Kyohei
指導者としての活動日記
ケガからの復帰を書いたnoteをまとめています。
初めまして! 投稿見ていただきありがとうございます。 今回は自分の今までの経歴などを紹介していきます。 ※2021年3月に加筆、一部訂正してます! 名前:木村恭平 1988年10月12日生まれの東京出身 学生時のサッカー歴は小学校:TTK SC 中学校:FC VIDA 高校:京華高校サッカー部 大学:帝京大サッカー部 社会人で1年tonan前橋でやってます。(2011年)
あなたは試合中に「何」を見ますか? おそらく半分くらいの方はボールを見ているかなと。 プレーしている選手、ベンチに入っているスタッフ、観客などその場にいる人が対象です。 (ここではボールを持っている選手のみが対象外です。) もちろんボールは見ますが、もっと見ないといけないのは ・ゴール(これはプレーしている選手、もしくはベンチにいる選手のみ) ・味方 ・相手 ・スペース ・写真 です。 これを遠いところから順番に。 しかも全てを一瞬で。 これが当然だと思っている方。 も
ボールを正しく止める。 言うのは簡単です。 ただ、どれくらいの選手が正しく止められているか。 そもそも止められるという事を正しく理解できているか。 何の為に止める事が重要なのか。 「正しく止める」という事は 次のプレー(蹴れて運べる位置)が可能な限り早く行えて、ボールを完全に静止させる事。 それが何の為に必要なのか。 それはプレースピードをコントロールする為。 得点を取る為にはいかに時間を作ってゴール前に渡すかが重要。 1秒あるかないかでシュート難易度が変わるのは
頭の作り替え。 先日行われた練習試合で繰り返し言った言葉の一つ。 プレースピード、特に考える速さを相手に合わせないと、持っている技術やフィジカルが何も活かせなくなる。 これはカテゴリーが上がったり環境が変化するとよく起きる現象。 自分たちで言えば、中学生が高校の試合に出たり、Bチームだった選手がAチームの試合に出たり。 あとは相手のレベルが上がっても起きる。 考えて早くプレーをすると言っても、ドリブルをしないとかワンタッチプレーを増やすとかそんな単純なものでもない
新人戦も2回戦が終わり、10−0、3−2で無事突破。 次戦は2月に予定されている、同地区最強の相手。 トーナメントの公式戦で2連勝する事自体、この部活としては数年振り。 この数年間色々ありましたから・・・。(特にこの1年半。) この2試合は正直内容が特別良かったわけではない。 むしろ2回戦は悪かった方にも入れられるくらい。 それでもやる事をブラさず、個人の力を発揮して勝てたのはチームとしてもそうだし、選手たちの成長があったからこそ。 チームとしてその局面で何をするべき
思考停止のロングボールは禁止。 これが今指導している高校生たちに求めていること。 (正確には思考停止のプレー全般ですが、特にロングボールは禁止。) その理由としては ①チームに意思が伝わらないから、プレッシングの開始合図にもならない。 ②純粋に迫り合いに勝てない試合が出てくる。 ③チームが間延びしやすくなり、消耗が激しくなる&試合を支配できなくなる。 こんなところです。 もちろん一度ロングボールを入れて、チームの体勢を整える・相手を下げさせる、などの意図があるものは
サッカーにミスはつきもの。 失点の9割近くは何かしらのミスが原因。 ボールの奪われ方、ディフェンスの仕方、ポジショニングのバランスなど。 その一つのミスに対して1人のミスのみで処理してませんか? という指導者に限らず選手にも投げ掛けたいのが今回の話。 例を挙げると、先日の練習試合でCBのビルドアップ中のパスミスにより自陣ペナルティエリア付近でボールを奪われて、そのまま失点。 CBがパスミスしなければもちろん失点はない。 ただ、それ以外の選手はボールを「いつ」「どこで
先日ヘディングトレーニングを群馬でやってきましたが、正直やらないに越した事はないです。 自分自身脳震盪を5回起こした後はロングボールのヘディングを未だに積極的にはしてません。 でもディフェンス面ではヘディングをせざるを得ない状況はかなりあります。 未だにリスク回避でロングボールをひたすら蹴らせるチームはありますから。 それが悪いかどうかは個人の価値観です。 個人的には判断する機会(ショートパス、ミドルパス、ロングパスの選択)や背後を狙う距離が長いからチャンスになりず
久しぶりの更新。 10月に入って新人戦の準備をしているわけですが、今意識しているのがボールを「受ける」事と相手を「外す」事。 結果を出したいことはもちろんあるけど、リスクをある程度許容して下でパスを繋ぐにはこの二つの要素が必須。 ロングボールを飛ばしてディフェンスラインの背後にボールを送るのは勝ちにこだわるチームのやり方としては基本的に賛成。 でも選手たちのその後サッカーを楽しんでプレーさせたい事や、観ている方(保護者や相手チーム、公式戦であれば観客様)に観ていて楽し
インハイ初戦。 非常に難しい試合。 前半に先制されて、後半に一時逆転するも即座に追いつかれる。 ラスト1分でセットプレーからの得点で3−2勝利。 この1年のいろんな思いが詰まったこのゲーム。 選手たちだけではなく、スタッフからしても思い入れのある試合だった。 去年の夏前に部内での騒動が起こり、体制を一新。 バタバタのまま行われた選手権予選も新人戦も結果を残すことができず。 この騒動を知っている方からはいろんな声をかけられた。 大変だねって。 自分自身この1年は東京
3月末で東京情報大学との契約が終了。 事実上のクビ。 公式戦で結果を出せていないから当然と言えば当然だけど。 サッカー界は結局結果ありき。 数年かけて強くしようと言われても、結果が出なければ計画途中でも終わる。 強化をする上で大切な「自発的な」行動を選手からもスタッフからも引き出せなかった。 この一年を振り返ると正直、就任した時に考えが甘かった。 もっと簡単に選手たちを前向きにプレーさせられると思ったし、グランドの環境に関しても人工芝のグランドを借りたりして改善できる
天皇杯予選2回戦。 1−4で敗退。 これにより2022年度の東京情報大サッカー部の公式戦は全て終了。 満足した結果が出せていないのは見ての通りだけど、満足した試合内容でもなかった。 この試合、途中まではプラン通り。 対策もできていたし、選手も悪くないパフォーマンスを途中までしていた。 でも結局それ止まり。 上回る事はできていなかった。 格上の相手に勝つ為にはどこかの時間帯で上回らないと。 この試合のハーフタイムに選手同士で口論が起きた。 おそらく今年度初めて。(それが
2勝。高校1勝、大学1勝。 これが今年積み上げた公式戦の勝ち数。 (中学はメインでは見てないので含めてません。PK勝ちも。) 1から勝つ為のチーム作りをしなければいけなかった大学。 カオスな状況が起きて、再出発の様な形になっている高校。 目に見える結果を出せる状況では2チームともなかった。 結果は出なかったけど、個人的にはものすごく勉強になる1年だった。 多くのプライベートの時間を犠牲にはしたけど。 継続的な成長と結果の為には「環境」必須だし、自分1人だけでは何も
天皇杯予選の初戦突破。 相手は社会人県2部で上位。 自分達は大学サッカーリーグで県2部で下位。 おそらく相手は油断もあったと思う。 誰が見ても自分達の方が格下だから。 かといって自分達が格上に勝つ為に特別な準備をしたわけではない。 リーグ戦が終わった後に取り組んだのは基礎の徹底。 基礎練だけで30分近く。 そこからパス練でひたすら「止める・蹴る」。 原則に則ったプレー制限を加えたゲーム。少ない人数でA・B分けて。 負けたチームが走り。 たったこれだけ。 多分選手か
リーグ戦終了。 1勝1分6敗。 何失点したか計算もしたくない。 成長を意識しながら1部復帰を目指したけど、見事に大失敗。 結果の責任は現場で教えている自分に全てある。 経営陣(今回の場合大学の部長や学生教務課など)は結果しか見ることはないから、結果を見て成長がないと判断されたらそれまで。 試合を観ても成長がないと判断されても仕方はないけど・・・。 大きく成長させる為には時間は必要なのは理解している。 特に失点した後のメンタルキープや、サッカーに対する取り組みは簡単に変わ
0ー6。 厳しい。 それはスコアではない。 1週間かけて準備していて、それができない。 と言うかチャレンジしようとしなくなる。 確実にメンタルの問題。 0−3になって急にやらなくなる選手たちが出てくるから。 相手が格上だろうと最後までやり続けないと・・・・。 また、継続して言い続けている事もできなくなる。 このnoteにも書き続けてる 「止める・蹴る・走る」「トランジション」「ハードワーク」 そこに加えてビルドアップの立ち位置や運び方、アタッキングサードやディフ