見出し画像

3分読むだけで英語力アップ!【Blank Space / Taylor Swift】

Hey guys! 今回も英語を学べる楽曲をご紹介します!
今回は、テイラースウィフトの Blank Space を徹底解説します。

テイラーのアーティストとしての秀逸さが発揮されている楽曲であり、
下記がその魅力です。

メディアを風刺する歌詞
■比喩やダブルミーニングなどのレトリックが多用された歌詞
若者の恋愛観にマッチした歌詞

今回はこのBlank Spaceの歌詞を深堀り、英語・メタファー表現・歌詞の内容等をじっくり解説します。

曲の概要

画像1

不動の人気を誇る名曲

テイラー・スウィフトの5枚目のアルバム”1989”の収録曲で、彼女の楽曲の中でも特に人気な曲。リリース以降、数々の記録を残してきました。

■MVがVEVOの史上最高視聴回数を記録(2015年10月時点)
■YouTube再生回数25億回(2020年4月時点)
■Billboardのテイラーのヒット楽曲40選中3位
■全158曲の中で常に上位ランクイン

テイラーのファンではなくても、この曲だけは好き!という方が多いです。今回はこの曲の和訳歌詞の解説を紐解いていきます。

メディアに対する当てつけの曲!?

この曲がなぜこんなに評価されているのか?その要因の一つに、この楽曲を用いて「テイラーがメディアを巧妙に批判している」という背景があります。

テイラーといえば恋多き歌姫。これまで数多くの男性と交際してきました。
しかしその数の多さからメディアはテイラーを面白おかしく取り上げ、非難してきたという過去があります。その当てつけとして書いたのがこのBlank Space。

実はBlank SpaceというタイトルにはDouble meaning(二重の意味)があります。

■歌詞の中にある「元彼リスト」に登場する空欄のこと 
■空いたスペース、つまり「テイラーの空っぽな頭の中」

メディアはテイラーの男遊びを繰り返しているというイメージから、「頭が空っぽで、何も真剣に考えていない」をいう人物像を作り上げていきました。Shake It Offの歌詞の中にも ”I got nothing in my brain”(私の頭の中は空っぽ)という歌詞が登場しますね。

この曲はそのメディアのイメージを逆手にとり、自ら歌詞にすることで、痛烈にメディアを批判しています。こういった何かを風刺する作品を英語ではSatire(風刺、皮肉)と言います。

非常に難解な歌詞

さて、曲の歌詞ですが、比喩やレトリック、テイラーに関する専門知識などが散りばめられており、非常に難解です。ネイティブでも100%理解できない箇所が多いです。

私がわかる範囲で翻訳し、解説が必要な個所は下記に紹介しております。ぜひお楽しみください^^

ここから先は

7,069字 / 3画像
この記事のみ ¥ 200
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)