気付きを与えてくれます。


この映画では、
『本当の自分は誰なのか?』という問いがプレゼントされます。



私達は日々生活する中で、無意識的にも周りに合わせかたにはまっていってます。
いい妻、いい夫、会社では仕事が出来る人、頼りになる友達、親孝行な子…
などと常にレッテルを貼られ、そしてそのレッテルを演じるのに必死で
本当の自分を知らぬ間に忘れてしまうのではないでしょうか。


世間体に囚われる限り、外に意識を向けている限り、他人からの評価で自分の価値を決めている限り
自分にとって本当に情熱わくものをとことん追求したり、
いきいきとした、『これが私だ』という生命感で生きることはできないでしょう。

死ぬ際に、ちゃんと生きたと思える人生は何かと考えた時に、
それはきっと喜びと興奮に満ちた生活を自分で切り開き、
その喜びに溢れている自分でこの世に存在したことではないでしょうか。


外には決して答えはありません。
答えは全て私達一人一人の中にあるのです。
その感覚こそが、あなたを最高の人生に連れていってくれるでしょう。


きっとこの映画はあなたに新しい光をてらしてくれるでしょう。

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