1分の遅刻と1時間の遅刻、どちらが悪い?
2023年ラスト3週間のうちの貴重な1週間がまたスタートしました!
仕事納めも近づいてきます✨
学校が冬休みに入ってからは、クリスマス、お正月と楽しいイベントが目白押し😆
大人も楽しんでいきたいですね!
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
さて、今週も「お品書き」を発表します~🎵
📘今週のLIBRARYのラインナップ📗
(2023.12.11~12.17)
【月曜日】
1分の遅刻と1時間の遅刻、どちらが悪い?
【火曜日】
「チーム学校」のウソ/集団・組織を導く必須条件
【水曜日】
【note成長】波に乗るために必要なこと(一部有料)
【木曜日】
LDの漢字指導徹底マニュアル/どの子どもにも通用する教え方
【金曜日】
「先生同士は仲が悪い?」の真相、ご存知ですか?
【土曜日】
「不登校」という後ろ向きな言葉はやめよう!ホームスクーリングという選択肢
【日曜日】
「教える」はもう古い?ティーチングからコーチングへ
読みたい記事があれば、是非、LIBRARYにお越しくださいね✨
「お金」はたった1円だったとしても、人にあげたり、人からもらったりということを気にする人が多い。
しかし、「時間」に関しては、非常に意識が高い人と、無頓着な人が分かれる気がします。
「時間」という1つの視点をもって人を観察すると、様々な価値観を分析することができる。
そして、「時間」について考える機会をもつことは、確実に人生のクオリティ・オブ・ライフに影響を及ぼします。
無料コンテンツ、多忙な仕事、家族や大切な人のとの時間・・・
現代ほどあらゆることを気にしなければならない時代はこれまでになく、「タイムマネジメント能力」が、年々高い水準で求められている気がします。
だからこそ、「タイパ」という言葉も近年生まれてきている。
この記事では、「時間」に関する様々な知恵や、人生のクオリティ・オブ・ライフを上げるための「時間」の使い方に関して、多様な視点を織り交ぜてお伝えすることができればと思います。
肩の力を抜いて、ご覧ください。
1時間の遅刻と1分の遅刻
子どもに「時間を守ること」の大切さを教える時に、
「1時間の遅刻と1分の遅刻ではどちらが悪いのか?」
という話をしたことがあります。
皆さんは、どちらだと思いますか?
これは場合にもよりますが、子どもに教える時は
「1分の遅刻」
と伝えます。
1時間も遅刻をするということは、何か不測の事態が起きたのではないかという可能性が高い。
人身事故で交通手段がストップした。
本人が事故に遭った。
家族に何か異変が起きた。
などなどです。
(もちろん、単純な寝坊という可能性もありますが笑)
対して、「1分間の遅刻」は、
「これぐらいいいや」
といういい加減さの表れの可能性が高い。
「遅刻」という1つのマイナスなファクターだけで、「いい加減な人」と見られてしまうのはとても損なことだ。
ということを語っていました。
他にも、「時間」について考えさせる際にインパクトがあるのがビルゲイツの話。
マイクロソフトの創業者であるビルゲイツは、世界的に有名な大富豪です。
全盛期のビルゲイツの年収は、1兆6635億円。
これをもっと細かくすると、
1秒で127万円。
つまり、1分で7666万円の価値になるのです。
人によっては、「1分間の遅刻」の間に7666万円も稼いでいるという事実を示し、
「皆さんが社長だったら、時間を守る社員と、時間にルーズな社員のどちらを雇いますか?」
などと問いかけてみるのです。
ただ単純に「時間を守りなさい!」
と指導するのではなく、
手を変え品を変え、様々な角度から考えさせながらインプットしていけば、楽しく学び、意識していくことができます。
Time is life
有名なことわざに「時は金なり」というものがあります。
先ほどのビルゲイツの例は、まさにこれを象徴する事例。
英語に直すと「Time is money」。
そして、それと同じような表現で、時間の貴重さを伝えている人たちが多数います。
「Time is life」
つまり、「時は命そのもの」ということです。
私たちは、生まれてから死ぬまでの時間がある程度決まっています。
考え方によっては、命の時間を刻一刻と削りながら生きているのです。
だからこそ、一時一時を大事にしなければならない。
そして、
相手を待たせる、
会議の時間を延長する、
という行為を軽はずみにしてしまうということは、
「相手の命を軽く見ている」
という行動でもあるということなのです。
しかし、四六時中、「時は命」などと考えていては、疲れてしまいますし、相手に必要以上に厳しくなってしまいます。
ですので、このような視点の使いどころが肝心です。
ONとOFFを切りかえる視点
筆者は、プライベートでは、時間のことはほとんど気にしません。
親しい仲間との交流や飲みに行くときも、その日の時間はどれだけ使っても大丈夫なようにしておきます。
自分の好きなことをする時間。
大切にしている人と交流する時間。
そのような「時間」を使う時は、贅沢に。
「時間」ばかり気にしていては、楽しめるものも楽しめませんから。
筆者自身も、学生時代は時間に非常にルーズで、大学生の頃は遅刻ばかりしていました笑
社会人になったら「矯正」されましたが・・・
時間についてしっかりと考えるようになったのは、様々な勉強をしながら、少しずつ変化したのです。
ちなみに、海外留学中は、南米人の友達ともよくつるんでいましたが、彼らは、待ち合わせした時間を、平気で1時間、2時間遅刻してきます笑
筆者もその内あきらめて、暇つぶしの道具をもっていきながら待つようになりました。
「どうせ遅刻するでしょーねー笑」
ということを思いながらも、
「もし、今日はたまたま時間通りに来ていたら悪いな」
と思い、一応時間通りを目指して行動してしまう筆者。
そんな自分を見て、
「自分も日本人なんだなぁ」
と思ったことを覚えています笑
また、同僚が遅刻しても、一切に気になりません。
こっちはこっちで仕事を始めておけばよいので、いくらでも調整できるからです。
ただ、
「相手を拘束する」
場合だけは、時間を気にします。
例えば、相手に仕事のことで教えてほしいことがある場合。
そのような状況の場合は、相手の時間を「いただく」わけですから、事前に質問をクリアにし、尋ねたいことを明確にしておきます。
また、会議やちょっとした打ち合わせでも、できるだけ時間を短くする工夫をします。
話し合いたい論点を書いておく。
前提条件をまとめて記載しておく。
図や資料を用意しておく。
その上で、検討が必要な所だけに絞って打ち合わせをする。
資料があれば、相手はそこにメモできますし、後で思い出す時に、参考にすることができます。
また、もっと大きい人数で行う時の会議も極限まで短くする術も学びました。
会議については別の記事で。
会議を非常に円滑に進める上司がいて、教員を退職後、その方に誘われて飲みに行ったことがあります。
平日で忙しいこともあり、事前に飲み終わる時間をきっちり決める配慮をしてくださった姿から、
「やはり普段から時間を大切にしているな」
と思ったのでした。
残業して、きちんと給料が支払われるならよいのですが、そうではない場合も未だに往々にしてあります。
残業代も払われないのに、時間を拘束されるのならば、それだけ命というものを軽く見られているということ。
それに納得いかない場合は、筆者は管理者にきちんと主張をします。
もちろん、常識の範囲内で与えられている仕事をこなしていることが前提ですが。
メメント・モリ
フランスの言葉に「メメント・モリ」という言葉があります。
この言葉の意味は「死を思え」。
私たちは、1日1日、一時一時に、死に近づいている。
明日死ぬかもしれない。
いつ死ぬかは誰にも分からない。
だからこそ、今、この瞬間を全力で生き、輝かせる。
そんなことを思わせてくれる言葉です。
「自分が死ぬ瞬間、周りには誰がいるのか。自分の葬儀でどのような人が集まって来るのか。そこに集まって来る人は皆、満ち足りた表情をしているか。あなたのことを棺の前でどのように語っているか。」
そんな、人生のゴールの瞬間を想起しながら、逆算して、
「今、どう生きるのか」
を考える。
そんな「時間」もたまには必要なのかもしれません。
まとめ
「一時も時間を無駄にしないで過ごす」
そのような意識はとても大事です。
個人で仕事をしているならば、大いにそうしても構わないと思います。
ただ、社会や組織の中で、人と一緒に働いている以上、時間感覚に関するズレが生じてしまうのは、仕方がないことでしょう。
なぜなら、それぞれ価値観が違うから。
その中でも大切なのは、
「どこまでは許せて、どこまでは許せないのか」
という線引きを自分の中にしっかりもっておくことです。
特に、会議や、打ち合わせなど、相手の時間を強制的に拘束する場合は、しっかりと時間の価値を考えていきたいものですし、
大切にできていないならば、管理者や上司に工夫点を伝え、ITスキルも活用しながら、時間を短縮するためにアクションを起こしていく必要があるなと思います。
あなたの人生の時間は、あなただけのもの。
自分が納得できる場所や人と過ごす時間が少しでも多くを占めるようにし、満足できる人生を送っていってほしいと思います。
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「コメント」も残してくださる有難いです!コメントを読んだ方々が、より教育についての知見が深めることができる図書館でありたいと思います。
いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!
明日の記事は
「チーム学校」のウソ/集団・組織を導く必須条件
です。
「チーム学校」という言葉にずっと違和感をもっていた筆者。それは、筆者が考える本物のチームが、周囲の考えるそれにズレがあったから。
「チーム」というものがそもそも何なのかを解説していきます。
是非、楽しみにしていてください🎵
皆さんの今日・明日がよき1日でありますように😊
2023年12月1日から共同運営マガジンをスタートしました。
開始して間もないですが、早速たくさんの方々にご参加いただいています!
マガジンの仕様上、メンバーは限定100名までとなっています。
共に手を取り合い、共に成長していきませんか?
ご参加希望の方は、気軽に上記の記事にコメントしてください🎵
📘今週のLIBRARYのラインナップ📗
(2023.12.11~12.17)
【月曜日】
1分の遅刻と1時間の遅刻、どちらが悪い?
【火曜日】
「チーム学校」のウソ/集団・組織を導く必須条件
【水曜日】
【note成長】波に乗るために必要なこと(一部有料)
【木曜日】
LDの漢字指導徹底マニュアル/どの子どもにも通用する教え方
【金曜日】
「先生同士は仲が悪い?」の真相、ご存知ですか?
【土曜日】
「不登校」という後ろ向きな言葉はやめよう!ホームスクーリングという選択肢
【日曜日】
「教える」はもう古い?ティーチングからコーチングへ
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