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面接術【人は見た目だよ】
大学入試の学校推薦対策が忙しくなってきた10月・11月。
生徒が「見た目で判断するのは良くないじゃないですか」と言ってきたことに返答してみようと思います。
これから就職試験を控えている人たちにも役に立つかなと思います。
事実として"ブスとデブは落ちる"
残念ながらそんな現実を見てきました。
私が就活していた25歳のとき。
主に、ホテル・ウェディング・飲食・テーマパークなどのサービス業を中心に30~40社見て回りました。
業界的に、女性が圧倒的に多い。
そこで気づいたのが、試験の段階が進むごとに、見た目の良くない人がいなくなるという事実。
航空業界なんて、最終まで残ってるのはスラッとしたスタイル、メイクも上手、ヘアスタイルもバッチリな人ばかりで、本当お美しい。
人前に出て評価されるお仕事の場合、間違いなく見た目の印象というのは大切。
最低条件と言っていい。
会社の顔として最前線に立つわけですから、その人次第で会社への評価が変わってしまいます。
人前で評価を受けるという点で言うと、推薦入試の面接でも似たところがあります。
筆記試験がないから数値評価ができず、学校から出される成績表は、超進学校の評定平均4.0と大学進学者ほとんどいない学校のオール5ではどちらが勉強できるかわからない。
残すは、担任から活動報告、小論文、たった10~20分の面接だけ。
面接官の前でどんな印象を残せるかがいかに大切かを理解しないといけない。
見た目の悪い虫食いりんごは味見すらしてもらえないかもしれません。
見た目で判断されたくない生徒が持ってきた文章は、『高校2年のときに英検2級に挑戦したが残念ながら不合格でした』という書き出しでしたが、その後にどんな逆転劇があろうと、1行目読んだ時点でもう読む気を失くすでしょ!
かわいいは作れる
じゃあ、見た目が悪い人はそこで終わりなのか。
そんなことはない。かわいいは作れるのです。
素材がいいことだけが、見た目の美しさを作れるわけじゃない。
ヘアスタイル、メイク、自分の体形に合った服装。
体形を気にして可能な限りの努力をする。
そして、大切なのは表情、声のトーン、話し方、立ち振る舞い。
自分の基本表情がどんな顔か研究してますか?
笑い顔、真剣な顔、戸惑い顔、不機嫌顔がどんな顔か研究してますか?
声はどんな風に聞こえているか録音して確認してますか?
面接会場の入室時、どんな所作をしてるか撮影して客観視してますか?
コロナ禍での面接で、マスクのサイズは、表情を意識したものをチョイスしてますか?
そのすべての見た目は、会場にたどり着く前の最寄り駅から既に目撃されている可能性ありますが、意識はありますか?
こういうときの評価というのは、人がするものだということを意識できる、少しでも良く見られる努力(ごまかしではない)をしていれば、確実に美しくなります。
志願書や履歴書も全く同じ。
がっつり自己分析して、刺さりそうなキーワードをチョイスして、どう提示したら目を引くか考えて、後味の余韻が続くにはどうしたらいいか。
そして1番大切なのは、誰かが書きそうな文章になったらダメで、オリジナルな自分がそこに存在してる文章になってないといけないということ。
どこにでもいる無難な子はすぐに忘れます。
テイスティングしてもらえるようになろう
評価は人がするものということを忘れてはいけない。
いくら中身で勝負と自分が思っていても、手に取ってもらえなければ、土俵にあがることもできない。
最低限、味見してもらえるところまでいけるようにしてもらいたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
中高生のリアルな現状をお伝えしていきたいと思います。
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きゃん
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