見出し画像

4年ぶりに参戦したRHYMESTERの武道館ライブはまるでアートで俺は泣いた。(アナログターンテーブルを使っている世界的に稀有なHIP HOPアーティスト)

(蛙๑╹ω╹๑ )<25年前。中学1年生だった虫圭はMTVを観ていた。そして出会ったのである。

それはライムスターのブラザーズ/RHYMESTER featuring KOHEI from MELLOW YELLOWだった。

(蛙๑╹ω╹๑ )<しかし、中坊でまともに英単語を読めなかった虫圭はRHYMESTERが読めなかった。MTVのMVはタイトルが冒頭と末に数秒映るだけ。虫圭はRHYMESTERと出会ったものの(邂逅)、把握できなかった。

しかし、数ヶ月後。

教室で前の席だった(後に親友となる)級友から1枚のCDを借りる事になる。

それが『リスペクト』であった。

JPN / NEXT LEVEL / NLAD-029 / 030 / 1999


こうして無事、虫圭はRHYMESTERを認知した。


(蛙ω )<それから一生愛している。


(蛙*^ω^*)<そんなこんなで、RHYMESTERの

RHYMESTER King of Stage Vol. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024 at 日本武道館

公式サイト

に現場参戦して来たのだ。


RHYMESTERのライブに参戦するのは、2019年の『福岡県糸島市 Sunset Live 2019』『RHYMESTER KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県 TOUR 2019 熊本』
『RHYMESTER KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県 TOUR 2019 長崎』


以来、4年半ぶりとなった。

ちなみに2019年のDさんのブログ

に書いてもらった2002年当時の高校生は虫圭である(当時のポスターも大事に保管している)。

初めてRHYMESTERが長崎でライブをした日は、虫圭に『リスペクト』を貸してくれた親友と二人で参戦した。
警察が来てライブが早めに切り上がった(そもそもRHYMESTER以外のメンバーが酔って遅れたことでライブのスタートが遅れた)あの日が懐かしい

(蛙๑╹ω╹๑ )<あの頃高校1年生だった虫圭も今や37歳のおじさんである。
RHYMESTERの御三方の様な、良いツラしたおじさんには程遠い。


さておき。

虫圭は、25年以上RHYMESTERを聴いて生きて来た。ライブ参戦回数こそ多くはないものの、ライブのたびに、毎回こう思う。

「RHYMESTERのライブは本当に楽しい」

ファンなのだから当たり前、だと思われるかもしれないが、RHYMESTERの現場に参加した事がある人なら、その本当の意味が理解できるハズ。

本当に、本当に本当に、ライブが楽しいのである。

ライブが終わって、ライブ会場を出た瞬間に、「またライブ行きてー!」と思うくらいに。


そんな『King of stage』の名をほしいままにするRHYMESTERは今年で結成から35周年を迎える。記念すべき2024年。

17年ぶりにRHYMESTERは武道館に帰って来た。


(蛙๑╹ω╹๑ )<本noteは、これまで小箱で間近にしかRHYMESTERのライブを体感してこなかった虫圭が、初めて武道館という大箱に参戦し、2階席の後方で消しゴムサイズくらいでしか御三方が見えない状態で、それでもいかにライブが楽しめたのか。
そんな感想を書いていきたいと思う。

スタート10分前


セトリ



01.『intro』Open the window

宇多丸師匠、Mummy-D、DJ JIN
御三方登場。会場の熱気が一瞬でアガる。

特にここで書くことは無いのだけれど、introが流れる10秒前に、DさんことMummy-Dは「おしっこ行きたい」とトイレに行こうとしていたらしい(宇多さん談)。
Dさんも「俺がいないとライブ始まんねーし」とトイレに行こうとしたらintroが流れ始めてしまい、ステージに上がらざるを得なくなったため、トイレを我慢して登場したそうだ(Dさん談)。

53歳でもまるで小学生のような事を笑いながら話すDさんの姿に会場から笑いが聞こえる。

きっとこの後休憩のタイミングでトイレに走るのであろう。


02.『After 6 junction』

宇多丸さんが「武道館 始めちゃいますか⤴︎⤴︎!!」と開口一番、アガったテンションをブチ上げるような事をおっしゃるものだから、4年ぶりに生RHYMESTERに触れた虫圭はココで軽く泣いた。

King of POP マイケルジャクソンのルーマニア ブカレストにおけるライブで、マイケルジャクソンがダンス直後2分静止している間に失神者が続出した。という伝説のライブ。
その失神者たちの気持ちも解ろうというものだ。

崇拝する存在を目の前にした極度の興奮と、"その瞬間"を待ちきれない緊張で倒れるほど昂ってしまったのだ。

もし、宇多さんが「始めちゃいますかぁ!」と言った直後、宇多さんとDさんの二人とも歌わずにジッと静止してJINさんの両手が流すトラックだけが爆音で流れる状況が2分も続いていたら、虫圭も脳の血管が切れていたかもしれない。

そんなあり得ない状況を想像するだけで動悸が激しくなる。

あり得ない状況だからこそ、あまりの稀少プレミアムさに倒れるほど興奮するのだ……。

さておき。
この時点でテンションはMAXになっていた。

宇「武道館にてパーティチューン!!」

03.『After 6』

一旦音楽はストップ。宇多さん恒例の盛り上げが入って、再度『After 6』のトラックが流れる。

本番だ……!!

パ ー テ ィ ー は じ ま っ た な


なお、宇多さんとラジオ『アフター6ジャンクション2』を盛り上げるTBSアナウンサーのお二人も現場にいたそうだ。



最高の現場(ラジオ)なんだろうなぁ。


04.『My Runway feat.Rei』

(蛙°ω° )<もう『My Runway』とか正気か?????

前作『ダンサブル』における『Back & Forth』ポジションである。

サビでポーズをキメる宇多さん、Dさん、Reiちゃんを見るだけで心臓の鼓動は速くなる。
ステージ上の全てがカッコ良いぞ。

MVを思い出させるReiちゃんのオレンジドレス可愛過ぎる。そのスカート部の膨らみ、何枚パニエ重ね履きしてるの????



05.『予定は未定で。』feat.MASTA SIMON from MIGHTY CROWN

Reiちゃんが去る前に、「ステージ階段上に誰かいる!」と思ったらMASTA SIMONだった。

序盤に大物ゲスト詰め込み過ぎだろがっ!!!!

『My Runway』から『予定は未定で。』の山あり谷ありで耳キーンなりそう。



06.『マクガフィン feat.岡村靖幸』


大 物 詰 め 込 み 過 ぎ ィ !!!!


(蛙°ω° )<岡村ちゃぁぁぁぁぁん!!!!


天才が作ったトラックも歌もダンスもラップも全てカッコ良い。かつオシャレ。


あと。曲がカッコ良いのはもう分かりきってるが、それよりも曲前の茶番劇のインパクト強すぎた。

岡「ジェームスブラウンげろんぱ! レッツゴー!」

の速過ぎる流れが好き過ぎる。
そして同時に、オタクである虫圭は同時に別のlet's go!!!!!!!!!!を連想していた笑

07.『世界、西原商会の世界 part.2 逆featuring CRAZY KEN BAND』(横山剣 スモーキー・テツニ)

コ レ を 聴 き に 来 た

(蛙๑╹ω╹๑ )<みたいなところある。
いち企業の社歌を楽しみにしていた人が多かったのであろう。
なぜか武道館の前に停められライトアップされていた一台の緑のトラックをありがたそうに撮影している人が多かった。
もちろん虫圭もその一人であった。(右に写っているのは一緒に参戦した妹)

それにしても、西原商会のYouTubeオフィシャルで公開されている原曲。

コレをアニメーションにしてしまう謎展開。
それも、ガンダムなどを制作しているSUNRISEが手掛けている。

アニメの実写化がなにかと揶揄される現代において、まさか3Dをアニメ化するMVが作られるとは。そしてこんなにオモロいとは。
(デュア・リパの『Levitating』みたいに、アニメ好きが講じてアニメーション(しかも日本の制作チーム)で作られる近年のMVもあるけど。→Dua Lipa - Levitating (Official Animated Music Video)


話は『世界、西原商会の世界 part.2』に戻るが曲中ダンスモーションがヌルヌルなのシンプルに面白い。
ライブ中も曲の間、背景の大きな窓でMVが流れてたのなおさら面白かった。

(蛙ω )<西原商会〜 あ な た の 笑顔が見た〜い。


08.『肉体関係 part.2 逆featuring CRAZY KEN BAND』(横山剣 スモーキー・テツニ)


(蛙°ω° )<き、き、き、……きちゃあ〜〜〜!!!!


まさか、まさかまさか、『肉体関係 part.2』まで生で聴けるなんて……!!!!

高校の頃、虫圭の家に泊まりに来ていた親友と明朝にMTVを眺めていたら突然流れて来た『肉体関係 part.2』のMV それを観てクソアガったあの瞬間を昨日のことの様に思い出す。

カラオケに行く度『肉体関係 part.2』でアガりまくったあの頃……。

『肉体関係 part.2』は虫圭の青春の一曲なのである。

これがアガらない訳がないのである。

最高だよRHYMESTER
最高だよクレイジーケンバンド

これからも一生『肉体関係 part.2』聴くね。


なお、オリジナル歌詞通り「アナコンダ」で合いの手入れれば良いのか「アオダイショウ」が良いのか「赤マムシ」などが良いのか、一瞬迷って「アナコンダ!」って叫んでおきました笑


09.『耳ヲ貸スベキ』

King of Stage Vol. 15 Open The Window Release Tour 2023-2024では、「季節の三種盛り」という名の過去曲メドレーが季節ごとに披露されていたそうな。

武道館でのメドレー一曲目は『耳ヲ貸スベキ』

1996年のさんピンCAMPで当時のHIP HOPヘッズをロックした伝説の曲が、武道館という日本を代表する大箱で、その当時のヘッズたちの前で再び披露されたのだ。

(蛙;ω; )<エモーショナル過ぎるでしょ。

ゴリゴリのオールドスクール曲である『耳ヲ貸スベキ』で2024年にブチアガれるなんて、幸福が過ぎるよ。


10.『R.E.S.P.E.C.T feat. ラッパ我リヤ』

(蛙°ω° )<「季節の三種盛り」2曲目に『R.E.S.P.E.C.T』ヤバぁーーーー!!!!!!!!


男は顔じゃねー中身だぁー!!!!!!!!

リスペクトを忘れず失わず、これからも生きていきます。

多く語る事は無いです。
アルバム『リスペクト』のタイトル曲『R.E.S.P.E.C.T』
昔も今も、大好きな曲の一つです。


11.『ライムスターイズインザハウス(ブレイクビーツ)

(蛙°ω° )<「季節の三種盛り」は『ライムスターイズインザハウス(ブレイクビーツ)』だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

ブレイクビーツは、音楽制作の方法。または音楽のジャンル。以下の複数の概念を指す。

ターンテーブルの奏法。レコードのドラム演奏のフレーズをループ再生、またはスクラッチすること。

Wikipedia

ライブでしか聴けない、DJ JINによるターンテーブル2枚使いによるブレイクビーツ。
カッコ良過ぎるンだよな。
もっと手元映してくれてエエんやで??
近年のアイドル/Vtuberのライブみたく、JINの手元カメラみたいな専用カメラで常に映してくれててエエんやで???
虫圭はそれくらいDJの手元みたいよ??
レコード版にたくさん貼られた丸シール見て「うわぁ、スゴい……アレ全部このライブの為の準備なんやな……」って感動したいよ???

あと、Dさんの「32 受けて立つバーリトゥード」が「53 受けて立つバーリトゥード」になってて、初出から20年も経ってんのかぁ、って感慨深かったよね。

(蛙๑°ω°๑ )<……え?『ライムスターイズインザハウス』作ったのDさんが32歳の時?? は?? 天才じゃん。


12. 『ザ・グレートアマチュアリズム』


(蛙๑°ω°๑ )<うわぁ(妹°ω° )<きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ『ザ・グレートアマチュアリズム』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


(蛙*^ω^*)<うおっ隣にいる妹うるさっwwww

妹は『ザ・グレートアマチュアリズム』が死ぬほど好きなのである。
我々 兄妹はツアーのたびに二人で参戦している。
妹も、RHYMESTERのHIP HOPが、RHYMESTERのライブが大好きなのだ。

『ザ・グレートアマチュアリズム』が収録されている『グレイゾーン』が発売された2004年、虫圭は17で、妹は11歳であった。

Next Level Recordings – KSCL 644/KSCL850

人生初購入のCDはモーニング娘。の『恋愛レボリューション21』という妹は、兄(虫圭)が当時ヘビロテしていた『グレイゾーン』にハマった。
虫圭が社会人になって実家を出た事で、しばらく疎遠になっていたが、RHYMESTERのライブ(福岡ドラムロゴス)に虫圭が参戦するおり、ふと「妹もRHYMESTER好きだったよな」と思い出し、声をかけると二つ返事で「行く!行きたい!」との事だった。
それ以来、アルバムツアーごとに一緒に参戦している。
妹もRHYMESTERのライブを楽しみにしている。

コロナ禍で現場ライブが行えなかった時には、二人でニコニコ生放送で開催された配信ライブを二人で観たりもした。
それぞれで観る事が出来るにも関わらず、わざわざ集まって、酒やつまみを手にRHYMESTERのライブを楽しんだ。
元々仲が良い兄妹ではあるが、RHYMESTERは、二人の共通の楽しみなのだ。

そう言えば、『恋愛レボリューション21』と『ザ・グレートアマチュアリズム』のマッシュアップがあるよな。
我々兄妹とRHYMESTERの不思議な縁を感じる。


13. 『ジャズィ・カンヴァセイション』SOIL &“PIMP”SESSIONS feat. RHYMESTER(武道館Special ver.+Rei)

再びゲストゾーン。

(蛙°ω° )<『ジャズィ・カンヴァセイション』だぁぁぁぁぁぁあ!!!!大好き!!!!

(蛙๑°ω°๑ )!?

(蛙°ω° )<Reiもいるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!

SOIL &“PIMP”SESSIONS と Rei と RHYMESTER のセッション!?!?!?!?

気が狂うが!?!?!?

(蛙*^ω^*)<気が狂うほど気持ち良いんじゃ!!!!


14.『初恋の悪魔 –Dance With The Devil-』SOIL&”PIMP”SESSIONSにRHYMESTERを添えて(武道館Special ver.+Rei)

(蛙๑╹ω╹๑ )<本noteのタイトルにも書いたように、『ジャズィ・カンヴァセイション』と『初恋の悪魔』の2曲が流れている時、虫圭は

(蛙°ω° )<まるで総合芸術。アートだ……。

と涙を流していた。

今回、舞台背景や舞台装置はあまり派手なものでなかったと思う。見た目の印象的に。


これは「簡素」と言ってしまっても良い見た目のように思う。が、実は全然違ったのだ。


舞台のほぼ全面が「スクリーン」であり「映像装置」になっていたのである。
スクリーンにはもちろん曲に合わせた映像が流れる訳だが、今回のアルバム『Open The Window』のジャケットは絵画的なものであり、

Art Direction: Kimura Yutaka (Central67)
Illustration: Gakiya Isamu
©我喜屋位瑳務


特に『ジャズィ・カンヴァセイション』と『初恋の悪魔』この2曲の間に流れる映像は「抽象画」「キュビズム」または「モザイク画」を連想させた。

キュビズムとは20世紀に起こった芸術運動、またはその様式を用いる画家の一派を指す。写実的に描くことが重要であった絵画に対して、モチーフを幾何学的に変化させ、構成することで、絵画を抽象的な表現へと変化させた手法。

引用
ピカソ『夜釣り』
パウル・クレー『橋の傍らの三軒の家』

ライブを観ながら、縦ノリして腕を振りながら思わず「アートじゃん」と口を突いて出た。

最高の音楽に色彩あざやかな色と映像、まばゆく照射されきらめく光、会場の熱気とオーディエンスの声。RHYMESTERのステージ。
会場全てが《芸術作品アートだった。


(蛙;ω; )<すべてがエモーショナルだったんだよ……。



15.『なめんなよ1989 feat. hy4_4yh』

昂った気持ちおさまる間もなく


(蛙*^ω^*)<うわぁぁぁぁぁぉぁぁぁぉハイパヨだぉぉぉぁぁぉぁぁ(゚∀゚≡゚Д゚)ぁぁぉぁぉぁぉぉぁ!!!!!!

カッコいいカワイイカッコいいカワイイ!
情緒をどこに落ち着けたらエエんや!!!

「天国のPちゃんに届けたい!」

ハイパヨ輝いてるぞ!!!!!

16.『B-BOYイズム』(武道館Special ver.+ hy4_4yh)


(蛙°ω° )<ギャァァァァァァァァァァァァァァ──。



虫圭は死んだ。




「見ろよこの晴れやかな顔。死んでるんだぜ。虫圭コレ…」

著/あだち充


生き残ったライムスター民おる??

『B-BOYイズム』オリジナルリリックをRHYMESTERとhy4_4yhの師弟4人でラップするとか有り得んエモで尊死するやろ。
アガらん奴おらんやろ。


曲が終わった途端、三下ムーヴにスムースに変化するハイパヨの二人オモロ過ぎる。
RHYMESTERのそういうところ継承してる。Dさん味ある。
それに対し宇多さんは師匠ムーヴである。

そういうとこだぞ、RHYMESTER


(蛙๑°ω°๑ )<曲中と曲外の温度差ァ!!!!!!!!


ハイパヨの最新曲も出たよ!みんな聴こう!


❑DJ JIN のコーナー

DJ JINは語りたい。

武道館を埋めるほどのHIP HOPアーティストでありながら、ターンテーブル2台、アナログレコードの2枚使いのクラシックスタイルを貫いているのは現代においてとかく珍しい。

DJ JINは語りたい。

「DJ JINレコード使ってるな、って思ってるかもしれないけど、これむっっっっっっっちゃくちゃ珍しい事!」

DJ JINは語りたい。

「武道館規模のアーティストでRHYMESTER以外でいる????」


(蛙*^ω^*)<いねーよなぁ!!??

DJ JINは語りたい。

「これSNSで英語交えて拡散して」

(蛙*^ω^*)<やるしかねーよなぁ!!??

最早とめられないこのアートフォーム。

こんなHIP HOPアーティストが他にいるだろうか?
いや、いない。(反語表現)


17.『ちょうどいい』

季節の三種盛り第二弾(活動休止後版)

(蛙๑╹ω╹๑ )<『ちょうどいい』好き〜。

蕎麦食べたくなるし『 PIZZA & COKEピザとコーク』食べたくなる。

ついさっきまでアゲアゲな曲続いたからね。
落ち着くのにちょうどいい。

なんとなく「良い」なら手上げるついでに声出そう。

ちょうどいい。ちょうどいい。

18.『POP LIFE』


(蛙๑╹ω╹๑ )<季節の三種盛り2曲目は『POP LIFE』めっちゃ好き。

虫圭はRHYMESTERのメロウな楽曲も大好きだ。実はいちばん好きな曲は『Best Kept Secret』だったりする。

ノリノリの曲、アゲアゲの曲はもちろんカッコ良い。好きだ。

しかしそれ以上に、日本語の良さを感じる落ち着きとおもむきのある楽曲が好きなんじゃ。

そもそも、虫圭が日本語ラップで面白いと考えているのが、

「"あまりにも微細な表現が多い日本の単語" を用いて、韻を踏み、リズムに乗せ、言葉を紡ぎ、メッセージを届ける」

という事だからである。

テクニカルなラップやファストラップなどもめちゃくちゃ好きだが、さらにそれ以上に、メロウなトラックに乗せる一音一音の形がくっきりとしたリリックが、きめ細かく柔らかな泡で身体を洗う瞬間のごとく好きなのだ。

こんな感じ。そんな感じ。
「It's like this y'all. It's like that y'all.」


19.『The Choice Is Yours』

(蛙๑╹ω╹๑ )<季節の三種盛り3曲目は『The Choice Is Yours』

何を考え何を選んで何を決断するのか。

社会派ラッパーと言われる事の多いRHYMESTERだけれど、中でも『The Choice Is Yours』『Hands』『フォロー・ザ・リーダー』とか。まあもっとあるけど、いろーんな事を考えるきっかけになる曲がたくさんあるよね。(宇多さんの外仕事の『キ・キ・チ・ガ・イ』とかも)

(蛙๑╹ω╹๑ )<HIP HOPだからこそ出来る事、言える事をやり続けて来たRHYMESTER 大好きです。

そしてこの流れで続いたのが次の曲。

20.『Open The Window feat. JQ from Nulbarich』

真剣な時の宇多さんの熱くて堅くていなたい・・・・MCが終わる。

音楽が流れ始めると、舞台上の窓の中でモノトーンカラーの背景が映って、淡々とリリックが映し出される。

サイドスクリーンにはモノトーンの背景だけ。
観客に、歌詞を読んでもらう為の演出だという事がすぐに理解できた。

宇多さん、Dさん、そしてJQが歌う『Open The Window』のリリックで泣いた。

観客みんなの「Stop the war」「No more war」の声でさらに泣いた。

Uta-Net

この曲、アルバムのタイトル曲なんだぜ?

これができるアーティストが世界に何組いるよ?

強すぎるよRHYMESTER



21.『The R

「レコードプレイヤー」と「レコード」と「レコードの針」ここから生まれる「音楽」そしてRHYMESTERの「リリック」と「声」


RHYMESTERは世界を変えていく。

RHYMESTERも少しずつ進化していく。

現場でしか聴けない『The R』最高すぎる。



からの〜?


22.『Forever Young ザキヤマRemix』スチャダラパーからのライムスター

(蛙*^ω^*)<ANIくんリリック冒頭から飛ぶじゃーーんwwww

最高〜wwww

俺たちはマイケル!(`・ω・´)

RHYMESTERとSDPが武道館でラップしてるーー!!!!!すげーーーー!!!!!

RHYMESTERとスチャがHIP HOP続けてるからいつまでも若くいられるわぁ〜。


(蛙*^ω^*)<ANIくん「記録より記憶に残る」も噛むじゃーーんwwww


23.『待ってろ今から本気出す』


(蛙°ω° )<はっ!? もうラストってマ!?

まだ5分しかやってないだろ!
勝手に終わるな!
いいかげんにしろ!!(オタク特有のキレ文句)


宇多さんのコール&レスポンス、渾身の


「  さ  わ  げ  〜  ! !  」


熱すぎた。

54歳でそのくらい熱いコール&レスポンスできる人になりてえ〜! なる〜!!

(蛙*^ω^*)<RHYMESTERさーいこぉー!!


(`・ω・´)今から本気出す!



なお、ここまでの2時間30分、Dさんはトイレを我慢しきった。


❑物販の紹介と早すぎたペンラ

恒例の御三方によるグッズ紹介。
そして御三方に内緒で観客に配布されていたサイリウム。
本当は「アンコールの曲がかかったらサイリウムを点ける」だったのだけれど、タイミングの伝え方が分かりづらかったかもね。

サイリウムが入ってた袋に同封されてた紙にもうちょいタイミングを詳しく書いて事前周知させてたら良かったかも?
後の祭り!

でもサイリウムでブルーに染まった会場も良かった。


(蛙๑╹ω╹๑ )<……おや、Dさんが着てるパーカー、どこのですか? 気になる良いパーカーですねぇ。

© starplayers inc.

今回もグッズかいつまんで買わせていただいたけど、
❑ニューエラのキャップ🧢(内側に御三方のサインの刺繍)¥5,000
とか
❑3人セットのアクリルスタンド¥1,800
とか
❑使ったら健康になれるボアショルダーバッグ👜¥5,000
とか。

課金すると実質無料で買える(オタク特有の錯乱)お得なグッズが盛りだくさん。

❑武道館デザインの扇子🪭¥2,000
はライブで振り回した後、妹にプレゼントしました。
その他1回¥500で無料で引ける(!?)ガチャもやったり。

(蛙*^ω^*)<お布施が捗りました。


❑Dさんのコーナー

Dさん「これからもRHYMESTER頑張って行くんで。頑張ってやってく?」

宇多さん「やってくって言うかお前が頑張れよ」と言われ始まったDさんのソロ活動開幕に対するトーク。

特に印象的だったのは、

「自分なりにHIP HOPへの落とし前を付けたい」
「日本には、ラッパーっていう生涯をかけてやる職業がある。っていうことになってる思う」
「でもこれで俺らが潰れたら「あーやっぱりラッパーは40までだな」って思われちゃう」
「まだまだ曲作りたいし成長したいしもっとラップ上手くなりたい」
「RHYMESTER聴いてて良かったって思われるようの成長したい。まだ見た事ない景色を一緒に見よう!」

っていうくだり。

(蛙ω )<ライブ中の基本的なMCは宇多さんに任せるDさんが、1コーナーで滔々とうとうと語るのが、クッソ好きなんだよな。

『滔々』水や、人の話などが、淀みなくどんどん流れている様子のこと。

weblio

ラップ巧者であるDさんの語りが、面白くない訳がないんだよな。
多くは語らないというだけで、内に秘めたるものが湧き水みたいにあるからMummy-Dとしても、Mr.Drunkとしても、溢れてくるものが尽きないんだよな……。


(蛙*^ω^*)<Dさんのソロアルバム楽しみにしてます。武道館の物販で予約しました。特典のくじ引きでA賞のアクリルキーホルダー当たりました。



24(アンコール).
『ONCE AGAIN』


RHYMESTERの代表曲の1つ『ONCE AGAIN』

今年はお正月から大きな地震があったり。
飛行機事故があったり。
有名人の報道炎上があったり。
漫画家の自死事件で炎上中だったり。

悲しい事、嫌な事、不快な事、辛い事がたくさんあるけれど、それでも立ち上がって生きていかなきゃいけなくて。

だって、生きていた方が楽しい事、幸福な事はたくさんあって。
でも、明るく楽しい未来に辿り着くためには支えが必要だったり、生き甲斐が必要だったり、目標や未来の楽しみが必要だったりする訳で。

その支えは『ONCE AGAIN』のような音楽だったり、未来の楽しみが『RHYMESTERの武道館ライブ』だったりする訳です。

虫圭も妹も、昨年ライブチケットを手に入れてからずっと楽しみにこの日を待って、忙しかったり体調悪い時があっても乗り越えてきた訳です。

それは、恐らくこのnoteを読んでいるあなたもきっとそうで、RHYMESTERを知らない方でも、自分だけの楽しみだったり生き甲斐があったりしますよね。

今、過酷で大変な境遇にある人たちにもそうであってほしいと虫圭は願っていて、RHYMESTERを知らない人がいたら、『ONCE AGAIN』を聴いたことがない人がいたら、先ずは知ってほしいし、聴いてみてほしいなって思います。
RHYMESTERのライブに行った事がない人は先ずはYouTubeでも良いからライブ映像観てみたり(ちゃんと公式関連のやつもあるし)きっかけがあれば、気になればライブ会場に足を運んでみてほしいって思います。

ここまで読んでくださった方は、虫圭が「RHYMESTERを心から愛してる」事が十二分に伝わってると思います。
しつこいくらい武道館ライブを楽しんだのが見て感じ取れただろうと確信しています。

ここまでの文章で10500文字くらいありますからね。なかなか一般人が1組のアーティストに対してここまで文章で書き連ねる事はないですよ。
一万文字書くって数時間かかりますから。
YouTubeで公式映像とか関連情報とか、著作権の所在とか確認しながらなのでなおさらです(それでも誤りがあったらすみません。ご指摘お願いします)

それくらい、虫圭はRHYMESTERを愛してるし、RHYMESTERはそれくらい愛される力と、そんなファンを受け入れる器があるHIP HOPアーティストです。
今回も、武道館に入る前の待機列で、様々な年代、様々な趣味趣向のお客さんたちを見ました。

小さなお子さん連れの方もいれば、完全に二世代(親御さん50代くらいでお子さん10代後半くらい)とか、親子でRHYMESTER大好きなんだろうって方もたくさんいました。
虫圭と同年代も、もっと年齢層上も。
Twitterで感想TLを検索したら、色んな業界やHIP HOP関係者の方も感想を投稿してました。

こんなアーティスト、なかなかいないと思います(なのにMステには出た事ないのなぜぇ……?? いいともには2回出たのになぜぇ……??)。

こんなに愛されるのは、御三方が、御三方の音楽が、これまで誰かの支えになり、楽しみになり、幸福の一因で在り続けたからだと思うのです。



❑プロの一本締め師

(蛙*^ω^*)<よいしょーー!!

最後はやっぱりコレ!
プロの締め師であるJINさんの『一本締め』で締めなきゃいけません!
『一丁締め』ではなく『一本締め』です。

「よー パン!」
の『一丁締め』ではなく、

「よー パパパン パパパン パパパンパン!」

です!

RHYMESTERのライブでは恒例であり最早これも楽しみの1つです!


(蛙°ω° )<武道館に集まった観客全員での

「よー パパパン パパパン パパパンパン!」

気持ち良かったぁー!!!




イベント後

ライブ後、東京で一泊し翌朝の新幹線に乗って帰った虫圭は今回のライブのために刺繍カスタマイズで作ったオリジナルのトレーナー姿でした。

(蛙๑╹ω╹๑ )<また現場参戦するぜ。



❑最後に


武道館ライブは終わりましたが、ツアーは京都「磔磔たくたく」と振替公演になった「金沢」がありますし、武道館ライブの副音声を録音する「公開飲みーティング2024」もあります。

現場参戦できる方が羨ましい。

生配信もあるのでそちらでは参戦したい!

(蛙๑╹ω╹๑ )<しよう!


それでは、RHYMESTER17年ぶりの武道館ライブ。
虫圭と妹の4年ぶりのRHYMESTERの現場ライブの感想と語りは以上でございます。

最後まで読んでくださった方は長らくお付き合いありがとうございました。

機会がありましたら。
RHYMESTERのライブ会場で、またお会いできると幸いです。


(蛙*^ω^*)ノシ またね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?