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「瓜を破(わ)る」が面白いという話
普段、漫画に課金したりしないのですが
つい買って最新話まで読んでしまったのがこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1687948094444-cTzuOewzRO.png?width=1200)
「破瓜」という単語で察する人もいるかもしれませんが、そういうシーンもあります。要はオトナ向け。
さて、こちらの漫画、
オムニバス形式で様々な登場人物の
ストーリーや背景に触れていくのですが、
テーマはまさに「多様性」
その「多様性」の解像度がめちゃくちゃ高いんです。
登場人物はこんな感じ。
控えめキレイめアラサー、でも実は処女
要領よく悩みなく生きてそうだけど実はノンセクシャルの男性
家庭、仕事、趣味。忙殺されながら「お母さん」であることに苦悩する女性
10年一緒に暮らした彼氏に家出されたアラフォーバリキャリ
将棋奨励会出身。全てを将棋にかけ、そして絶望した派遣社員男性
ルッキズムに毒された自称「ブス」の20代女性
などなど。
それぞれ他者から見たら、時折厄介で面倒くさい、癖のある人々です。
多様性と言われると、ついLGBTQだとか、
国籍の違いだとかを想像しがちですが
それだけに留まらない、確かに社会にいる人々の
内なる多様性・個性・醜さ・はたまた呪い…の様なものにフォーカスして、
それが解きほぐされていく過程や
雨降って地固まる様子を描いているのです。
私はひねくれているので、
「お涙頂戴」系の話は
けっ!綺麗ごと言いやがって!
という気持ちになるので苦手なのですが
そのような押しつけがましさが無いところも好感。
あ。アラサー処女に関しては、たまに
性的なシーンがあるので苦手な人は避けてください。
(私は尊い、かわいいと思って悶えながら読んでます)
もしよければこちらから。ステマじゃないですよ。無料試し読みもあります。
ではでは。いいマンガ体験があなたにもありますように。
お邪魔しました。
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