マガジンのカバー画像

俳句 作品一覧

2,411
俳句作品の一覧です 1句ずつ発表順にご覧いただけます
運営しているクリエイター

#記事

船たびよあんなところにおぼろ月

船たびよあんなところにおぼろ月

季語:おぼろづき( 三春 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
船旅、今ではすることも少なくなりました

八重桜世がながながとあかるいぞ

八重桜世がながながとあかるいぞ

季語▷やえざくら( 晩春 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
八重桜は、他の桜に遅れて4月の終わり頃に咲きます

子らのうたアレクサのうた春間近

子らのうたアレクサのうた春間近

季語▷はるまぢか( 晩冬 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
アレクサは、Amazonが開発したAIアシスタントです

さいげつをながめ見てこそ大枯野

さいげつをながめ見てこそ大枯野

季語▷かれの( 三冬 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
枯野は、枯れきった冬の野原のことです

AIが見つめている世雪降りだす

AIが見つめている世雪降りだす

季語▷ゆき( 晩冬 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
人工知能の研究は1950年代から続いているそうです

自動運転木の芽の道をまっすぐに

自動運転木の芽の道をまっすぐに

季語▷このめ( 三春 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
日本で今年、世界初の自動運転市販車が発売だそうです

ロボットがしゃべりだした日春隣

ロボットがしゃべりだした日春隣

季語▷はるとなり( 晩冬 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
会話や、議論めいたこともすでに可能なようです

白息を吐きつぎの代へつぎの世へ

白息を吐きつぎの代へつぎの世へ

季語▷しらいき( 三冬 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
白息は、寒さで吐く息が白くなることです

めでたさよあかい日の出の雑煮椀

めでたさよあかい日の出の雑煮椀

季語▷ぞうに( 新年 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
雑煮の椀も様々な種類があっておもしろいです

また一人鳩羽ばたかすはつもうで

また一人鳩羽ばたかすはつもうで

季語▷初詣( 新年 ) 現代俳句

俳句は余情をたのしむ文芸です
寺社の鳩、初鳩という新年の季語もあります

一人一人世にあらわれて初日の出

一人一人世にあらわれて初日の出

季語▷はつひので( 新年 ) 現代俳句

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

鐘が鳴ったり雪になったり大晦日

鐘が鳴ったり雪になったり大晦日

季語▷おおみそか( 暮 ) 現代俳句

今年も記事をご覧いただきありがとうございました
よいお年をお迎えください