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9月7日 広告費、コロナ禍でも唯一伸びたのはインターネット広告。

1年間に渡って投稿してきました「ビジネス頭の体操」からの再録です。
従来は5日分まとめて投稿していましたが1日づつに分解して投稿します。

ご自身の仕事を離れた「頭の体操」ネタにご活用ください。
(最後に「問い」の例を載せています)


1951年のこの日、初めてCMソングを使ったラジオCMがオンエアされた「CMソングの日」です。
小西六(現在のコニカミノルタ)の「さくらフィルム」のCMで、題名は「僕はアマチュアカメラマン」。
会社名や商品名はなかったそうで、逆に「コト消費」重視の現代を先取りしたようなものだったかも知れません。

なお、電通が毎年まとめている「日本の広告費」では、2019年の日本の広告費は6兆9,381億円で8年連続のプラス
インターネット広告費が、6年連続2桁成長で2019年にはテレビメディア広告費を超え、初めて2兆円を超えたそうです。


というところが昨年の投稿でした。
電通「日本の広告費」は2020年版が出ておりましたので、更新しますと、2020年(1~12月)日本の総広告費は、世界的な感染症拡大の影響による各種イベントや広告販促キャンペーンの延期・中止により、4-6月期を中心に大幅に減少。7月以降は徐々に回復したものの、通年で6兆1,594億円(前年比88.8%)となり、東日本大震災のあった2011年以来、9年ぶりのマイナス成長。リーマン・ショックの影響を受けた2009年(同88.5%)に次ぐ下げ幅となっています。

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そんな中でも媒体によって顕著な差がありまして、

☑️ マスコミ四媒体広告費:2兆2,536億円(前年比86.4%)
☑️ インターネット広告費:2兆2,290億円(前年比105.9%)
☑️ プロモーションメディア広告費:1兆6,768億円(前年比75.4%)

と、インターネット広告費のみ対前年を上回っています。


→今日は日本で初めてCMソングが流れた日。その時の媒体はラジオ。今では広告費に占めるラジオの割合は1.7%。一方でラジオはradikoによってデジタルでの広告費は伸びている。このようにオワコンとみなされるようなメディアや商材でも提供方法を変えることで新たな成長が期待できる場合もある。他にどのような例があるだろうか?


ラジオについては以下のような投稿をしております。

<世界初のラジオ局はラジオを売るために作られた!?>

<ラジオは斜陽メディア?成長メディア?>


以下のマガジンに1年分まとめてあります。よろしければご覧ください。


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