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ソロキャンプがはじめられない。 〜ザックのリットル数の疑問〜

キャンプを趣味にする計画は、ただいま絶賛頓挫中。

7月に予定していたグループソロキャンは大雨で中止になり、お盆明けまで延期になった。そのせいもあり、急いでキャンプの準備を進めていた時の熱量が、完全に消え去ってしまった。

キャンプにも行けず、暑さでしんどい日々を過ごす中、たまたまアウトドア系バックパックを背負っている人を何人も見かけた時に、ふと疑問がよぎる。

『あの人のバックパック、
 たぶん40リットルくらいだろうな。

 でも、どう考えても、
 あれに2Lペットボトル、20本は入らないだろ。』

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ザックのリットル数って?

よく登山やキャンプや海外旅行で使うような大きなザックは60リットルなんて見かけるが、冷静になって考えてみると2Lペットボトルの水30本なんて入らないし、そんなもの担いで歩いたら、両肩脱臼してしまいそうだ。

気になったらすぐ調べる性格なので、急いで調べてみた。

調べるとなんてことはない。
小学校算数の内容を忘れてただけだった。
なんてことだ。恥ずかしい。

算数でやった10cmの立方体(10x10x10)の容積が1リットル。
つまり、バックパックのサイズ縦x横x高さで、容積を表しているだけ。

ちなみにここメーカーでは、ペレットと呼ばれる直径4mm程度の小さなビーズみたいな玉をどれくらい詰められるかで容積の計測をしているらしい。40リットルのビーズなら全然軽そうだ。

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普段「リットル」の単位を使うのが、ペットボトルなどの液体に使うことが多いせいか、『40リットルのバックパック』イコール『40リットルの水が入るバックパック』と勘違いしてしまっていた。水の密度とビーズじゃ全然重さ違うわ。


徒歩キャンプにはどれくらいのザックがいいのか?

徒歩キャンプの教科書的マンガとして読んでいる『ふたりソロキャンプ』
この4巻にはザックを選ぶ時の3つのポイントが描かれている。

ザック選びに必要な要素
1:容量
2:フィット感
3:見た目

マンガによると、
●一般的にキャンプで使われるザックは50〜70リットルのものが多い
●40リットル以下のザックだと、荷物選びが難しくハードルが高いらしい。

だが逆に、大きすぎるバックパックを買うと、スペースに余裕があるからと、余計にモノを詰めてしまい重くなって大変と行った声もネット上で見かける。

ちなみに主人公の厳のザックの中身はこんな感じ。結構多い。


徒歩キャンプなら、大きめバックパック1個で行く以外にも、中サイズのバックパックにキャリーカートで行く選択肢もある。

個人的には、欲しいテントが重量級なのもあり、キャリーカート案に傾いている。普段使いもできるような40リットル以下のザックを探してみようかと検討中。


さて、これからどうしよう。

現状、買ったものの未使用のキャンプ用品が多数クローゼットで眠っている。
ややミニマリスト気質の自分は、使われていないモノを見るたび、無駄な買い物をしてしまった時に似た罪悪感で胸がチクリと痛む。

友人キャンパーたちは、梅雨明け早々ガンガンキャンプして、連日素敵なキャンプ写真を送ってくれる。

そして、二言目には「次、何買う?」とキラキラしながら聞いてくる。
沼にハマったオートキャンパーって、際限なく買えちゃうからこわい。

いやむしろ自分は買い物は好きじゃないから、できるだけモノは買いたくないし、増やしたくないし、ていうか、キャンプに行きたいんですよ、とは言えない。

梅雨明けして暑すぎる夏に、暑さと湿度に弱い自分は完全にKOされてしまい、全然キャンプに行けない。やっぱり秋までおあづけかな。

ソロキャンプデビューできる日はいつになるのだろうか。

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峰村 佳(ねむ)
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