眠育で心も身体も健康に
こんにちは。共育LAB.スタッフのかーちゃんです。
8月も後半になりまだまだ暑い日が続きますが、徳島の夏の風物詩阿波踊りも終わり、どこか夏が終わった感じがして少し寂しさを感じるのは私だけでしょうか。とはいえ、残暑が続くので熱中症対策は怠らずに日々過ごしてもらいたいと思います。
さて、こどもたちが羽を伸ばせる夏休みももう終わりに近づいていますが、ここ数年夏休み明けのこどもたちのメンタルヘルスは、社会的な問題と言われるようになりました。学校生活への不安から、苦しさを感じる若者たちが増えています。
夜更かしをしてお昼に起きてくるような生活を送っていては、2学期に入り通常の学校生活へ戻るのは大変です。睡眠は脳を休ませ、脳の働きを守るために必要なものです。脳機能を正常にするためには、0歳から9歳(小学校3年生ごろ)までは10時間弱、小学校高学年は9時間、中高生は少なくとも8時間は睡眠時間を確保する必要があるといわれています。
しかしある調査では、夜間睡眠時間が6時間半以下の中高生が80%、7時間以上寝ていたのは、わずか20%弱、地域によっては、乳幼児でさえ22時以降に寝かせている家庭が20%を超えているとのデータもでています。
脳を休めるために必要な睡眠を取れていないと、脳はずっと疲れを引きずったままです。睡眠負債を抱えたこどもに症状として現れるのが、強い眠気や不眠、倦怠感や頭痛、めまいといった時差ボケのような症状の他にも、コミュニケーション能力の低下や自己否定的な思考にとらわれたりすることもあります。
私自身も休みになると、少し夜更かししてしまい、そうすると起床時間も遅くなるのですが、上記で示した時差ボケの症状がでたり1日が終わるのも早い気がして生活リズムを崩さない大切さを感じています。
睡眠不足が身体に与える影響を知っておけば、自分の身を守ることにつながります。
世代によって伝えたいことは異なってきますが、夏休み明け起きられずにしんどそうにしていたら、まずはこどもたちに「ちゃんと眠って、自分の健康、自分の身体(こころとからだ)を守ることを大切にしてほしい」学校に通うことや成績を上げることも大切ですが、「自分の守り方を知り、生きてさえいれば、将来は何とでもなるよ」と伝えてみるのもいいかもしれませんね。
参考HP:厚生労働省e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-007.html
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