長野/戸隠神社~信州そばの美味しさに出会う最終日 last part
前回のつづき↓
2回目のファニーで迎える朝。
相変わらず私ひとり朝食なので、
とても静か。贅沢な朝だ。
チェックアウトもフロントに籠が置いてあって
そこにルームキーを入れておくだけ。
今日は白馬駅前から
特急バスに乗って長野駅へ。
この特急バスも信濃路フリーきっぷで
乗車できるのは太っ腹だと思う。
長野県は電車より
バスの方が交通網が充実してる。
電車で白馬駅~長野駅間は
3時間半ぐらいかかっちゃう。
特急バスは途中高速も乗ってくれるから
約1時間10分。
電車が好きな私もさすがにバス一択。
でも、世の中やっぱり車社会。
白馬村もほとんどの方…いや、みんな?
マイカーで来ていました。
昨日の白馬村~八方ゴンドラシャトルバスも
実は乗車したのは私ひとり。
公共交通機関が無くならない事を願いたい。
1時間なんてあっという間。
長野駅に到着。
一気に都会。
戸隠神社に向かうバスまで待ち一時間。
この間に、荷物をロッカーに預けて、
あるミッションをこなします。
それは… “駅弁をお取り置きしに行く”
長野駅って調べたところ、
改札外にお土産処はあるけど
駅弁を販売しているところがないんですよね。
駅直結のショッピングセンターMIDORIって
とこで駅弁買えるみたいなんだけど、
早朝は開いてない。
そこで、改札の駅係員さんに、
『駅弁のお取り置きしたいので
改札通していただけませんか?』とお願い。
『いいですよ。どうぞ』
『ありがとうございます!直ぐに戻ります!』
優しい駅員さんでよかった。
ミッション成功です。
どこの駅でもできるかは分かりません。
今回は戸隠神社からバスで戻ってきて
帰りの特急への乗車時間がすごくタイトで、
駅弁を買ってる時間がないこと。
さらに夕方だと駅弁が売り切れている場合
が多いことを踏まえての策でした。
このような事をする時は、
あらかじめ改札内の駅弁が買える売店の場所や
自分の買いたい駅弁をネットでリサーチして、
改札内での滞在時間は数分で済ませられるよう
に準備してから挑みましょう。
戸隠神社の参拝手順は
様々なサイトで紹介されているので
割愛します。
私は時間の関係で
戸隠奥社のみの参拝でした。
けっこうな距離を歩きます。
そして熊が出没する地域。
周りに人は居たけれど、
ひとりで行動していることを考え
熊よけ鈴を付けて歩きました。
ここは自分の目に映るもの全てに
息吹を感じる場所です。
お年を召した方も多くいましたが、
後半は階段が多く大変だと思います。
歩けるうちに1度は訪れてほしい場所かも。
ここのおみくじは一風変わっていて
社務所の方に自分の満年齢を伝えます。
そうすると奥に下がって
呪文のようなものを唱え
その方がおみくじを引いて渡してくれます。
ここには、おみくじを結ぶ場所はなく、
1年間の指南として持ち帰り、
時折読み返して我を見るのだそう。
私も大事に持って帰ってきました。
*********
これは写真で伝わるかどうか
分からないのですが、
行きと帰り、同じ道を辿っているのに、
なんだか趣(おもむき)が
違う感覚があったのです。
太陽の関係かなぁ?
でも、歩いている時に感じた感覚は
それだけじゃなかった気がする。
ここからは帰り道の写真をつらつら
並べてみます。
ここからは、振り返って撮影したもの
ただ一言。
来てよかった。
そう思いました。
とっても清々しい気分。
最後は蕎麦食べないと!(笑)
戸隠の周辺にはたくさん蕎麦屋があります。
マイカーで来てる人は
お店を選べる楽しみがあるかも。
私は、奥社入口にある
こちらでお蕎麦をいただきました。
戸隠の新そば絶対おいしいだろうなぁ。
食べたい…(笑)
蕎麦だんごに蕎麦ソフトを
乗せて食べたらめちゃ美味!
これ私、ハマる(笑)ってなかなか
ここまで食べに来れないけどね(汗)
それと、このそば処 奥社の茶屋
建築家 隈研吾氏の設計なんだって。
隈研吾と言えば、
しまなみ海道で最も感動した場所も
この方の設計だった。
今回の長野県。
思いもよらぬ連休に
あわてて行先を決めた旅だったけど、
しまなみ海道とリンクするシーンが
いくつかあってなんだか縁を感じたなぁ。
行った旅が新しい旅を導いてくれているみたい。
いい思い出がまたひとつ。
そうして、次の旅にまたバトンが渡っていく。
私の旅は私で繋がっていくんだね。
くろしお
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