今日も今日とてインターネットの海でググっていると、面白い記事が出てきました。
と、言っても、パレオさんのブログがリコメンドで上がってきてたんですけど。
ちなみに『嫌悪』というワードで検索してたんですが、何で嫌悪をググったのかは既に忘れてしまいました。(なんか嫌なことあったかな)
そてはさておき。
「同性愛"差別者"は精神病と関連がある」
という興味深い内容です。
■元論文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jsm.12975
さて、先ず第一に精神病質傾向のある人には、
という人格的特徴があるとのこと。
まあ、なるほどという感じ。
俗な言い方をするなら、「病んでる」ぽい。
この人格的特徴を持つ人がエスカレートすると、『統合失調』『双極性障害』などに発展してしまうリスクがあるとのこと。
実験では、560名の学生を対象に同性愛嫌悪と心理的な障害の関連性を調べたそう。
という二段階のチェックで統計データを算出したそうな。
そうすると、以下のようなデータが取れた。
結論としては「同性愛差別者は精神病質傾向が高い」ということ。
で、上記にある『防衛スタイル』とは何ぞ?
って話。
□『成熟〜未熟』な防衛スタイル
私達は、「嫌なものと対峙するとき」それぞれの持っている『防衛スタイル』に沿った言動を取ることが分かっており、以下の4つに分類されます。
と、まあ4つの中にも色々ありますが、今回注目してほしいのが『未熟な防衛』と『病理的防衛』
この『未熟な防衛』が精神病と相関が高く、メンタルヘルスの指標になるとのこと。(病理的防衛は既に精神病を患っている人を含む)
また、前述したように、『同性愛差別者』も『未熟な防衛』を使う傾向が高いのだという。
そして、『未熟な防衛』と『精神病質傾向』を持つ人は『他社への恐怖』が強く、周囲や環境に対して警戒や恐怖、そして嫌悪を抱きやすい。
その結果の1つとして『同性愛差別』の思考がある。
とのこと。
□同性愛差別思考へのプロセス
で、同性愛差別者が産まれたってワケ。
研究者コメントでは、
とのこと。納得。
ただし、パレオさんのブログでは以下の注意喚起もされています。
ですので、「全ての精神病患者や、精神病質傾向の人に対して穿った見方をするのは良くない」ということや、「同性愛を認めない人の考え方を全て否定してはいけない(それもまた差別である)」と言えます。
ま、この辺りまでくると禅問答になってしまいますが。
多様性とは、
違った意見や思考が差別されず、遮られずそこに在ることを指します。
みんな違って、みんな良いじゃん。
ってやつですね。
参考にどうぞ(*・ω・)