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Twitterで出会った最高のミステリー小説おすすめ4選

「読書が苦手」

いざ読もうと思っても読みたい本が見つからない。

そんな人はnoteやTwitterの読書アカウントをフォローしてみてください。

手前味噌ですが、読書家が真剣におすすめしているのでハズレがない。

今回、私がTwitterきっかけで出会った最高のミステリー小説4冊を紹介。

📚ミステリながら高いエンターテイメント性
📚近年に出版されたラインナップを中心

それでは、ご紹介していきます!

①六人の嘘つきな大学生|浅倉秋成

本屋大賞ノミネートされた日常ミステリ。

就活を経験した私は、あの独特な"ひりつき"と" あるある"を思い出しながら味わえました。

就活って、 誰しもちょっぴり背伸びしがち。 それは採用する側もされる側も同じなんだ。

舞台は、 最終選考6人のグループディスカッション。お題は「6人の中から内定に相応しい者を選び出す」という残酷そのもの。

そして、ある仕掛けによって登場人物たちの印象がぐらぐらと揺れる。

グループディスカッションという密室劇で行われる心理戦。舞台化にも向いている作品かもしれません。

あなたは内定者に誰を選びますか?

②方舟|夕木春央

Twitterを起点に話題沸騰中のミステリ。先日も本屋に行ったら、本書が売り切れに。

大学時代の友人らで訪れた山中にある謎の地下建築。探索中、地震が起きて出口がふさがれて閉じ込めの状態に。さらに地下水が流入し、タイムリミットが迫る...。

ここまで読んで興味がある方は、事前情報はひかえ目に、まず読んでほしい!

この余韻を、興奮を届けたい。そう思える一冊です。

③#真相をお話します|結城真一郎

スマホとSNSが日常に浸透している現代日本が舞台の短編小説。

キーワードは"現代的テーマ"・"短さ"・"どんでん返し"。リモート飲み会、マッチングアプリ、YouTuber。

こうした日常テーマに小さな違和感や恐さが積み重なり、各話に"ラスト"が待ち受けます。

「いま」を切り取る作品だからこそ、早めに読むのがおすすめです。

④春にして君を離れ|アガサ・クリスティ

アガサ・クリスティーの一風変わったミステリ小説。

事件は会議室でも現場でもなく、主人公の回想で起きていく。

ふとしたきっかけから「自分は本当に自分が思うほどの人間なのか?」と回想を始め、私たち読み手の主人公への印象もだんだんと変わり...。

よい人を演じるのが人間、それは1940年代もいまも変わらない。

ゆえに、まったく色あせません。

まとめ:おすすめのミステリ本で最高の読書体験を!

今回は、以下の4冊を紹介しました。

①六人の嘘つきな大学生|浅倉秋成
②方舟|夕木春央
③#真相をお話します|結城真一郎
④春にして君を離れ|アガサ・クリスティ

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