Kyohei

シドニーで6年、オークランドで2年プロサッカー選手をした後に、高校サッカーのコーチ、サ…

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シドニーで6年、オークランドで2年プロサッカー選手をした後に、高校サッカーのコーチ、サッカーと語学留学のエージェントの紹介をやってます。別途依頼を受けてのサッカープレー分析、コーチングもやってます。2021年に脳震盪の静養から復帰するも海外挑戦は断念。

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    ケガからの復帰を書いたnoteをまとめています。

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自己紹介です(3/2訂正)

初めまして! 投稿見ていただきありがとうございます。 今回は自分の今までの経歴などを紹介していきます。 ※2021年3月に加筆、一部訂正してます! 名前:木村恭平 1988年10月12日生まれの東京出身 学生時のサッカー歴は小学校:TTK SC 中学校:FC VIDA 高校:京華高校サッカー部       大学:帝京大サッカー部   社会人で1年tonan前橋でやってます。(2011年)

    • ヘディングの重要性と危険性

      正直ヘディングは非常に重要なサッカーの技術の一つです。 未だに日本の大会ではトーナメント形式の大会が重宝される傾向が強く、リスクを回避するために「思考停止のロングボール」を多用するチームが見受けられます。 (思考停止のロングボールについてはこちらを https://note.com/kyohei1012/n/n7dbdafc7a278) 特にそういうチームはセットプレーを非常に大事にするので、コーナーキックやフリーキックはもちろん、ロングスローも頻繁に登場します。 ここ最

      • 思考停止のロングボール

        正直、安定して勝つならロングボールをビルドアップの中心に据えてチームを組み立てた方が良いです。 でもここに落とし穴が潜んでます。 「思考停止のロングボール」 これが今回の内容です。 では思考停止のロングボールとは何か? ・相手がどんな状態であってもロングボールを蹴り込む ・ロングボールを「どこに蹴るか」「いつ蹴るか」が統一されていない為、味方のサポートや反応が遅れる、もしくはない。 ・CBが保持している時にどれだけフリーでも前に運ぶ事なくロングボールを蹴り込む ・シ

        • 決定力不足とは?

          どのチームにでも起こり得る問題。 それが決定力不足。 代表だと1試合点が入らないだけで言われますよね。 この事に関しては昔から思う事があります。 「決定力不足はFWだけの責任ではない」 毎回無得点で終わる試合で批判されるのは1番相手ゴールに近い選手であるFW。 チャンスが1番多いポジションでもある。 ただ、それが全てなのか?と言われるとそれは違う。 FWの能力を入れると3つあるかなと。 ①FWの能力 ②チャンスの質 ③ボールの奪い方 1つずつ解説していきます。

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          勝てると思った試合を落とした話

          インハイ予選支部予選決勝で敗戦。 前にもあった。 勝てると思った試合を落とした事。 それが2021年、FCカラストで選手兼監督で臨んだクラブ選手権関東代表決定戦。 監督をやって初めて公式戦で負けた試合。 この2つの試合で共通して起こった事 ・守備が良かったから選手交代でバランスが崩れる可能性が高い ・戦術修正が後手に回って得点を取れる雰囲気があまりなかった ・2試合とも追いかける展開 今回の試合でも、本来であれば守備のバランスをある程度崩してでも点を取りに行かないと

          勝てると思った試合を落とした話

          試合中に何を見る?

          あなたは試合中に「何」を見ますか? おそらく半分くらいの方はボールを見ているかなと。 プレーしている選手、ベンチに入っているスタッフ、観客などその場にいる人が対象です。 (ここではボールを持っている選手のみが対象外です。) もちろんボールは見ますが、もっと見ないといけないのは ・ゴール(これはプレーしている選手、もしくはベンチにいる選手のみ) ・味方 ・相手 ・スペース ・写真 です。 これを遠いところから順番に。 しかも全てを一瞬で。 これが当然だと思っている方。 も

          有料
          200〜
          割引あり

          試合中に何を見る?

          ボールを「止める」のレベルを上げる

          ボールを正しく止める。 言うのは簡単です。 ただ、どれくらいの選手が正しく止められているか。 そもそも止められるという事を正しく理解できているか。 何の為に止める事が重要なのか。 「正しく止める」という事は 次のプレー(蹴れて運べる位置)が可能な限り早く行えて、ボールを完全に静止させる事。 それが何の為に必要なのか。 それはプレースピードをコントロールする為。 得点を取る為にはいかに時間を作ってゴール前に渡すかが重要。 1秒あるかないかでシュート難易度が変わるのは

          有料
          100〜
          割引あり

          ボールを「止める」のレベルを上げる

          考える早さを上げる

          頭の作り替え。 先日行われた練習試合で繰り返し言った言葉の一つ。 プレースピード、特に考える速さを相手に合わせないと、持っている技術やフィジカルが何も活かせなくなる。 これはカテゴリーが上がったり環境が変化するとよく起きる現象。 自分たちで言えば、中学生が高校の試合に出たり、Bチームだった選手がAチームの試合に出たり。 あとは相手のレベルが上がっても起きる。 考えて早くプレーをすると言っても、ドリブルをしないとかワンタッチプレーを増やすとかそんな単純なものでもない

          考える早さを上げる

          新人戦終了。冬に向けて。

          新人戦も2回戦が終わり、10−0、3−2で無事突破。 次戦は2月に予定されている、同地区最強の相手。 トーナメントの公式戦で2連勝する事自体、この部活としては数年振り。 この数年間色々ありましたから・・・。(特にこの1年半。) この2試合は正直内容が特別良かったわけではない。 むしろ2回戦は悪かった方にも入れられるくらい。 それでもやる事をブラさず、個人の力を発揮して勝てたのはチームとしてもそうだし、選手たちの成長があったからこそ。 チームとしてその局面で何をするべき

          新人戦終了。冬に向けて。

          思考停止のプレーはNo。

          思考停止のロングボールは禁止。 これが今指導している高校生たちに求めていること。 (正確には思考停止のプレー全般ですが、特にロングボールは禁止。) その理由としては ①チームに意思が伝わらないから、プレッシングの開始合図にもならない。 ②純粋に迫り合いに勝てない試合が出てくる。 ③チームが間延びしやすくなり、消耗が激しくなる&試合を支配できなくなる。 こんなところです。 もちろん一度ロングボールを入れて、チームの体勢を整える・相手を下げさせる、などの意図があるものは

          思考停止のプレーはNo。

          チームのミスの矢印を自分に。って話。

          サッカーにミスはつきもの。 失点の9割近くは何かしらのミスが原因。 ボールの奪われ方、ディフェンスの仕方、ポジショニングのバランスなど。 その一つのミスに対して1人のミスのみで処理してませんか? という指導者に限らず選手にも投げ掛けたいのが今回の話。 例を挙げると、先日の練習試合でCBのビルドアップ中のパスミスにより自陣ペナルティエリア付近でボールを奪われて、そのまま失点。 CBがパスミスしなければもちろん失点はない。 ただ、それ以外の選手はボールを「いつ」「どこで

          チームのミスの矢印を自分に。って話。

          対ロングボール対策にヘディング。

          先日ヘディングトレーニングを群馬でやってきましたが、正直やらないに越した事はないです。 自分自身脳震盪を5回起こした後はロングボールのヘディングを未だに積極的にはしてません。 でもディフェンス面ではヘディングをせざるを得ない状況はかなりあります。 未だにリスク回避でロングボールをひたすら蹴らせるチームはありますから。 それが悪いかどうかは個人の価値観です。 個人的には判断する機会(ショートパス、ミドルパス、ロングパスの選択)や背後を狙う距離が長いからチャンスになりず

          対ロングボール対策にヘディング。

          新チームの準備

          久しぶりの更新。 10月に入って新人戦の準備をしているわけですが、今意識しているのがボールを「受ける」事と相手を「外す」事。 結果を出したいことはもちろんあるけど、リスクをある程度許容して下でパスを繋ぐにはこの二つの要素が必須。 ロングボールを飛ばしてディフェンスラインの背後にボールを送るのは勝ちにこだわるチームのやり方としては基本的に賛成。 でも選手たちのその後サッカーを楽しんでプレーさせたい事や、観ている方(保護者や相手チーム、公式戦であれば観客様)に観ていて楽し

          新チームの準備

          新体制のトーナメント初戦。

          インハイ初戦。 非常に難しい試合。 前半に先制されて、後半に一時逆転するも即座に追いつかれる。 ラスト1分でセットプレーからの得点で3−2勝利。 この1年のいろんな思いが詰まったこのゲーム。 選手たちだけではなく、スタッフからしても思い入れのある試合だった。 去年の夏前に部内での騒動が起こり、体制を一新。 バタバタのまま行われた選手権予選も新人戦も結果を残すことができず。 この騒動を知っている方からはいろんな声をかけられた。 大変だねって。 自分自身この1年は東京

          新体制のトーナメント初戦。

          何も残せなかった大学指導

          3月末で東京情報大学との契約が終了。 事実上のクビ。 公式戦で結果を出せていないから当然と言えば当然だけど。 サッカー界は結局結果ありき。 数年かけて強くしようと言われても、結果が出なければ計画途中でも終わる。 強化をする上で大切な「自発的な」行動を選手からもスタッフからも引き出せなかった。 この一年を振り返ると正直、就任した時に考えが甘かった。 もっと簡単に選手たちを前向きにプレーさせられると思ったし、グランドの環境に関しても人工芝のグランドを借りたりして改善できる

          何も残せなかった大学指導

          2022シーズン終了

          天皇杯予選2回戦。 1−4で敗退。 これにより2022年度の東京情報大サッカー部の公式戦は全て終了。 満足した結果が出せていないのは見ての通りだけど、満足した試合内容でもなかった。 この試合、途中まではプラン通り。 対策もできていたし、選手も悪くないパフォーマンスを途中までしていた。 でも結局それ止まり。 上回る事はできていなかった。 格上の相手に勝つ為にはどこかの時間帯で上回らないと。 この試合のハーフタイムに選手同士で口論が起きた。 おそらく今年度初めて。(それが

          2022シーズン終了