SIer志望の就活生に入社前に知っておいて欲しいこと
今回はNTTデータや日立システムズ、野村総研などいわゆるSIer(システムインテグレータ)を志望している就活生、入社予定の学生に知っておいて欲しいことについて執筆しました
目次は下記の通りです!
SIerのビジネスモデルは「代理店」である
まずSIerには自社製品がありません。
システムインテグレータの名前の通り法人向けにシステムを組み合わせるサービスを提供することが主な業務となります
組み合わせるシステムはSalesforce、Microsoft、IBM、AWSなどのいわゆるソフトウェアベンダー言われる企業の製品です。これを顧客企業の業務に合わせてカスタマイズするのがSIerの役割になります
SIerが売っているものは下記の2つです
あくまで代理販売なので、基本的にはSIerと呼ばれる企業はどこも同じような製品を取り扱っているため差別化しにくく、学生から見ても「どこもやってること同じやな…」となります
どの会社も技術力が高いことをアピールしますが、実際明確な差はありませんし結局はエンジニア個人によります
就ただ就活では志望度を問われるものですし、細かく見ていくと各社の特徴はあります。次章では自分に合った企業を見極めるために注目すべき観点について書いていきます!
SIer各社の違いを見極める観点
各社の違いは下記の4つの観点で違いを見分けることができます。
自分の希望に合った会社を選びましょう
※SIerの分類だけ一段階層が上なので注意してください
■SIerの分類
SIerは一般的に下記のように分類されます。
「〇〇の観点からメーカー系の企業をみてます」と伝えると「メーカー系の中でもなぜ御社か?」という次の段階に進めるので便利です!
■アプリかインフラか
これは事業の割合についてです。アプリケーションであれば基本的にはソフトウェアが中心になりますが、インフラ事業の比率が高い会社はサーバーやWifiルーターなどモノを扱うことが特徴です
また、インフラの中でもネットワークだとプログラミングの機会はほとんどありません。インフラに強い会社ほどサーバールームなどを自社に持っていることが多く、働き方という観点だとリモートワークがしづらかったりします
ネットワークエンジニアの業務内容などは詳しくないので語れないのですが、興味ある人は調べてみてください!
■内販外販の比率
内販とは主にグループ企業向けの案件、外販はグループ企業以外の案件を指します。グループ企業向けであれば安定して案件を確保できる一方で、システム開発の工程のうち保守業務が多いなどの特徴があります
ある保険企業子会社SIerは親会社1社のみとの取引で8割が保守業務だったり、外販中心の企業では、営業でどれだけ案件が取れるかで業績が左右されますが、幅広い案件を扱っている傾向があります
中でも官公庁系の案件に携わりたいなど明確な希望がある方は案件を保有している企業は限られているので、会社HP等で確認しましょう
■強みとなる業務
企業ごとに開発業務の要件定義⇒設計⇒開発⇒保守など工程ごとに強みを持っている場合があります。自分が積極的に関わりたい工程を強みとしているかを見極めましょう
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以上が各社の違いを見極める観点です。
どの企業が当てはまるかは各社ホームページや中期経営計画、オープンワークなどの社員クチコミサイトを利用して調べてみてください
入社する企業よりも配属が重要
これまで書いてきた通りSIerは代理店ビジネスで様々なシステムを取り扱っているため、注力度合いは違いますがやっていることはどこも一緒です。(ベンダーの資格取得者数ランキングを見るとわかる)
もちろん案件は会社によって違いますが、新卒は選ぶ目も権利もないので考えても意味はないです笑
それよりも営業と技術どちらの配属でもどの部署に配属されるかによって関わる製品や身につく業界、業務知識が異なります。たいていの部署はインダストリー(業界)か製品で切り分けれられているので、当たりをつけて配属希望を出しましょう
例えば小売業界に特化して様々な製品を提案する営業や業界問わずSAPを導入するエンジニアなど、どの部署に入るかによって自分の専門性がある程度決まります
そしてSAPやMicrosoft、Salesforceなど各分野でシェアの大きい製品を扱っている経験や、高品質が求められる金融業界向けの部署にいた方が市場価値が高かったり転職時に年収が上がりやすかったりします
なので私はSIer就活の場合は就職先よりも配属までの間で人事に求められる結果を出し、配属希望を叶えることの方が大切だと考えています
ここでいう努力の対象は、内定者課題と研修です。
多くのSIerでは内定後に基本情報処理技術者試験の合格が課題として課されます
その他研修で課されるテストなど定量的に測れる部分は人事視点でも比較しやすいため確実に抑えましょう。また、研修中のグループワークなども手を抜かずに取り組んで下さい
基本情報処理技術者試験についてのnoteはこちら🔽
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