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祇園祭2024後祭宵山 護摩焚きにあばれ観音に酔いしれる!

祇園祭2024年後祭、宵山レポートです。

京都癒しの旅では役行者山さんとのご縁で特別な旅をご案内しております。
祇園祭を何度もご覧になっている方、大好きな方にお楽しみいただける内容です。

京都駅で集合して、役行者山へ向かいました。
会所の茅の輪をくぐり、御神体にお参り。

(この写真は宵々々山に撮ったもの)

今年復活した井戸はなんと、八坂神社から祇園祭発祥地の神泉苑を結ぶ線上に位置するそうです。

改めて掘られて復活した井戸


腰掛け石は身体の悪いところを癒してくれるともっぱらの評判です。

役行者神腰掛け石駒札

役行者山護摩焚き特別席にて

護摩木を納め、いよいよ護摩焚きです。
聖護院の僧侶がはじめにわかりやすく解説をしてくださいました。

今、こちらに来られたこと自体が、平和で健康であるからこそ。

自分のことだけでなく、大変な思いをされている方や世界中の平和などをお祈りくださいとのお言葉がありました。

自分以外のことを祈ると不思議ですが、自分の幸福度まで上がる気がします。

聖護院から山伏さんが来られ、山伏問答から始まります。

役行者山保存会様とのご縁で特別席からの拝見が叶っています。

本当に聖護院の山伏だということが問答ではっきりします。

役行者山前にて


弓矢で結界を張ります。

結界を張ります


斧でも結界を張ります。

斧で結界を張ります

結界が張られ清められたところで、護摩焚きが始まります。

最後の方で先程納めた護摩木も焚かれます。

護摩焚き

今年は警備も強化され、立ち止まっての見学ができなくなっていました。

道路で立ち止まることはできません

役行者山保存会の代表理事の林様からご挨拶。

役行者山代表理事からご挨拶


檜の枝も厄除けにいただきました。
玄関に飾ります。

檜のお守りをいただきます


なんとも有難い時間でした。

護摩焚きの後、標識もお祭りモード

休憩タイム&ご夕食

暑い中に1時間ほどいたので、休憩しましょう。
「この緑を見るだけでも気持ち良いですね」とお客様。

新風館にて休憩タイム

この後、ホテルにチェックイン。
シャワーやお着替えをされて、再集合。

歩いて隠れ家へ。
コの字型のカウンターに、私たちとあと2組、9人のみ。

目の前でお料理してくださるので、見てるだけで楽しく、料理人さんとのお話も弾みます。

どれもこれも美味しくて、お客様にも喜んでいただけました。

「こちらのお店には自分たちでは行き着けないわ」って。

目でも舌でも会話でも楽しんだご夕食


後祭宵山の楽しみのひとつは屏風祭

鉾町の町家でお宝を披露してくださいます。

屏風祭


こちらは八幡山。

右手にベランダのように見えるのが鉾見台
年に一度の山鉾巡行を見るために作られたもの。

ハレの日をどれだけ大切にされていたががわかります。

八幡山と鉾見台


八幡山の懸想品。

祇園祭には檜扇が生けられます


巡行時に山に飾られます


お参りします

こちらは北観音山。

北観音山の前で


屏風祭、こちらにも檜扇が


北観音山


大船鉾。

日和神楽も戻られ、灯りが落とされました。

大船鉾、龍頭が美しい


明日に備えてホテルにお戻りのお客様と南観音山のあばれ観音まで楽しもうと残られたお客様。

少人数の旅ですが、祇園祭は案内人ふたり体制ですので、臨機応変に動けます。

南観音山のあばれ観音

南観音山のあばれ観音を楽しみにされていたお客様と下戸は今か今かと待ちます。

南観音山の前で

山鉾巡行でご神体が暴れないように宵山で暴れてもらおうというもの。
はっきりした起源はわからないそうですが。

動画をご覧ください。

音が出ます。

あばれ観音が終わるとすぐに提灯が消され、一気に静まり返ります。
長い宵山でした。

山鉾巡行につづく。

祇園祭をまとめたマガジンを作りました。
あなたの知らない祇園祭


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