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【1分で学ぶ健康習慣の科学45:寝不足でやる気が出ないなら階段を使って運動すれば良い。という論文】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 昨日のnoteにて

「睡眠不足は肥満の原因になる」という話を書きましたが、その予防策として、

「睡眠不足の人は階段を使って運動すれば良い」

 という論文があったので紹介。
 論文はコチラ

 ジョージア大学で行われた実験で、18〜23歳の女性18人が対象。週45時間未満の睡眠時間(1日6時間半未満)のいわゆる睡眠不足の人に、3つ実験で反応を見たそうな。

①カフェインを50mg摂る
②プラセボ効果としてニセの薬(小麦粉)を摂る
③階段を10分登り降りする
 
それぞれの実験後、参加者の
主観的な疲れ・脳機能の情報、を比較
(それぞれの実験後は3日、時間をあける)
 
【結果】
・カフェインとプラセボ効果は主観的な疲れ・脳の数値的にも差はなかった
・階段運動後は主観的な疲れ・脳の数値が変化。疲れの回復と、やる気が増加。活動的になった

 とのことで、寝不足の人は

✅しっかり睡眠を取る

✅軽い運動を行う

 いずれかで体調の回復が見込めることが解った訳です。

 睡眠不足は脳機能の低下とやる気の低下のダブルパンチで食欲増進と活動力の低下が起こり、肥満になる。
 というのが昨日解説した内容でしたので、どちらも脳とやる気どちらも改善できる階段運動は日常的に行える有効な軽い運動ということになります。
 
 実験での階段運動の強度は低〜中程度の運動量となっているので、ゆっくり〜普通のスピードで階段を登り降りするだけでOK

 10分というのはそこそこの時間ですが、5分程度の階段運動を毎日〜2日に1度、など、心が折れない程度でやるのはアリかもしれません。
 
 何より、睡眠時間をしっかり取るというのは言うまでもありません。

 
「運動不足だ」「よく眠れていない」

 という方は今日から階段を使ってみてはどうでしょう(o・ω・o)


【参考記事】


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