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L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
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2020年5月の記事一覧

育成年代トレーニング

育成年代(特に9〜12歳)のトレーニングと成人のトレーニングは、発達・発育の過程より、その目的を分けて考える必要があります。 スキャモンの発育・発達曲線より、育成年代では神経系が向上し、筋力の向上は十分には望めません。 そのため、成人が行う様な腹筋トレーニング、スクワットなどの高負荷なトレーニング、走り込みなどの持久系トレーニングは育成年代では効果が得られにくいと言えます。 特にゴールデンエイジと言われる神経系の発達が完了するこの時期のトレーニングは、それ以降の運動能力を

膝を守るために必要なトレーニングとは?

膝関節の怪我には相手選手と衝突などによって発生する接触型と、ジャンプからの着地などに失敗して発生する非接触型の2種類に分けられ、非接触型ではトレーニングによって再発予防することが非常に重要になります。 では膝関節を怪我から守るために必要なトレーニングはどういったものをイメージすることができるでしょうか? 膝関節が安定する仕組みについては以前のnoteで解説させていただきました。 前回もお話させていただきましたが、膝関節は曲げ伸ばしの動きには適した構造となっています。しか

【野球】肩・肘の怪我を予防する胸郭-骨盤トレーニング

体の動きを分析するプロである理学療法士が監修! スポーツ選手向け、体の動きを変えるトレーニングを配信! 今回は「野球肩・野球肘を予防するトレーニング」を紹介します! 投球障害において、肩や肘を痛めるケースが多いです。 投球動作は肩肘だけでなく、全身の運動によって成り立ち、下半身の力を体幹→上半身へと伝えボールを投げます。 この動きのつながりに問題があると肩や肘に強い負担がかかり、痛みや怪我のリスクを高めることになってしまいます。 そのため投球動作の中で負担のかかる部位、

障害予防と骨盤可動性

スポーツでもトレーニングでも、その活動中に怪我をすることがあります。 能力向上、健康増進のために行っている中での怪我により、その活動を中止せざるを負えなくなることは非常に不利益であり、最大限予防し少なくしていきたいと考えるのではないでしょうか。 怪我を最大限予防し、スポーツ活動、健康増進活動を十分に実施するには何に注意すれば良いのかを考えていきたいと思います。 1.怪我を予防するには怪我予防の代表として、運動開始前にはウォーミングアップを行うと思います。 ウォーミングアッ

身体に大切なタンパク質の必要量・摂取タイミング

前回の記事では炭水化物の摂取に関して記述させていただきました。 今回はタンパク質の摂取量、摂取タイミングなどタンパク質についてお話しさせていただきます。 タンパク質とアミノ酸の違いアミノ酸がたくさん(50個以上)繋がったものをタンパク質と呼びます。 タンパク質とアミノ酸どちらもよく耳にすると思いますが タンパク質として摂取したものが消化され1個まで細かくなったものがアミノ酸になります。 他にも最近ではペプチドと言われるサプリメントなども多く出て来ていますが このペプチド

【サッカー】キック力を上げるために必要なトレーニング【シュート・パス】

体の動きを分析するプロである理学療法士が監修! スポーツ選手向け、体の動きを変えるトレーニングを配信! 今回は「キック力を上げるために必要なトレーニング」を紹介します! 強くボールを蹴るためには、身体を大きく振りかぶるための背骨の『しなりとひねり』の動きや、蹴り足の柔らかさ『しなり』が必要です。 また、蹴り足の力をボールに伝えるために、バランスを崩さない"軸足"の機能が必要です。 『しなりトレーニング』  0:08 腸腰筋回旋  0:38 股関節伸展 『ひねりトレーニン

膝を怪我から守る膝関節のしくみ

スポーツにおいて膝の怪我は多く、手術などをした場合などは復帰まで長い時間を要してしまいます。 膝の怪我は靭帯損傷などは突発的なものから、育成年代に多い膝の痛みのオスグッドなどのように慢性的なものまで広範囲に及びます。 ではなぜ膝の怪我が多いのでしょうか? 膝は膝関節と呼ばれ、曲げ伸ばしの縦方向の動きには適した構造をしています。 一方、片脚立ちのような状態では左右への重心がブレないようにコントロールすることが求められます。 しかし膝関節はこの左右の横方向の動きには弱い

【幼・小中学生】お家で一緒にやってみよう!運動神経を鍛える!自宅でもできるバランストレーニング

体の動きを分析するプロである理学療法士が監修! スポーツ選手向け、体の動きを変えるトレーニングを配信! 今回は成長期に必要なコーディネーション能力を高めるための バランストレーニングの紹介です! コーディネーション能力は一般的に神経型(運動神経の良さに大きく影響するもの)が急激に発達するゴールデンエイジ(4歳ごろから15歳ごろ)に発達すると言われ、自分自身の体を自由自在に操る能力のことを指します。 そしてバランス能力はコーディネーション能力の一つになります。 このコー

足部・足関節のルーティンケア

地面と唯一接触し、衝撃吸収、推進作用を有する足部・足関節はその作用から、非常に重要な役割を担っています。 そのため、足部・足関節の柔軟性の低下は他関節に負荷をかけるだけでなく、パフォーマンス低下につながります。 特に座る時間が長いことで浮腫みがある、窮屈な靴を履いているなど他の要因から足部・足関節の機能低下を引き起こす可能性があるため注意が必要である。 足部・足関節の機能|3つのアーチ足部には内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つのアーチが存在します。 骨同士で支え合う