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偉そうなこと言っといて実はあんま覚えていない

前回あんなことを書いたけど、実は、心療内科に行こうと思ったときのことをあまり思い出せない。
行って友達に笑い話のようにカミングアウトした記憶はあるのだけど、いかんせん、1人の記憶なので。他人が絡むと上記のように記憶に定着しやすいんだけど、1人で自分の部屋で決めたことなので、ほとんど覚えていない。

いまのように思ったことをEvernoteにツイートのようにメモをする癖が当時はなかった。気が向いた時にルーズリーフに書いていた日記(もどきのもの)も、その辺りの日々が抜け落ちている。少し覚えているのは、電話で予約しようとして、番号を打ってからなかなか緑の発信ボタンを押せなかったこと。スマホ握りしめて、たぶん5回くらい、時間にして15分から20分くらいためらってた。いま思えば(好きな人に電話するんじゃないんだから…)って少し恥ずかしい苦い気持ちにもなるけど、当時はそんな余裕もなかったんだろうなぁ。

なんで今更こんなことを思い出そうとしているのだろう?と思ったら、
めちゃんこメンタルの調子がよろしくないからだ。
肩こりや偏頭痛で時々行って、いっつもすぐ効くはずの鍼と灸が、今回はあまり効かない。4ヶ月前なら効いてたのになぁー。
8月に悪化したから夏のせいだと思ってたけど、冬の気配が感じられるようになっても一向によくならない。秋、冬と日照時間がどんどん短くなっていくと、統計的にもあまりいいデータはないからなぁ。


この手の科(心療内科とか精神科とかのこころ系の科)って行くタイミングが難しい。
経験のない方は、歯医者で考えてもらうといいかも。

なんとなく歯に違和感あるし、たまに痛むけど、
数日で痛みがなくなることも過去にあったし、そうなったら虫歯じゃないし、まだ行く必要ないんじゃないか?
いやいや、でも、これが虫歯で悪化させたら神経抜くとか抜歯とか銀歯とかにする必要が出てくるしなぁ。それはさすがにイヤだしなぁ。
でも検診も高いんだよなぁ。
かといって悪化させるともっと高くつくしなぁ…。

…と云った感じで。

こころ系の病院の場合、受診料がそんなバカ高いことになることは珍しいかもしれないけど、問題は、お金ではなく、生命体のほう。
タイミング逃すと、悪化する可能性が高くなる。
基本的に脳の問題なのだろうけど、それがだんだん体の不調に変わってきて、体の不調が脳によくなかったりする。いわゆる負のスパイラルってやつ。
これに陥ってしまうと、(言いたくないけど、)行き着くとこまで行き着いてしまったら、(言いたくないけど、)自死する可能性だってある。
だから、ちゃんと、予防線張って、これあかんかも、っていう“〜〜かも”っていうタイミングで医療機関に連絡してみるのがいい、と云うのがボクのいまの持論。空振りでもいいとも思う。台風への備えが空振りでもいいって最近の風潮のように。プロに話すだけで自分のなかで勝手に新しく気付くこともあるかもしれないし。
(ちなみに「予約いっぱいなので2週間後になりますー」っていうパターンが多いらしいけど。)


やっぱり、最初に予約するときのハードルはやっぱり高いし、明確な線引きや基準があるわけでもないからこそ難しい。
でも行き過ぎると、体が動かなくなるからね。電話するだけの体力がなくなっちゃうからね。
仕事や学校辛くて行く体力・気力がなくて、ネットを使う体力しかないって人がもしこれ読んでいたら、参考までに……

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