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葬送のフリーレン

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『葬送のフリーレン』は、現在(いま)とても熱いマンガの一つだと思ってます。表面的には淡々と進んでいる雰囲気の時が多いですが、魂が熱く、奥が深い。原作マンガ、アニメいずれかを問わず…
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#ネタバレ

「葬送のフリーレン」118話ネタバレ感想:壮大な恋物語

この物語は究極の「すれ違いの恋の物語」とも言えるし、「時を超えて気持ちを通い合わせる恋の物語」とも言える。 第118話「フィアラトール」のネタバレ感想です。 未読の方はご注意ください。 魔族の幻影に飲み込まれ、まさかの(ヒンフリ・ファン狂喜の)状態になったヒンメルとフリーレン。 そのあとの展開に深く感動したので、勇者ヒンメルの境地を想像してみた。 出会い フリーレンと初めて出会ったのは、暗い夜の森。花畑を出す魔法を見せたときに、とても綺麗だと思った。(6巻) 大人

「勇者ヒンメルならそうした」とは何か ~葬送のフリーレンと道徳実践~

0.はじめに 初めて葬送のフリーレンで記事を書きます、そにっぴーと申します。長い間アイドルマスターにどっぷり浸かっていましたが、今年の4月頃に葬送のフリーレンのアニメを見たのが全ての終わり始まり。  食い入るように最後まで見てしまい、それから原作を全部揃え、フリーレン展に行き――と、転がり落ちるようにハマりました。アイマスの出費を抑えて貯金しようと思ってたところでしたが、葬送のフリーレン関係の出費が加速度的に増えつつあります。このままだと炭鉱300年コースです。助けてくださ

「葬送のフリーレン」(アニメ)が好き。これは冒とくではなく妄想なのです…

アニメ、最近観てます。 基本的には小説が私にとって最強のインプット媒体なのですが、 常にはまる小説に出会えているわけではないのでアニメで補填してます。 絵や音などがあるとまた別の楽しみもありますしね。 漫画も好きなのですが、電子書籍を読まないので家の本をあまり増やしたくないとなると手を出しづらいものがあります。 さて「葬送のフリーレン」。 私が見ているのはアニメです。 漫画は1巻を図書館でめくったぐらい。 なのでアニメの先の展開は一切知りません。 3月に1期(?)が終わっ

アニメ『葬送のフリーレン』雑感 ~文学のような名作~

アニメ『葬送のフリーレン』を観た。その感想のような批評のような雑記。 ざっと感想 魔法が出てくるファンタジーの世界観ではあるけど、アクションシーンがたくさんある怒濤の展開はない。(後半はけっこうあるけど)。どちらかというと静かな物語。早く先が観たい!となるアニメではなかった。でも、決して退屈さはない。 人物描写や心理描写が細かく、すごく文学的でリアリスティック。長く心に残るような素敵な作品。(余談だけど『蟲師』というアニメと近しいものを感じた。) 「葬送」 「葬送」

【漫画】葬送のフリーレン13巻の感想

*出来るだけ詳しいネタバレは避けていますが、大まかなあらすじなどは出てきます。ご了承ください。 葬送のフリーレン13巻を読みました。 漫画のフリーレンとアニメのフリーレンでは 同じお話なのに、感じる温度が違います。 漫画のフリーレンのほうが、青ですこし冷たく儚い。 アニメのフリーレンのほうが、赤でじんわりと温かい。 どちらにも良さがあって好きです。 13巻は前巻の続きと、いつものように旅の道中での出来事、 そして、新しい章への導入部分が描かれていました。 ヒンメルた

【雑記】葬送のフリーレン:第118話感想 / 追記アリ

うううううううううううう。 うううううううううううう。 自分は葬送のフリーレンを単行本で追ってる派の人間なので、5ヵ月くらい前のストーリーをようやく見ることができたわけなのですが、その、この話は…ヤバい…。 やられてしまいました。 これはだめだ。 書いて発散するしかない。 ----------------------------- 以降ネタバレ含みます ----------------------------- あの!幻影の結婚式って時点で「やってんなぁ!!」ってクソ

「葬送のフリーレン」における日常と非日常

この物語「葬送のフリーレン」(漫画版)は、どんなきっかけだったか忘れたけれど、以前ウェブのどこかで物語の“始まり”の部分を読んだことがありました。何か惹かれるものがあったのでしょう、覚えています。「始まり」なんだけれど、(嘗ての)物語の終わりから始まってるのですね。だから、ウェブで読んだとき終わりの方の一部分かと思っていました。 ところで、noteでフォローしている方にテレビのアニメを勧められました。しかし、テレビを観る習慣がないので2〜3回観たきりになってしまっていたので

葬送のフリーレン全巻読んだ

読みました! 現時点で出ている単行本13巻まで。 下記、感想です。(ややネタバレ) これはもしかすると壮大なラブストーリーなのかもしれない……と思った。フリーレンが10年間フラグを折り続けた結果、こんなことになっちゃってる。 10年間、もはや魔王がどうとかではなく、ひたすらフリーレンに情操教育を施す旅だったな。(教育係三人) 推しはもちろんゼーリエです。でもフランメもわりと好きなので、強い師匠キャラが好きなのかもしれない。 この作品ってちょっと特殊かなと思っていて

『葬送のフリーレン』を観終えて感じた人生の孤独と人との出会いが変えるもの

こんにちは。すうちです。 連休に入り、今年は遠出した方も多いかもしれませんが、私は前半に少し旅行した以外は比較的のんびり過ごしています。 noteでたまに映画やアニメの感想も投稿してますが、今回は『葬送のフリーレン』シーズン1を観たピンポイントな感想です。 ーーー はじめにあらすじ 視聴前は勇者が魔王との戦いに勝利した後の世界と知って「設定が斬新」という興味と同時に「平和な世界で何が描かれるのか?」という疑問もありました。 しかし、実際に観始めた所、思ってたイメー

フリーレンの「くだらなさ(いい意味)」よいつまでも

フリーレンがおもしろかった。今季のアニメはつぶぞろい、個人的にベストは、『薬屋のひとりごと』『ダンジョン飯』そして『葬送のフリーレン』。 ネタバレしないためにレビューとかぜんぜん読んでなかったのですが、一期がおわったのでレビューや評価をちょこちょこと見ています。おおむね好評価のようですね。低評価もちょこちょこあるっぽい。なるほど、なるほど、低評価はだいたい「漫画の良さにはかなわない」「ディテールがなってない」この二つに大別できる感じですかねー。 そんなこんなで、世界の普通

変わり続けて世界は動いていくんだ。良くも悪くもな。|漫画『葬送のフリーレン』第13巻

これまでの感想はこちら。 ヒンメルとフリーレンは、奇跡のグラオザームの幻影の中にいた。 結婚式で向き合う2人。 僕は何をすればいい? と問うヒンメルに、フリーレンは、強力な精神魔法を扱う何者かとの戦闘中だったんだろう、と言いながらも そして、“ここ”を現実と思っている以上、自分にはどうすることも出来ない、とも言った。 でも。 フリーレンは、ヒンメルの手を取り、彼の腰の当たりに導いた。 ――そこは、剣の柄があるところ。 2人の重なる手は、見えない“それ”を掴んだ。

葬送のフリーレン 描写と音楽面の考察

あくまで個人的な感想であること、ご承知おきください。 専門的な知識はあまりもちあわせておりません。ご理解いただけると幸いです。  今回は、「葬送のフリーレン」においての描写、音楽面の考察をすこしだけお話ししていきたいと思います。映像のスクリーンショットができなかったため、分かりにくくなる点は、ご了承いただけると幸いです。 ※Amazon Prime Videoで作品を見た感想です。ここに書いてある0:12などの数字は、Prime Videoでの該当場面の時間です。 葬送

フリーレンを見ると死ぬのが怖くなくなる

こんにちは。 秋の良い日が続いているゴールドコーストです。 さて、還暦になると 死を意識し始める頃かもしれません 死ぬのは怖い 当然ですし みんなそうだと思います 死ぬ時に苦しむのが怖いと思うのか 死んでしまったら自分がいなくなるのが怖いのか 怖いにも色々あるかもしれません 怖いと思うのが 自分の存在がなくなることだとしたら この怖さを感じるのは もしかしたら男性に多いかもしれませんね 女性は子育てした場合 自分の命が繋がれてる感覚が男性よりかはつよそ

葬送のフリーレン 24話 自分と戦う

こんにちは。 フリーレンは24話になりました 一級魔術師の試験で、 新たな戦いが始まりました アニメだと動きがわかるので 戦いの雰囲気をリアルに感じることができますね ここまでフリーレンたちは 順調に最後の扉の前までやってきます ダンジョンをくまなくみてきて 危ない目に遭うまでもなく きてるということですね とはいえ 攻略し尽くしたと思うところでも フリーレンは まだみてないところがある!と ワクワクした声で 「お宝だよ」 っていうのだけど フリーレンらしくて