【マインドフルネスが人生を変える】天敵が消えた日

ある日の定例ミーティング。メンバーには天敵がいる。始まる前は 気が重くなったのに その日はどういう訳か 始まったらすっかり忘れていた。

やたら賢い天敵の話に 私があれこれ質問するお定まりの流れ。でも なぜかいつもみたいに気を遣ってもいなくて なのにコミュニケーションが引っ掛からない。

で 最後に天敵が 今まで自分で気がつかなかった心の枷(かせ)が ひとつ外れたと宣(のたま)った。めちゃくちゃビックリ。

いつもは 天敵の防衛姿勢が鼻について 自然発生的不快感が終始あったのに その日はナゼか気にならなかった。それが発端だと思う。

これまでの不愉快だった記録としての過去はあるはずだけれど 感情を伴った記憶としては もう思い出せないのも面白い。

恐らく 今のあり方が変わると 過去の記憶を今に呼び出して不快さに燃料を与えなくてもよくなるんだな。

人の頭には似たような体験と同時に自動反応的に想起する思考・感情の連鎖がある。マインドフルネスのプラクティスは その連鎖に気づいて その思考や感情が唯一の真実や可能性ではないことを見出し 他の選択肢や異なる視界を選べる自由を獲得していく。そして 体験が積み重なってくると 見える世界が変わり 反応自体が変わってくる。

「こちらが変われば あちらも変わる」とは言うけれど 小手先でない 本質的な変化の影響は絶大だなぁ。あり方が変われば 体験も根こそぎ変わる。そりゃ 間違いなく人生変わるよね。

さーて 今日もプラクティス 楽しもう♪