【エッセイ】アラフォーの気づき
大好きな長崎旅行を終え、日常が戻ってきた。
旅行中にペットホテルに預けていた愛猫は食欲が失せて痩せてしまい心配だったが、食欲が戻って以前のように食べ、よく昼寝をしている。安心したのかよく毛繕いをしている。のびのび気ままに過ごす姿が愛おしくてたまらない。
昨日は地元にある行きつけの居酒屋に彼と行き、途中から彼の親友が加わり、途中で私だけ抜けて同級生が働いているバーに行き、帰宅してからまた3人で飲んだ。計9時間飲んだ。楽しい一日だった。
今日は午後からオンラインでボイトレのレッスンがあり、大好きな先生とたくさん話せた。いつも優しく親身に教えてくれて、プライベートなことも話せる先生だ。39才と42才の頃に出産し、子育てと仕事を両立しながら現在に至る。私の理想の女性だ。先生からは発声や朗読だけでなく、人生哲学も学べている。本当に出会えて良かった。
重い体に鞭を打ち、なんとか仕事をこなす。少し溜まっていたのでできるか不安だったが、思ったよりも早くできて安心した。
どれもいつもと変わらぬこと。けれど、長崎から帰ってきてすごく幸せだと思えている。旅行は非日常で楽しいに決まっていて、終えたら現実とのギャップに落胆することもあるが、今回はそんなことがない。アラフォーになって日常のありがたみを実感できるようになったのかもしれない。
好きな人たちに囲まれ、穏やかに毎日を過ごせること。特別なことをしなくても心が満たされる状態でいること。今の私にはこれが一番の幸せだ。
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