詩集『花束』目次
・秘密
・採集
・凪
・末裔
・品川行
・朝焼け
・夏の破れ
・消滅
・翼
・nymph
・石段
・教育
・めざめ
・放蕩娘
・八月
・日傘の群れ
・袖
・掬う
・蜉蝣
・婚約
・被災
・祝福
・鶴
・冬
・ほどこし
・童謡
・あおむけ
・芹の葉
・山桜
・あしたのからだ
・海を巻いて
・白球
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思潮社 新刊情報 » 久谷雉『花束』 (shichosha.co.jp)
珠のように降る32篇
あなたのために尽くされる
言葉は
降るものでなければならない
(「nymph」)
詩人とは、散文の本当の恐ろしさを知る者たちのこと。改行の根拠が見極めがたくなりつつある詩の現在に、詩人はあえて行分け詩で挑む。いま目の前をすぎる、見たことのない、このうつくしい言葉の風景は――。10代で中原中也賞を受賞した早熟な詩人による、9年ぶりの第4詩集。装幀=清岡秀哉
2530円(税込)
四六判並製・104頁
ISBN978-4-7837-4583-9
2024年7月、思潮社刊