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必要なリソースは、案外近くにあるのに・・・


僕は栃木県に住んでいるライフコーチ。


そう言っているのに、実は地元が嫌いで大学選びの基準や将来住みたい場所も、とにかく「栃木県外」の一択でした。



それが今じゃ家族も家も全て栃木県。
どういう事?って思いますよね笑。
僕自身、まさか地元に帰ってくるなんて想像していませんでしたから。



そして今じゃ、地元が大切なもの(リソース)になっているんです。



「地元を好きになろう」ってキャンペーンではないけど、迷った時には原点に立ち返ってみると一歩先のヒントになるかもしれないよ。


「自分には何もない」
「動き方が分からない」


そんな想いを抱えている人へ、何かのきっかけに繋がることを願って書きます。





地元からフェードアウトしまして・・・


自覚して地元が嫌いになったのは、高校に入学したころ。


高校では普通科に入学。

志望の動機と言えば、

「家に近い」「選択肢を狭めにくい」「将来的に潰しがきく」

そんなもんでした。


安易な理由ですが、もっとホンネを言えば学校には行きたくなかった。これが一番しっくりきますね。



今は母校の状況が分からないんだけど、当時僕が通っていたころは原則入学したら何かしらの部活に入る事になっていた高校でした。まじ?って感じでもはや消去法で選んだソフトテニス部は、中学の頃に1年ほどテニス部だったから。趣味程度で続けられたらいいなーと思っていたものの、一度挫折して辞めたモノを再構築するって思ったほど根気がいるもので・・・。半年を過ぎた事から幽霊部員化して、退部しました。



そんな僕とは正反対に生きる人たちがいて…。高校に入るとともにどんどん垢抜けていき、部活動に精を出す人たち。へーって。何だか次元が違う遠くのものに見る感覚でした。



一方で、入学して数が月もしないうちに退学していく人たちもいました。理由は分からなかったし一度も話したことない人もいたんですが、退学したことは僕の耳にも届いていました。



「あの子はもともとそういう気質があった」
「ちょっと変わっていた」



そんな声を聞こえくるんですが、僕は内心では「勇気ある決断をした」と思っていました。だって僕は、そうしたくても周りが気になって出来なかったから。それを辞める=逃げたように、噂話で盛り上がってワチャワチャしているのを見て、キモいと思っていた自分。

ただその場にいるだけで会話には参加しないけど、居心地悪かった。



田舎特有の文化、といえばそうなんだろうな。

人の話や噂話は尽きません。



聞きたくなくても入ってくる噂や、誰かと付き合えば誰かの知り合いだったり、その人は実は元カレ・カノだったりと、知りたくもない情報やあれこれ。


そんなのに疲れ果てていたけど、周囲の目にはかなり気を遣っていたんです。高校時代は、そんな居心地悪い中で過ごしていましたので、早く卒業したい。そればっかり考えていました。


そんな中、こないだ偶然再会した元クラスメートからはこんな事を言われました。


「高校時代、ちょっと何を考えているか分からない存在だった」
「楽しそうには見えなかった」



まさにその通り。よく見てる!



高校時代の思い出って、印象深いことなら今も思い出すんだけど、それ以外ピンとこないんです。出席率は高めだったはずなのになー。


そんな3年間を無事?に終えて卒業する時、かっこつけた「大学進学」という名目で、地元からフェードアウトしました。



人との壁が出来たんじゃなくて、勝手に壁を作っていた


大学在学中も、時々地元に帰っていたし友人とも会っていたんだけど、常に「自分の居場所はここじゃないんだ」って思っていました。


会えば盛り上がるんだけど、常にどこか別な場所を求めていました。



「ここじゃないんだよなー」



そうこうしているうちに、学生時代の友人とは疎遠になったりお互いに仕事や家庭を持つようになって、会う事はもちろん連絡を取る機会も減っていきました。


「そんなもんだよ」


こういう言葉をよく聞くようになったし、会う友人は右手に収まる程度になっていきました。大人ってこんなもんだよな!ってカッコつけて自分に言い聞かせていたんだけど、懐かしい友人に会いたくなる時ってありません?


あんだけ地元が嫌いって言っておきながら、お前!って言われそうですが、時々懐かしくなることがあります。
でも、大人になるにつれ友人とは疎遠になって自分から突き放すように距離を置いていた人間関係に、向き合うのには勇気がいります。


「今更なんだよ」って言われそうだし、お互いに生活があるし仕方ないよなって割り切ろうとするんだけど、だけど今僕がいるのは地元。

家も建てて、子供も学校や幼稚園に通って、この土地に馴染んでいる。



あれ、馴染んでいないの僕だけ??



おやや、またこの状態ですか??



こんな事を感じ始めたのは、半年前くらい(4月頃)。
この後、もしかしたら別な場所に住むかもしれないし、海外に移住しないとも言い切れない。何だって起こり得る。

なのに、また今・この瞬間から目を背けて、ここじゃないと逃避するのか。



会社で面倒事に巻き込まれても、コツコツと働く妻。
学童で喧嘩して帰ってきて、どうやって謝るのか紙に書いて脳に汗をかきながら友達と向き合う娘。
毎日幼稚園で楽しいことを見つけてくる息子。



ようやく。ようやくですよ。家族の姿をまじまじと見て、感じて。
壁を作っているのは僕自身。気付いてはいたけど向き合おうとしなかった。



自分がここにいることを発信する


僕はこうして自分の仕事やプライベートのことを発信していますが、学生時代の友人に、今僕が何をしているのかを言うことはありませんでした。


あれだけ地元が嫌いだったのに、地元に帰ってきて会社を辞めて独立して働いている。自分がカッコ悪く感じていたし、どこから説明したらいいのか分からなかったし、もし理解されなかったら傷ついて更に距離を置くかもしれない。


そんなある日、中学の友人からインスタのフォロー申請が届きました。


「うわ、超懐かしい!」


そんな彼からは、僕のライフコーチの活動に対して肯定的で前向きなメッセージをもらいました。最後に会ったのはいつだろう。10年以上前?


久々の連絡も感動だったけど、何よりライフコーチに理解を示してくれていることが嬉しくて、いつ地元に帰ってくるのか速攻で返信。



~~~~~~~~



先日、久々に彼と飲みに行きました。
10年振りなのに、会って数分で意気投合。
話に夢中で、注文した刺身もカピカピ状態に笑。


今まで二人で語り合うなんてなかったけど、価値観を共有していくうちにお互いが「こいつ合うなぁ」って言い合う始末。


きっかけは1通のフォロー申請。
そこで生まれたのはでっかすぎる絆。


正直、彼に向けた発信では無かったけど、見つけてくれてありがとうと言いたい。これが僕にとってのリソースに気付いた瞬間でした。



発信活動って、なかなか花が咲かないし成果は時間差で遅れてくるから、挫けそうになるんだけど、見ていてくれる人はいる。そして、案外身近にいるんだ。



僕はそれから、別な同級生にも連絡してみた。
その彼は、学校帰りに夜中までカラオケに行ったり、初めての海外旅行を共にした友人。

でも、彼とも疎遠になっていくうちに、どんどん距離が離れてしまっていました。そうだったのはもう過去の話。



カピカピの刺身を一緒に食べた彼のおかげで、勇気をもって連絡することにしました。一度は連絡が繋がらなかったけど、翌日に返信がきて今度会う事になりました。はやっ笑


それくらいの事って思われるかもしれないけど、地元に対するブロックが強かった僕からすると、日本とブラジルくらいの距離感を感じていました。



どんな結果になるかは分からないけど、きっとまた大事な縁に感謝することは確信しています。飲み過ぎて記憶を飛ばすことだけは避けないと。せっかく会うのにもったいない!



それもこれも、自分がここにいることを発信し続けたからだと思っています。発信から、地元の繋がりを再構築できるなんて、始めたことには想像していませんでした。これは、自分を褒めても良いよね?よくやった!!



~~~~~~~~



こうやって再会してみても、やっぱり僕は地元が大好きとは言えないけど。今、確信もって生きやすくなっています。


そんなに多くはいらなくって、大切な人と縁で繋がれればいい。例えは離れていて連絡をしなかったとしても、「自分がここにいること」を伝えてみる。


そうすれば繋がる縁もありますね。


発信や連絡するのって、とても勇気がいることだと僕は知っています。
でも、その分得るものが大きいことも知っています。


必要なリソースは、案外近くにあるかもしれません。



いつかあなたとも、色々なおはなしが出来ることを楽しみにしています。
もし良ければ、この発信から僕と縁でつながりましょう!


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