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#477 「仕事ができる」って結局どんなことなのか?

新しい業務を担当するようになってテンテコ舞いの日々に思ったことを、メモ


1、経験?能力?それとも…?

よく、「仕事ができる」と言いますが、どんなイメージでしょうか?

プレゼンがうまい。的確な判断ができる。確実に成果を出す。チームメンバーの力をうまく引き出す。先々が読める。。。

いろいろとあるかと思います。

会社員となってはや20年以上経ちますが、その間、2回の転職と1回の出向を経験し様々なタイプの上司や同僚と仕事をしてきました。また、主にマネジメントと営業分野の研修企画・講師としてのべ数千人以上の方を相手に研修を実施し、そのコンテンツづくりの過程で複数の企業でトップパフォーマーと言われる方々や、逆にダメとされる組織を取材した経験がありますが、その経験からすると、

☑️ 視野が広い(あるいは狭いことを自覚している)
☑️ ボトルネック(問題点)把握力が高い
☑️ 自らのできることにフォーカスする

といった点が共通していると感じます。

逆に言いますと、経験、という要素はあまりなく、むしろ、経験による慣れというものを警戒している節があります。


2、仕事ができるとは、結局?

つまり「仕事ができる」というのは、先に挙げた以下の3つが重要で、経験は特段重要ではない、ということです。

☑️ 視野が広い(あるいは狭いことを自覚している)
☑️ ボトルネック(問題点)把握力が高い
☑️ 自らのできることにフォーカスする

では、それぞれ、どうして重要なのでしょうか?

☑️ 視野が広い(あるいは狭いことを自覚している)
これは、ハイパフォーマーは常に部分最適ではなく、全体最適を目指している、ということです。つまり、担当している業務だけでなく、その上流や下流、そして業界や市場全体まで見渡す意識が高く、もしそうした広い視野で見て、わからない事があれば、確認しにいく、詳しい人に質問する、という行動を行い、全体像を理解しようとします。これは2つ目と密接に関係しています。

☑️ ボトルネック(問題点)把握力が高い
これは、1つ目と関係していますが、広い視野で全体像を把握した上で、その中でのボトルネックを把握しようとします。よく、「あの人に任せておけば問題は解決する」というような人がいます。でも、それが評判になるぐらいの頻度で問題が起こっていること自体が問題です。ハイパフォーマーは常に時間に余裕があります。それは、部分的な症状ではなく、全体像を把握した上で、その根本的な原因、つまりはボトルネックを把握して解決を図るからです。

☑️ 自らのできることにフォーカスする
これは、例えば、大きな市場環境の変化や為替相場の変動といった、自分ではコントロールできないことにいくら原因を求めても、自らが動かせないことであれば何もできない、ということをよく理解しており、では、自らのできることはなんなのか、ということにフォーカスして、動く、ということです。当たり前なのですが、意外と難しいものです。それを普段から行なっているので、すぐに切り換えて言い訳でなく、「ではどうするのか」というアクションに発想が切り替えられるのです。


3、まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回このような投稿をしたのは、他でもない、私自身が新しい業務を担当するようになって、自分でも思っていた以上に仕事に追われているようになっていまして、悩んでおりました。
そこで、今一度、過去のメモを見直してみて、改めて思ったことをまとめてみたものなのです。
言うは易し、行うは難し、の典型、ではありますが、私自身、過去の経験に引っ張られていた気がしますので、改めてハイパフォーマーの方々に見習って立て直したいな、と思いました。

例によって個人的なメモになりますが、どこか参考になるところがあれば嬉しいです。

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